第10期基礎訓練生に応募された皆さんへ 
2000/6/4

第10期基礎訓練生に応募された皆さん、PJA基礎訓練センターへようこそ。

基礎訓練センターの所長をしております、矢島と申します。私自身も第1期の基礎訓練生として入社し、一昨年の12月に定期操縦士免許を取得して、主に B767 で路線を飛んでいます。
基礎訓練センターには、OSCAR教官、ひーち教官と私の3人のスタッフがおりますが、全員が基礎訓練生の出身者です。haru 部長、umitengu さんをはじめとする乗員管理部の方々とともに、皆さんの訓練のお手伝いをするのが私たちの役目です。どうぞよろしくお願いします。

早速ですが、以下に訓練教程の補足的な説明をさせていただきます。なお、訓練は FS98デフォルトのセスナ182S ではなく182R RG で行います。もし FS6(MS Flightsimurator for Windows95)をお使いの方が居られましたら、その旨教室に書き込んで下さい。

訓練に取りかかる前に、まず「基礎訓練教程の説明・報告方法」のページをご覧ください。今後の訓練のおおよその流れがおわかりになると思います。修了報告の方法、期限、また必要な教材・その他ファイルのインストール方法が説明されています。

訓練を開始するためには、まず「基礎訓練教本」が必要です。このファイルは、アドービ・アクロバットリーダー用です。教本のダウンロードに先立ち、教材室のリンクからアドービ社のホームページへ行き、このプログラムをダウンロードし、インストールしておいてください。念のためアドレスをお知らせしておきます。

http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep.html

この後、訓練教本をダウンロードすれば、そのままブラウザ上で読めるようになります。訓練教本はA4版で21ページになりますが、印刷しておくことをお奨めします。

第1教程では、訓練教本の第5章までを読み、理解してください。実技の方は、地上滑走(タクシング)がきちんと出来るようになれば結構です。基礎訓練ADVを使用して、練習をされると良いでしょう。離陸については、上記の「基礎訓練教程の説明・報告方法」では、第1教程に入れていますが、教本では第6章で説明されていますので、第2教程の方に回してください。

第2教程では、教本の残りの部分を読み、実際に ADV を使用して練習してください。教本には、各バンクの90度旋回のように、ADV に含まれていない項目もいくつか載っています。ADV の成績に応じて、これらの課目も練習していただくと良いでしょう。なお、ADV を使用せずにご自分で練習される際には、速度計を必ず IAS 表示にしておいてください。メニューの「オプション」から「環境設定」−「計器」を選び、「指示大気速度で表示」にチェックを入れれば、 IAS(Instrumental Air Speed) で表示されるようになります。

ここまでの教程修了は、自己申告です。これで十分だと思われたら、申告をしてください。

これ以降の教程については、「基礎訓練教程の説明・報告方法」にあるとおりです。インストールあるいは訓練の途中で、何か分からないこと、解決できない問題が起こりましたら、ご遠慮なく「訓練センター教室」に書き込んでください。私たちばかりでなく、PJA の各部署におられる、様々の方々からもお答えがいただけると思います。また、訓練生同士の情報交換も、こちらをお使いください。

それでは、皆さん、楽しくやりましょう!

基礎訓練 ADV(8BTC11J) についての補足
今期から、第3教程までに使用される ADV が、作者である Flyer 前所長のご努力と、教官・訓練生の方々のご協力により、新しいバージョンとなりました。
改訂の内容は、主に訓練生の方々が教官の指示に反した操縦をした場合の、ADV の停止に関する対策ですが、今期から、試験の成績に一つでも 75点以下の項目があると、不合格となります。訓練の際には、どの科目でも平均して 75点以上が取れるよう練習しておいてください。

表紙に戻る。