第1教程の内容


  1. 座学

    教本1章から6章まで読んで理解する。 質問は指定のメッセージボードに行うこと。

     

  2. 実技

    基礎訓練ADVのタキシング、離陸までを訓練する。

【Flyer前所長のアドバイス】

タキシングのコツは、教本にある通りです。カーブの手前で減速、カーブに入ったら、少しパワーを加えます。 タクシウェーは、場所により、速度が出やすいところと、出難いところがあります。 パワーを常に調節して一定の速度を保つのがコツです。10Ktを超すとオーバースピードで警告されます。 警告を受けたらすぐにパワーを下げ、必要ならブレーキもかけて下さい。 オーバースピードを続けると、BTCのハンガー前まで、戻されます。 離陸時のエレベータトリムは、ADVであわせてあります。 ローテート(機首上げ)は、エレベータを引きすぎず(実機では、非常に重要です。 離陸時のストールは、命取りです。)昇降計がゼロからだんだん上がって行くようにするのがコツです。

 皆さん、一度1000FPMぐらいまでピッチアップして、エアスピードが下がってバタフライで泳いでいるような、 上昇姿勢になっていませんか?プロペラ機は、ジェット機のようには急上昇できません。 エアボーンしたら(浮き上がったら)、Vy速度(80-90Kt)になるまで待つことが必要です。 ここで我慢できずにエレベータを引きすぎると、頭上げ、頭下げがいつまでも続いて(FSの場合、 特にフレームレートが低い場合)、エレベータトリムで上昇姿勢を安定させることができません。 教官に機首を下げて、エアスピードを上げるように指示された時には、一旦、ほとんど水平で僅かに、 上昇する姿勢を取り、速度がついてから、750FPMになるようにピッチを調節して下さい。 そこでトリムを取ると、教官から、よ〜し、との掛け声がかかります。

 速度、80-90Kt、上昇率750FPMになるようにすることがコツです。 上昇姿勢でも、レベルフライトでも、トリムを取って手放しでヘッディング、高度維持をするようにすることが大事です。 これをマスターすれば、後は計器を見ながらチョイチョイと、修正すれば済みます。 車でも直進、一定速度で走る時には、別にハンドルを硬く握ったり、アクセルを踏んだりゆるめたりしないわけですが、 その状態を実現するのが、エレベータトリムです。 実機での操作はヨークを軽く握っていて、ヨークがひとりでに動くのを押さえる訳ですが、 それが長時間続く時にはトリムでその力がかからないように調節するのです。 この点FSの方が、力を抜くという操作ではなく、高度を確かめて調節するのでそれだけ難しい操作となります。

【矢島所長のアドバイス】


第1教程の報告方法


以下のような書式にてPJA基礎訓練生進捗報告ボードに投稿してください。

[氏 名]欄:登録された氏名を記入してください。
[E-mail]欄:登録したメールアドレスを記入してください。
[ID  ]欄:登録されたパイロット番号(例)T1010 を記入してください。 注)半角大文字です。
[Report]欄:以下のフォーマットで報告情報を記入してください。

 報告フォーマットは最初の1行目は、すべて半角大文字で、半角カンマ 「,」を区切り文字として、
最初は、訓練完了日を半角、西暦、2桁の月、日で記述、
その次は数字半角で、1 ←これ以外の文字はだめ。 として、それより後ろには文字を入れないでください。

1997/11/01,1

無効となる例
1997/11/1,1  1日は、01として記述すること。

 2行以降は、簡単な感想などを記入してもけっこうです。

 例
[氏 名]:haru
[E-mail]:GGC02371@niftyserve.or.jp
[ID  ]:T9999
[Report] の内容↓
 

1997/12/06,1 
INET第1期基礎訓練生の球磨野ぷー太郎です。 
第1教程終了しました。 


第1教程の報告期限


基礎訓練生登録日より1カ月以内

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