子供のころからの夢だったパイロット。
視力が悪くて、その夢はかないませんでしたが、大空への憧れは中年に
なった今でも持ち続けていました。

そんな私に大空へ羽ばたく機会が巡ってきました。
私の職場でSEをやっていた元の同僚が、NTTを退職してなんとGuamの
遊覧飛行を行なう会社に転職したのです。ここの会社は体験操縦という
プログラムを持っていまして私のようなまったくの素人でも、キャプテン席
(左側の操縦席)に座って、教官に指導してもらいながら、実際のセスナを
操縦させてもらえるのです!

私が飛行機好きなことを知っていたこの同僚の川上さんから、
「Guamで一緒に飛んで見ませんか?」とお誘いを受けたのは今年の2月。
居ても立ってもいられず、ゴールデンウィークのお休みを利用して、
4月27日私はGuamに向けて飛び立ったのでした。
機長席に座り御満悦の私。
まさに夢が叶ったって顔してますな。(笑

本当ですとまずビデオなどで飛行機の原理や
簡単な計器の見方などの指導を受けてから
乗り込むらしいのですが、私の場合趣味の
フライトシム(コンピュータ上でフライトを
シミュレーションするゲーム)歴が長く(24年!)
飛行の原理や計器の読み方なども大体わかる
ということで、すぐにフライトと相成りました。
いやぁ、この2日間は夢のような体験でした。
パイロットになって大空を舞うという体験をさせていただいた
トレンドベクターの川上さんと、下手くそな操縦に付き合って
頂いた茂手木パイロットに心から感謝します。

みなさんもグアムで、大空を飛んでみませんか?
本当に日常の疲れを忘れ、素晴らしいひと時を過ごすことができますよ。

お問い合わせはこちら。
社員のみなさんもとっても親切だし、機体もピカピカの飛行機だし、
本当に病み付きになります。トレンドベクターのみなさん、本当に有難うございました。

http://www.trendvector.com/index.html
2日目は1時間半ほどのフライトでした。
高度も4000まで上がったし、夕日も見たし、
ナイトフライトも楽しんだし。
茂手木パイロットのローパスなんかの見事な
操縦も見せてもらい、本当に堪能した2日間でした。

ハンガーに戻り、茂手木パイロットと談笑する私。
なんとフライト2回目にして今日は夜間着陸。
しかも茂手木パイロットが「もう一回行きますか?」
と水を向けてくれるので、調子に乗ってタッチアンドゴーを
3回もさせてもらってしまいました。(^^)v

最後の一回は他のセスナが一機とコンチネンタルの737が
近づいていて、待たせてるってことで、茂手木パイロットが
「ちょっとスティープターンで行きますね」って言いながら
グイーンって急旋回して、わずかな距離で見事に
ランディング。プロの腕前を見せてもらったのでした。さすが。
アプラ湾の上空4000フィートにて。
夕日に染まるグアムの町並みは、もうそれはこの世の
ものとは思えない美しさです。
この景色は実際に飛んでみないと味わえない世界です。


いよいよ今日のフライトのハイライト、サンセットです。
(カメラが悪くて今ひとつきれいじゃないんで、川上パイロットが
一眼レフで撮ってくれた写真と近々入れ替えますね)
翌日は夕方6時前に、6L滑走路を離陸、
昨日に比べると風もなく安定したフライトです。
この日は夕暮れまでの間にGuam島を一周しましょう
という茂手木パイロットの言葉で、まず島の北部、最先端へ。
島の北側にはヘンダーソン基地というアメリカ軍の大きな
基地があって、B52とかステルス戦闘機などを上空から眺
めます。いいのか?って感じ。(^^)

島の最北端から左旋回して、島の西側を南に向かいます。
西の空にちょっと雲が出ているので、「少し高度を上げて
みましょうか」という茂手木パイロットの言葉に従い
高度4000フィートまで上昇します。

夕日を浴びながら御満悦の私。
上空4000フィートにて。
タモン湾とホテル群を右手に見ながら恋人岬に向かう。
本人は御満悦であったが、下から眺めていた家内の話では
「なんかあなたの飛行機、すごくふらふらしてたわよ」

ふん、大きなお世話だい!(^^)

この日は一度6Lへタッチアンドゴーをさせてもらった後に
着陸。飛行時間は約1時間弱でした。

翌日、すっかりはまった私は、再び茂手木パイロット、川上
パイロットと共にサンセットを大空から眺めるべく、グアムの
空に飛び立ったのでした。
Guamの上空1500フィートでレベルオフ(水平飛行)。
見事なまでに晴れ渡った青空の中を、茂手木パイロットの
指導で、自由に気ままに飛び回ります。
これぞ私の夢だった一瞬。至福のひと時です。(^^)

Guamの海岸線に沿って1500フィートでの巡航を
続けます。初日は離陸後、右旋回して島の南部ココス島
まで向かいます。途中左下方には小野田さんのいた
タロフォフォの滝なども見ることができました。
ハンガー(格納庫)の前で、フライト前に記念写真。
左側が元同僚の川上さん、私の右側が今回教官と
してコパイ席で指導してくださった茂手木パイロット。
ちなみに川上さんもちゃんとパイロットの資格をお持
ちです。現在教官としての資格を勉強中とのことで、
今回は教官のライセンスを持っている茂手木パイロッ
トが私の右側に座り、川上パイロットは後ろからカメラ
マンをしてくださったのでした。(^^)v
 このページには2005.5.1以来 のアクセスがありました。
今回お世話になったのは
トレンドベクターアビエーションという会社です。
フライトはグアムのアガナ国際空港で行なわれました。
ここは国際線用の6Lと、短い平行滑走路の6Rの
2本の滑走路があるのですが、たまたまこの日は
6Rが補修中とのことでセスナも含めすべての飛行機
は6Lの滑走路を使いました。ということで私もリゾッ
チャのジャンボやコンチネンタルの767などとまったく
同じ滑走路を離陸することになりました。
マニアしかわからないんだけど(笑)、
これは相当感動もの。

6L滑走路に入り、離陸直前の様子。
スロットルを一気に入れて、テイクオフの瞬間!
セスナ体験操縦 in Guam