4.00■ハードウェア関連

4.01■MicrosoftのFlightSimulatorを快適にプレイするには、どの程度のCPU性能が必要?
4.02■106キーボードを使用していますが、キーの文字と実際の機能が一致しない。
4.03■ノートパソコンを使用しているのですが、説明書と実際のキー配列が異なってしまいます。
4.04■PC9821でジョイステックを使ってFS6をやりたい。
4.05■FS6でジョイステック設定のカストマイズをしたい。
4.06■CH VPPのWIN95への導入方法
4.07■CH VPPのスィッチ設定の変更案
4.08■CH Pro Throttleの導入体験談
4.09■CH Pro Throttleのボタン設定
4.10■CH ProthrottleとF16CSを繋いだ時のボタン設定
4.11■CH F16 Combatstick のボタン設定
4.12■TM F-16FLSCの導入方法

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4.01■MicrosoftのFlightSimulatorを快適にプレイするには、どの程度のCPU性能が必要?

自分の楽しみ方や、グラフィックアクセラレータの種類によって大きく
異なりますが、ある程度の快適さを得ようとすれば、一般的に486DX2/66
MHzが底辺のようです。FSの最大の表現力を引き出そうとすれば、際限な
くCPUパワーを必要とします。Pentium200MHzでも足りないかもしれません。
しかし、もちろん486DX2以下のCPUでも動作しますし、FSはそういうユー
ザーのために、速く動かせる工夫(表示する物体を少なくしたり、解像度
を落としたり)も出来るように設計されています。
(FS6では、最低要求仕様が486DX2/66MHzとなっています。)

FAEROP 12番会議室には、どの程度のマシンでFS6がどの程度早く動くかを
調査した結果がアップされています。参考にして下さい。
(「フレームレート調査 第二弾」というコメントツリーです。)

4.02■106キーボードを使用していますが、キーの文字と実際の機能が一致しない。

PC/AT互換機のキーボードには、キーの配列が異なるものがいくつかあり
ます。国産PC/AT互換機の多くはいわゆる「OADG106キーボード」(スペ
ースバーの左右に変換/無変換キーがあるもの)が添付されています。し
かし、FS5の作られたアメリカで使われているキーボードは「101キーボ
ード」と呼ばれるもので、これらでは記号類の配列が異なるのです。

101キーボードの"+"は、106キーボードでは"^"にあたります。最も手っ
取り早い解決方法は、これらの配列の違いを覚えてしまう、あるいはイ
ンスタントレタリングなどでキートップに書き込んでしまうことです。

4.03■ノートパソコンを使用しているのですが、説明書と実際のキー配列が異なってしまいます。

PC/ATのキーボードには様々な規格があるので一概には言えませんが、テ
ンキーと一般キーが重なっていることがトラブルの原因になりやすいと
思います。これはノート用のテンキーパッドか、フルサイズの外付けキ
ーボードを購入することです。専門のPCショップであれば外付けキーボ
ードは安価に入手出来ます。
また、特殊な解決方法としては、FS5用にキーボードの配列を変えるドラ
イバを使用する方法があります。
------------------------------------------------------------------------------
FPCUPRO ライブラリ4番
 327  HGE03535 93/11/30    4411  134 B FSKEY.LZH V0.10 TP220 FS KeyboardDriver
------------------------------------------------------------------------------

4.04■PC9821でジョイステックを使ってFS6をやりたい。

PC98シリーズでジョイスティックを使用するには二通りの方法がありま
す。

〇SOUND BLASTER等を使用する。
〇専用ジョイスティックカードを使用する。

[SOUND BLASTER等を使用する場合]

[FAEROP MES10 #02341 HiUeさんのコメント]--------------------
SideWinder 3D pro は発売当初、PC-9800 シリーズ上ではデジタル動作
が出来ず、アナログ動作のみでしたね。1996年11月1日に発売された 
SideWinderゲーム パッドに添付されたドライバを用いれば、PC-9800シ
リーズ上でも、SideWinder 3D pro のデジタル動作が出来るそうですね。
(ちなみに対応音源ボードは PC-9801-118、 Sound Blaster 16 for PC-
9800, Sound BlasterAWE32 for PC-9800 です。)

この新ドライバは、10月1日のSideWinderゲーム パッドの発表日には「
Microsoft のホームページからダウンロードできます。」となっていま
したが、実際にはダウンロードできず、11月6日に「年内にダウンロー
ド可能にする予定」と変更されました。(まだダウン出来ないようです。)

なお、ダウンロードしたドライバ・ソフトに関してはマイクロソフト株
式会社(以下MSKK)のサポートは受けられない、との注意書きがMSKKの
ホームページにあります。

[専用ジョイスティックカードを使用する場合]

以下のカードで動作したという報告があります。

 メーカー名:(株) アール・アンド・デー
 型 番   :WJOY-98
 商  品  名:98用ジョイスティックインターフェイスボード

Win95対応。

対応機種はPC9821Aシリーズ、Xシリーズ、及びPC9821Cb2、Cx2以前の
Canbeシリーズ。(尚、PC9821Cb3、Cx3以降のCanbeシリーズは未対応)

対応ジョイスティック

 マイクロソフト社: Side Winder, Side Winder3D Pro
 CH Products社   : Flightstick, Flightstick Pro, Virtual Pilot
 Thrust Master 社: PFCS , RCS
 トライコーポレーション社  : Strato Warrior , Sky Master
 その他PC/AT用のジョイスティック及びジョイパッド

4.05■FS6でジョイスティック設定のカストマイズをしたい。

FLTSIM95.CFG ファイルの [JOYSTICK] セクションを書き換えることで、
ボタンやジョイスティックを別の設定にカスタマイズすることができま
す。

この詳細な説明はFS6のREADME.TXTに書かれていますが、LIB-8に山口朋久
さんによる日本語訳がアップされていますので参考にして下さい。

-----------------------------------------------------------------------------
FFSのライブラリ8番
 62  KYH01151 97/09/04    8876  JOYSTICK.TXT ジョイスティックのカスタマイズ    (FS6)
-----------------------------------------------------------------------------

4.06■CH VPPのWIN95への導入方法

Windows95で使う場合は、Windows95のコントロールパネルを開き(「スタ
ート」→「設定」)、「ジョイスティック」をクリックし、「ジョイスティッ
クのプロパティ」を開きます。

「ジョイスティックの選択」の中の「CH Flightstick Pro」を選びます。
後は、「調整」をクリックし、ジョイスティックの調整を行なって下さい。

なお、CH社からは、バーチャルパイロット用のWin95ドライバーも公開さ
れています。このドライバーを使うと、バーチャルパイロットの全ての
ボタンを使うことが出来ます。(「CH Flightstick Pro」ですと、4つのボ
タンと1つの4WAYスイッチしか使えません)

VPPのドライバーの最新バージョンは1.3です。CHのホームページでダウ
ンロードできます。 1.2は、このフォーラムの7番ライブラリーの35番
CHVPP95.EXEです。

正しいドライバーが正常に組み込まれれば、Win95のコントロールパネル
の中のジョイスティックの選択枝にVirtual Pilot Pro が現れるはずで
す。そこでVPPを選んで、調整をすればOKなはずです。

4.07■CH VPPのスイッチ設定の変更案

[FAEROP MES10 #02502  Flyerさん のコメント]---------------------

CH Virtual Pilot Proのdefaultの設定が気に入らずFltsim95.cfgファ
イルの設定をReadme.txtを参考にして書き換えました。なるべく右手で
操作するものは、右ボタンに配置しました。

[仕様]
*右ハットスイッチ
↑:前視界
→:右視界
↓:後ろ視界
←:左視界

*左ハットスイッチ
↑:エレベータトリム(ノーズ・ダウン)
↓:エレベータトリム(ノーズ・アップ)
→:視界回転(右回り)
←:視界回転(左回り)

*左ボタン(左から1ー3)
1)ブレーキ、slewでのhold
2)オートパイロット(高度維持on/off)
3)オートパイロット(アプローチホールドon/off)

*右ボタン
1)ギアアップ
2)フラップ・リトラクト
3)フラップ・イクスラクト

右手で操作するものは(ギア、フラップ等)、なるべく右ボタンに配置
しました。また、エレベータトリムを左ハットスイッチで操作できるよ
うにしました。
エレベータトリムはかなり頻繁に操作するものですが、キーボードでは
どうもやり難いし、中立位置を出すためのトリムを動かすのは感じは出
るのですが耐久性が心配。と言うわけで、左ハットスイッチに割り当て
ました。実機でもyokeでリモコン操作できるものがあるそうなので、そ
のようにしました。左右前方、後方視界も左ボタンの視界回転で簡単に
選べます。これで大概のことは、キーボードを触らずにVPP だけで操作
可能となります。ただし、オートパイロットのマスタースイッチは、キ
ーボードでZキーを押さなければなりません。

[設定法]
FS6のフォルダにあるFltsim95.cfgのバックアップを作ります。
[JOYSTICK_00]の項目の中のLocked=0を1に変更します(こうしないと
defaultに戻ります)BUTTON_DOWN_EVENT_00=以降を削除して、下の例の
;Slew hold or apply brakes以降をコピーしてはりつけます。
くれぐれもバックアップを忘れずに。

---------------------------------------------------[JOYSTICK_00]
LOCKED=1
TYPE=45086
AXIS_FLAGS=15
AXIS_EVENT_00=65763
AXIS_SCALE_00=64
AXIS_NULL_00=48
AXIS_EVENT_01=65762
AXIS_SCALE_01=64
AXIS_NULL_01=48
AXIS_EVENT_02=65765
AXIS_SCALE_02=127
AXIS_NULL_02=48
AXIS_EVENT_03=65764
AXIS_SCALE_03=64
AXIS_NULL_03=48
--------------- ここから以下を切り取る ----------------
;Slew hold or apply brakes
BUTTON_DOWN_EVENT_00=65796
BUTTON_DOWN_REPEAT_00=1
;Extend flaps in increments
BUTTON_DOWN_EVENT_01=65758
;Autopilot altitude hold on/off
BUTTON_DOWN_EVENT_02=65726
;Retract flaps in increments
BUTTON_DOWN_EVENT_03=65759
;Autopilot approach hold on/off
BUTTON_DOWN_EVENT_04=65724
;Extend or retract landing gear
BUTTON_DOWN_EVENT_05=65570
;Look forward
BUTTON_DOWN_EVENT_32=65674
;Look right
BUTTON_DOWN_EVENT_34=65676
;Look back
BUTTON_DOWN_EVENT_36=65678
;Look left;
BUTTON_DOWN_EVENT_38=65680
;Nose down trim
BUTTON_DOWN_EVENT_06=65607
BUTTON_DOWN_REPEAT_06=6
;Nose up trim
BUTTON_DOWN_EVENT_07=65615
BUTTON_DOWN_REPEAT_07=6
Pan view left
BUTTON_DOWN_EVENT_08=65671
BUTTON_DOWN_REPEAT_08=4
;Pan view right
BUTTON_DOWN_EVENT_09=65672
BUTTON_DOWN_REPEAT_09=4
----------------------------------------------------------------

4.08■CH Pro Throttleの導入体験談

[FAEROP MES10 #02596  Tedさん のコメント]-----------------------

1.CH Pro Throttle 添付のフロッピの中身が違っていました。ラベルは
 ProThroでしたが中はFlightstick Proのもののようでした。購入した
 インターセプトに再度出向きフロッピーを変えてもらいました。
  その時に設定プログラムの使用方法を手取り足取り教えてもらいまし
 た。もっともボタン設定プログラムはCH社のHome Page にアップされ
 ていますのでそこからダウンロードできます。

2.Win95プリインストールPCでMS-DOSで再起動すると、マウスカーソルが
 出ませんでした。この会議室(FAEROP MES10)のアップを参考に、マウス
 ドライバーを持ってきました。
 
 次のトラブルはDOSを終わってWin95に戻る時に、ちょっと間違いをし
 DOSに行けなくなりました。これはDOSを終わった時に、exitでなくwin
 にしたのですが、DOSのプログラムがまだ走っています、というような
 メッセージのあと何かの初期設定が変わりましたのでwin から修正し
 て下さい、というようなメッセージが出て、DOSに行こうとしても強制
 的にwin95が立ち上がってしまうという現象です。

 その日は一旦あきらめ、次の日に恐る恐る同じ手順でやってみると何
 故かDOSが立ち上がりました。エラーメッセージは出ましたが。
 ということでDOSに行け、マウスのカーソルが出て、思う存分ボタンの
 設定ができるようになりました。

3.今は、まったく快調です。FS6 で思う存分楽しんでいます。皆さんも
  どうぞやってください。操縦にはスロットルは必要です、そしてボタ
  ン設定も自由にできるのは素晴らしいですよ。(^_^)

 Joystickのハットスイッチ、コックピットビュウの場合、前後は、切
  り替わりますが左右はパンニングになりますよね、(FS5.1の場合) こ
  れって結構使いにくいですね、ターニングポイントで瞬間に横を確認
  しまた前に戻したいですよね。ProThro があると自由に設定ができる
  ようになります。FS6の場合はProThroがなくてもJoystickの設定がで
  きるようになっていますが。

4.09■CH Pro Throttleのボタン設定

[FAEROP MES10 #02610  Tedさん のコメント]-----------------------

CH Pro Throttleは、ボタンの設定用のメモリーを1セット分持っていま
す。ボタンの設定は、DOSのプログラムです。デフォルトで10数ゲーム分
の設定がメモリーされています。そこから1つを選んでProThroのメモリ
ーに転送します。それだけです。デフォルトの10数ゲーム分の設定の中
にはFLTSIM5用もあります。また、当然、新しい設定もできます。

設定の方法は簡単です。新しいファイル名を登録し、あとはJoystick、
ProThroのボタンを押していくと、そのボタンの設定画面になります。
その画面に出てくるキーボード画面でそのボタンに割り当てたいキー操
作のキーをマウスカーソルでクリックしていくだけで設定ができていき
ます。

キーの設定は、キーを押した時、キーを離した時、それぞれで設定でき
ます。ただ、面倒なのは、DOSに下りなくてはいけないことです。
もっとも、FS6のFltsim95.cfg を書き換えるのに比べれば、ずっとやり
やすくなっています。

4.10■CH ProthrottleとF16CSを繋いだ時のボタン設定

[FAEROP MES10 #02738  Tedさん のコメント]-----------------------

WIN95のジョイスティックドライバーは、http://www.chproducts.comか
ら入手したF16 COMBAT STICK DRIVER FOR WIN95(CHCS95(1).exe)を使
います。

ProThroをつなぐ前にJoystickだけでFS6につなぐと、Win95のJoystickの
選択にF16CSが出てきて、それを選ぶと、F16CSのボタンはすべて設定さ
れたと思います。つまりFS6の設定は何もいじっていないことになります。

次にProThroとF16CSをつないだ場合です。こうするとF16CSのスロットル
は自動的に無効になり、ProThroがスロットルになります。

次にボタンの設定は、F16CS、ProThroともにProThro内部にあるメモリで
行うことになります。その設定は、ProThroに付いてきた純DOSのプログ
ラム(フロッピ)で行います。私の場合はこのフロッピが違うものでして、
使えませんでした。ラベルは正しかったですが。
でも心配は無用です。CH社のHome Pageにアップされています。

この純DOSプログラムを動かせば、F16CS、ProThroの各ボタンの設定が画
面に出てくるキーボードをマウスでクリックしていくだけで簡単にでき
ます。この設定は、ファイル名をつけて純DOSプログラムの中にいくつで
も保存できます。

使う時には、純DOSプログラムでファイルを呼び出し、それをProThroの
中のメモリに転送します、ProThro内のメモリには、1種類しか記憶させ
られませんが、電源を切っても保存されています。

キーボードレスで両手にレバー、フライトを楽しんでください。

4.11■CH F16 Combatstick のボタン設定

[FAEROP MES10 #02550  Tedさん のコメント]-----------------------

FS6で、Joystickの設定を行いました。CH F16 Combatstickです。Win95
用のドライバをインスト、Win95のjoystickはCH F16 Conbatstickを選択
しています。

fltsim95.cfgは、TYPE=45102 になっています。ボタンの番号は次のよう
になっています、試行錯誤でみつけました。

右上ハット
     32
38 --|-- 34
     36

左下ハット
     06
08 --|-- 09
     07

左上ボタン05

右下ボタン02

親指ボタン01

小指ボタン03

トリガー00

右側面ボタン04

4.12■TM F-16FLSC 導入方法

FS6からThrustMastr F-16FLCSを利用する方法ですが、

1. OptionsメニューのPreferencesで、Controlsを選択してJoystick 
  OnのチェックをONにし、Calibrateを実行するとWin95のコントロ
  ールパネルのジョイスティックが呼び出されます。

2. ここでは、<ユーザー設定>の3軸2もしくは4ボタンを選んで下さ
  い。



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