2月 26 日

タヒチ周遊ツアー(2)

    ---ランギロア環礁へ

タヒチの外れの島ボラボラ島のホテルで物憂い朝を迎えたかずちゃん一行。今日はゆっくりとボラボラ島を観光して回りましょう。ボラボラ島はリーフで囲まれた島、観光といえば何と言ってもその碧い海でしょう。3人は水着に着替え、早速ヨットでラグーンをクルージングします。

ボラボラ島の碧くすんだラグーン

どこまでも青く澄んだ空、そしてリーフに囲まれた紺碧の海。。。ヨットの上でピアスちゃんとふじ子ちゃんの二人の美女はまばゆいビキニ姿でのんびりと遠くを眺めています。

熱帯の太陽が少し西に傾いてきました。そろそろ次の目的地へ向かいましょう。16時頃、空港に戻った3人は、ランギロア環礁へ向けての出発準備を始めます。ここからランギロアまでは252.4マイル、1時間半ほどで着くでしょう。おりしも上空には真っ黒い雲がかかって、遠くから雷鳴も聞こえてきました。熱帯特有のスコールのようです。エンジンをスタートさせると、1638愛機はボラボラ島をあとにしました。

稲光を見ながら出発

右手にボラボラ空港を見ながら上昇

急速に近づく真っ黒い雲を避けるように機は右旋回で東へ向けて進路をとり、上昇を続けます。高度16000フィートほどで低層の雲の上にでましたのでレベルオフ、GPSにしたがってランギロアへ向かいます。

30分ほど飛ぶともう急速に雲が切れて来ました。下界は再び真っ青な海原が広がっています。ほどなくランギロアのVOR112.30MHzをキャッチ、下降を開始します。

上空から見た本物のランギロア環礁

前方に細く伸びた島影が見えてきました。あれがランギロア環礁です。本物より海の色がくすんでいるのが残念です。FS2002に期待? ランギロアにもATISがありません。上空から眺めてもみたかったので、一旦空港上空を高度5000で通過後Base turnでRWY27にアプローチとします。

ランギロア環礁上空

右旋回でファイナルレグに入ります。こういうときにマルチモニタで右側の視野が確保されていると本当に便利です。さぁ、目的地はもう目の前です。

ランギロアへのファイナルアプローチ

PAPIはありませんので、全くのビジュアルだけで慎重に高度を下げていきます。風もなく、きれいにセンターラインにタッチダウンです。

エアータヒチのATR42の脇に

滑走路半分ほどで機体は余裕で減速し、そのまま左側の芝でできた駐機スペースへ向かいます。パペーテから飛んできたエアータヒチのATR42の脇に駐機させました。到着時刻は1753、飛行時間は1時間23分、使用燃料は120ガロンでした。

6時近くですがまだ陽は高いようです。今日はそのままホテルに宿泊。翌日は再びランギロアの碧い海を目一杯満喫です。本当にタヒチって素晴らしい!

ランギロア島の海に面したコテージ

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なお、エアータヒチのATR42はJan Visser氏の作品です。またボラボラ島およびランギロア環礁の素晴らしい写真はタヒチ観光局の公式紹介ページから転載させていただいたものです。素晴らしい作品を有難うございました。

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