1 月 30 日

ニューカレドニア - フィジー

ニューカレドニアの首都ヌメアで楽しい2日間を過ごしたかずちゃん一行は次の目的地をフィジーに決めました。ヌメアからフィジーの首都ナンディまではAir Caledoniaの定期便も飛んでおり、ジェットでは1時間10分ほどの距離です。もちろんもっと遠くの島までも飛べるのですが、せっかくの美女2人との南洋の旅、急ぐ手はありません。(^^) のんびり行きましょう。

ところが今朝のヌメアは昨日と一転、雷が鳴り渡る悪天候です。朝8時に空港に来たのですが、雨は降っていないものの上空は黒い雲に覆われ、時折雷鳴がとどろいています。

雷の鳴るマジェンタ空港にて

いつものように燃料は満タンとし、RWY35に向けてタキシングを開始します。時折聞こえる雷鳴にふじ子ちゃんはキャーキャー言ってはしゃいでいます。0807離陸、今日の巡航高度はFL240を予定しています。雲を抜け愛機はぐんぐん上昇を続けます。

ヌメアの街を後にする

10000フィートほどで雲を抜けました。上空に広がる青空の中をGPSに切り替え、機は一路フィジーを目指します。24000フィートでレベルオフ。さほど風もなく雲海を下に眺めながらののんびりしたクルーズです。

雲海を眺めながら

昨日訪れたマレ島の上空を通過するともうフィジーの本島ヴィチレヴ島までは途中に島はないようです。ふじ子ちゃんの入れてくれたコーヒーを飲みながら、コパイのピアちゃんと昨日のヌメアの話に花が咲きます。フライトすること3時間あまり、前方に島影が見えてきました。あれがヴィチレヴ島です。

ヴィチレヴ島をインサイト。

GPSはナンディ国際空港の南西にあるNDB(MOMI)を経由してRWY02へのダイレクトインが入力されています。空港まで70マイルで降下を開始、ATISはありませんので、当初の予定通りRWY02へダイレクトでアプローチをかけることにします。

雲に覆われたナンディ空港へのアプローチ

厚い雲を抜けるまで多少機体は揺れます。高度3000でランウェイをインサイトしました。ILSに乗って減速しながらファイナルアプローチ。機はスムーズにRWY02に着地しました。駐機場は反対側になりますので、減速はせずにそのまま滑走路の反対側までタキシングします。ん?このパラパラ言う音は?そう、なんとこの旅初の雨です。雨粒がフロントガラスに当たって流れていくのがまた何とも言えずリアルです。右に管制塔と駐機場が見えてきました。Air PacificのB747やB737が翼を休めているのも見えます。

ナンディ空港に到着

11時12分、愛機はスポットインしました。フィジーはあいにくの雨で、周囲の山々も低く垂れこめた雲にかすんでいます。天候が回復すればフィジーの観光もしてみたいのですが、こればかりはお天気次第。どうもこの時期はフィジーの雨期にあたるようで、ちょっと天気が気掛かりです。

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なお、Air PacificのB737-700とB747-200はいずれもNathan Berry氏の作品です。素晴らしい作品を有難うございました。

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