● Panel.cfg の記述について
パネルのカスタマイズを行うことによりとても快適なパネル表示を作ることができます。
内容をよく把握し自分にあったパネル構成を実現しましょう。
Panel.cfg の記述を工夫することにより1画面を3画面に引き伸ばしたときの2Dパネルがびろんと伸びてしまうことを修正したり、1画面x3で3画面にしているときの左右の画面位置の微調整を設定しておくことができます。
またミニパネルを作っておくことで快適な旅が実現できます。
● 便利な確認方法
Panel.cfg をテキストエディターで開いておき、FS2004は起動したままで、値を変更したら保存して同じ機体を選択すれば新しい設定で表示されます。
● Panel.cfg の記述説明
[Window Titles]
Window00=メイン パネル
Window01=MINIPANEL
[Window00]
file=panel_background_640.bmp
file_1024=panel_background_1024.bmp
size_mm=640
position=7 ←基本表示位置 0:左上 1:中上 2:右上 3:左中 4:真中 5:右中 6:左下 7:中下 8:右下 (window_pos が記述されている場合は無視される)
visible=1 ←1:初期状態で表示 0:初期状態で非表示
no_luminous=1
ident=MAIN_PANEL
windowsize_ratio=0.532 ←パネルの表示縮尺を設定する (window_size が記述されている場合は無視される)
window_size= 1.000, 0.630 ←パネルの横幅、高さ それぞれの縮尺率を設定する 1画面を3画面に引き伸ばしている場合は横幅を小さくする
window_pos= 0.000, 0.805 ←パネルの表示位置の設定 左上を 「0,0」
として 「横方向,縦方向」
gauge00=Cessna!ADF,545,86
gauge01=Cessna172!Airspeed,145,56
[Window01]
position=7 ←基本表示位置 0:左上 1:中上 2:右上 3:左中 4:真中 5:右中 6:左下 7:中下 8:右下 (window_pos が記述されている場合は無視される)
size_mm=631,100
windowsize_ratio=0.532 ←パネルの表示縮尺を設定する
window_size= 1.000, 0.188 ←パネルの横幅、高さ それぞれの縮尺率を設定する
window_pos= 0.000, 0.805 ←パネルの表示位置の設定 左上を「0,0」として 「横方向,縦方向」
child_3d=1 ←1:風景と同化してMINIPANELのみを触れない 0:風景と切り離されMINIPANELだけを移動や大きさ変更可能になる
background_color=0,0,0
ident=MINIPANEL
gauge00=Cessna172!Airspeed, 0, 1
gauge01=Cessna!Turn_Indicator, 102, 0
[Default View]
X=0
Y=0
SIZE_X=8192 ←風景の縦横大きさを設定する (2Dパネルがあると風景を画面の下まで伸ばしていないことが多い)
SIZE_Y=6144 ←SIZE_X=横幅 SIZE_Y=高さ 8192=1024
x 8 6144=768 x 8
//SIZE_X=8192 ←行の先頭に // を置くとコメント行になる
//SIZE_Y=2500 ←Yを2500とすることで画面下の方は風景がなくなり黒くなるが画面の大きさが小さくなるためフレームレートは良くなる
[Views]
VIEW_FORWARD_DIR=10.0, 0.0, 0.0 ←DIR は視点の位置を決める。設定は左から ピッチ、ロール、ヨー
//VIEW_FORWARD_RIGHT_DIR=10.0, 0.0, 46.0
VIEW_FORWARD_RIGHT_DIR=10.0, 0.0, 49.0 ←1画面x3の場合、右前方視界は45度だが、画面同士の隙間などを考慮し微調整する
VIEW_FORWARD_LEFT_DIR=10.0, 0.0, -49.0
//VIEW_FORWARD_DIR=3.0, 0.0, 0.0
//VIEW_FORWARD_ZOOM=0.75 ←ZOOM は初期の表示倍率。1画面x3の時にこれを変更した場合は左右画面のDIRの角度も変更必要。
[Color]
Day=255,255,255
Night=233,108,107
Luminous=201,64,64