Synthetic シーナリとの関係

先に Synthetic シーナリについてちょっとだけ説明しました。 シーナリの地表面の属性は Synthetic シーナリによってきまります。 ここで特に重要なのは高度です。

地表面の高度は Synthetic シーナリによってきまるので、 オブジェクトはこの高度にあわせて作ってやらなければなりません。 もっとも良い方法は RefPoint の type を 7 にする方法です。 この方法では RefPoint はシーナリの地表の高さに合わされます。 ですから、この点をオブジェクトの底面として使えば良いのです。

ところで、もし高度の異なる Synth ブロックが隣接している場合は どうなるのでしょうか? A というブロックが高度 100ft で、 B というブロックが高度 500ft だった場合、A のブロックにいるときに B のブロックは山に見えるのでしょうか?

実はそうではありません。A のブロックに機体がある場合、すべての地表面は 平面に見えます。つまり B のブロックも 100ft に見えます。ですから 山には見えません。そして A から B へ移動した瞬間、すべての地表面の 高度が 500ft にせりあがってきます。

もし、A のブロックで高度 300ft で飛行しており、そのまま B のブロック に入ると、境界をまたいだ途端に地面がせりあがってきて地面に激突 してしまうのです!

先程、RefPoint の type を 7 にするといいましたが、 もし type を 2 にして絶対高度で指定すると、隣のブロックに あるオブジェクトが浮いたり、地面にめり込んで見えてしまいます。


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