World Wide Guide to FS Scenery Design 日本語版 | コンパイラの選択


BGLCOMP (BGLTOOLS の一部)

1994年7月 に最初に一般に公開されたとき、BGLCOMPはヴィジュアルシーナリのほぼ完全な 作成とカスタマイズを可能にした最初のコンパイラとして新天地を開拓しました。 作者の Hiroo Umeno は最近はリリースを行っておらず、現在他のコンパイラと比較すると、 彼の先進的な仕事は時代遅れ不完全なものになり、プログラマでないものには非常に 威嚇的に見えるかもしれません。

BGLCOMP は Navaid オブジェクト(VOR, ILS, NDB, IMO) を取り扱えないので、 いくらかのデザイナこれらオブジェクトを作成するのに BGLGEN を使い、ヴィジュアル シーナリを作るのに BGLCOMP を使いました。

Umeno は BGLCOMP を、彼がBGLTOOLS と呼んだ より大きなフリーウェアのセットの一部としてリリースしました。

BGLTOOLS に付属する非常に有用な小さなユーティリティは BMP2R8です。これは、Paint や Paintbrush などで作成されるような、 Windows の標準ビットマップ(.bmp)ファイルを Flight Simulator で仕様される .R8 テクスチャファイルに変換します。その他に、二つの FS .PAL(パレット)ファイルを 一つにまとめる MERGEPAL, Flight Simulator の .PAL ファイルを JASC-PAL フォーマット に変換する PALCONV ユーティリティが含まれています。

BGLCOMPコンパイラのドキュメントは非常に限定されています。 イントロダクションで Umeno は、"ソフトウェアのすべての機能のドキュメントを 作成することに関して怠け者である"、またいくらかの情報が一般公開には "機密を解いていない" ため、ドキュメントが部分的であるといっています。 (シーナリを)解読する初期の時期、訴訟の恐れがありました。

今でも BGLCOMP を使うシーナリ作者がいます。概して、彼らはそれに慣れており、 より最近リリースされたコンパイラで同じ学習曲線を体験することを望まないからです。 または、彼らは他のシーナリ作者のテクニックを学習したいと思っており、 それはBGL2BGS逆コンパイラの使用に頼っているからです。 (他のフル機能のコンパイラ用の、同様の逆コンパイラがまだリリースされていません)

ドキュメント: 限定されており、プログラマ向け
作者: Hiroo Umeno サンディエゴ、カリフォルニア
配布: フリーウェア、非商用利用に限る
完成したシーナリファイルの条件: BGLCOMP で作成された ファイルは金銭的利益のために販売したり使用してはならない
最新バージョン: 0.3e
配布ファイルの圧縮サイズ: 135 KB
開発状態: すでにサポートされていない


BGLTOOLS.ZIP:


Last updated 8 June 1996 by Gene Kraybill. All rights reserved.
日本語訳: 村上 卓弥