4月 22日

ブエノスアイレス - サンパウロ

喜望峰への旅を進めているかずちゃん一行に嬉しい連絡が入りました。ちょうどロシアからアフリカを回ってきたT.Kさんの一行が西廻りで南米大陸に入ったのでぜひお会いしたいとのことです!東京を離れて既に4ヶ月。日本の正反対のこの地で同じ旅人に会えるのは、前回ダラスでNickさんとご一緒して以来の楽しみなことです。そしてこの旅を応援してくれているyoshi35000ftさんも急遽応援に駆けつけてくれることになりました。

お二人とはブラジルのサンパウロで合流し、リオデジャネイロまでご一緒にフライトする約束になっています。そこでかずちゃんはブエノスアイレスからサンパウロへ向かい、上空で合流してリオへ向かうことにしました。

ブエノスアイレスを出発

朝8時、今日のブエノスアイレスはやや雲に覆われています。風は145度から14ノット。お友達に会える楽しみに心がはやりますが、燃料を満タンに積み込み、確実にチェックリストを完了させ、いよいよ東の空に向けてテイクオフです。

市街地上空

今日の予定巡航高度は12000フィートです。ブエノスアイレスの市街をぐるっと回って別れを告げると機首を北東へ向けます。ラプラタ川を越えウルグアイに入り、さらにブラジルへと大西洋岸を北上の経路です。

ウルグアイの湿地帯を行く

ウルグアイのこの辺りはラプラタ川流域の湿地帯のようで多数の沼を見ることが出来ます。すっかり雲も切れ、快適な有視界飛行を続けます。

フロリアノポリス上空

9時半過ぎ、どうもウルグアイとブラジルの国境を越えたようです。やがて右手には雲の合間に再び大西洋が見えてきました。GPSから地図を確認すると、この辺りはフロリアノポリスという街のようです。ここからは海越えで一路サンパウロへ向かいます。

サントスの街並みを望む

下界の雲も切れ、前方にぼんやりと街並みが見えてきました。あれはサントスの街並みでしょう。コーヒーの積み出し港としても有名です。さぁ、あとわずかでお友達に会えます!

サンパウロ空港に接近

無線機のスイッチを入れ、あらかじめ打ち合わせておいた周波数で呼びかけてみます。『こちらかずちゃん号、ようやくサンパウロ上空に到着しました。どうも遅くなりまして。』もうお二人ともサンパウロに到着されてお待ちのようでした。T.K機長と久美子ちゃんの明るい声が入感します。『こんにちは、初めまして!』上空を低高度で通過すると、何回もWEBで拝見していたあの特徴あるYS、そしてyoshi35000ftさんが乗ってこられたきれいなパープルのATR42が並んで停まっているのが見えます。

『大変お待たせしました。それじゃぁ上空で合流して、ご一緒にリオまでフライトしましょう。』

さぁ、いよいよブラジルマルチの始まりです♪

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