1 月 22 日

ポートモレスビー - ニューカレドニア

ポートモレスビーに一泊したかずちゃんたちは翌朝次の目的地ニューカレドニアに向かうことにしました。先日のパラオでも感じたのですが、FS2000のデフォルトの海は東京近郊ではなかなかリアルなのですが、南洋の海にしてはちょっと色が暗いかなという感じで、サンゴの海というイメージが湧きません。そこで、Gerrit Kranenbarg氏のFS2000 waved watersurfice (wavedv2.zip)をこの旅から使ってみることにしました。FS98のアドオンほど鮮やかな水色という感じにはなりませんし、30000フィート以上の高空からだと遠方でのタイルの繋ぎ目がやや不自然になるという欠点もありますが、低高度での南洋の海はそれなりにきれいです。しばらくこれで旅を続けてみることにしましょう。

朝0730、南洋の朝は早くすでに陽は高く昇っています。ニューカレドニアまでは1335.0マイル、予想使用燃料は463.9ガロンと表示されています。途中島はほとんどありませんが、いつも通りでいけば悠々到達できるでしょう。いつものようにコパイのピアちゃんとチェックリストを読みあわせながらエンジンをスタートします。今日の天気は雲一つない快晴、風もほとんどありません。0738、愛機はRWY14Rから南の空へエアボーンしました。

ポートモレスビーを飛び立つ

心地よいエンジン音とともに機はぐんぐん上昇していきます。左手にスタンレー山脈を見ながらニューカレドニアに向け機首を方位116度に向けます。今日も長距離飛行なので巡航高度はFL310に設定します。

長々と横たわるニューギニア島も終わりを告げ、ここからは1000マイル近く洋上飛行が続きます。雲もわずかで、大海原をのんびり眺めながらのフライトです。GPSに乗っかって、ちょっと退屈なフライト。後ろのキャビンではふじ子ちゃんとピアスちゃんがニューカレドニアで着る水着を試着したりしています。うー、鼻血が。(笑)

大海原を行く。

7時半過ぎに離陸して4時間以上。そろそろお腹が空いたなというころ、前方にぼんやりと島影が見えてきました。あれが目指すニューカレドニアです。

グランド・テール島を目指す

機はGPSに従い軽い右旋回でニューカレドニアの首都ヌーメアを目指します。ここからはクマック、ネプイと地方空港をつないで、トントゥータ国際空港へ入ります。燃料はまだ余裕があるようです。

グランド・テール島上空

グランド・テール島を縦断するように機は島の南端に近いヌメアを目指します。FS2000ではタイルに高度差情報が書き込まれているので、FS98の様にいきなり高度が変わるということはなく、上の写真のようなとてもリアルな風景が楽しめます。いよいよヌメアのVOR112.90MHzを受信しました。風は37度から3ノット、視程は10マイルと良好ですので、RWY11へダイレクトインすることにしました。

トントゥータへのアプローチ

目的地まで80マイルのところでエンジンをアイドルに戻し、降下を始めます。次第に陸地が近づいてくると今回からインストールした海のテキスチャを眺めてみましょう。おぉ、波の様子が見えてとってもリアル!デフォルトよりやや青みがかっていて南洋のきれいな海をイメージさせてくれます。んー、これは正解。

ILS109.90MHzに乗っかって、ゆったりとアプローチします。熱帯雨林の中正面に滑走路が見えてきました。PAPIは赤白です。風もなくじつにスムーズに機はニューカレドニアの地を踏みました。

トントゥータ空港にて

1311 小型機用スポットに停止です。ヌメアには2つの空港があります。国際線用のトントゥータは市街地から一時間ほど西側にあり、市街地の近くには国内線様のマジェンタ空港があります。ここは国際線ですので、前方にはAOMのDC-10やAir CaledonieのB737も翼を休めています。飛行時間は5時間41分、使用燃料は452ガロンでした。

今日はヌメアで一泊です。市街地のすぐ傍にはアンスヴァタという美しい海岸があります。午後はのんびりと3人で日光浴♪ どこまでも青い空、透き通ったコバルトブルーの海、白い砂浜。。。もう最高♪ 先を急ぐのは止め、明日はニューカレドニアの離島を回ってみることにします。

アンスヴァタでのんびりする3人

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なお、AOMのDC-10はBaard I Oestergaard氏の作品です。またAir CaledonieのB737はSoulis Moutsos氏のそれぞれ作品です。素晴らしい作品を有難うございました。

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