■ボーイング・インデックス

ボーイング社 は、自社の初めてのジェット旅客機に 707 と命名すると、開発順に 10 番区切りで増やしていくと言う命名法で現在 777 までが就航しています。
 707 ボーイング社初のジェット機( 4 発)、胴体短縮型は 720
 717 マクダネル・ダグラス社との合併時に引き継いだ開発中の MD-95
 727 707 に続いて製作された中・短距離用の 3 発ジェット機
 737 短距離の市場を狙って製作された双発ジェット機
 747 「ジャンボ」の愛称で知られる超大型ジェット機
 757 727 の買換え需要を想定して製作されたナローボディ機
 767 757 と同時期に製作製作された一回り大きなセミワイドボディ機
 777 767 と 747 の間の穴を埋めるため製作された大型双発ジェット機
 787 ローンチが決定したばかりの 767 クラスの双発ジェット機
 C−17 マクダネル・ダグラス社が合併前に開発した軍用輸送機です。
また、コンコルドの対抗馬として計画された 2707 やエアバス A380 に別のアプローチで対抗したソニック・クルーザーは陽の目を見ませんでした。
各タイプの派生型に対しては、717-200 のようにダッシュではさむ 100 番単位の付番や  767-300ER のように長距離型に ER を追加するような基本形をとっています。

707

707-320

史上初のジェット旅客機の称号こそ英国のコメットに譲ったものの、民間型だけで 967 機が生産されたベストセラーがボーイング 707 です。初期型の 707-320 は胴体・エンジンなどを改良し、ジェット時代の幕開けを告げるのにふさわしいものになりました。
機種名
707−320
全長
lllllllll 44m
客席数
lllllllll 195席

▲Boeing 707-320
  Cockpit Front View

▲Boeing 707-320 American
 
707-320
  [AIR 2k2] he707v1.zip(機体本体)
  [AIRrep 2k2] g70732aa.zip(機体リペイント)
  [PNL 2k2] real707.zip(パネル)

717

717-200

かつては旅客機の名門メーカーだったダグラス社もボーイング社に吸収されました。そのダグラス旅客機の血筋を引いた最後の作品がこの 717-200 です。旧マクダネル・ダグラスのMD-95として開発が進められていましたが会社の吸収により、対外的に使用していなかった 707 の軍用型のナンバーである ボーイング 717 の名称が与えられました。
機種名
717−200
全長
llllll 28m
客席数
llllll 104-124席

▲Boeing 717-200
  Cockpit View

▲Boieng 717-200 LAN
 
717-200
  [AIR 2k4] b717lan.zip(機体本体)

727

727-100/-200

ボーイングは来るジェット機の時代を予見して 707 の就役以前から中・短距離用の検討を進め、3 発の 100〜130 席程度の旅客機として 727-100 を開発しました。胴体はすでに就航していた 707 のコンポーネントを流用しましたが、新設計の主翼・尾翼等にはスピード感にあふれるデザインが採用されました。一方、離着陸時の安定を図るための高揚力装置などにも気が配られました。
その後すぐ機体を延長した -200 型が発表されると増加する旅客需要にマッチした機体としてベストセラーに成長しました。ボーイング 727 は 1,832 機が生産され、ジェット旅客機としては空前のベストセラー機となった中・短距離機です。
機種名
727−100
727−200
全長
llllllll 41m
lllllllll 47m
客席数
llllll 94-131席
llllllllll 145-189席

▲Boeing 727-100
  Cockpit Front View

▲Boeing 727-100F Fedex
 

▲Boeing 727-200 BA

▲Boeing 727-200 ANA
727-100
  [AIR 2k2] ir7271nw.zip(機体本体)
  [AIRrep 2k2] 7271_fedex.zip(機体リペイント)
727-200
  [AIR 2k2] 727ba2k2.zip(機体本体)
  [AIRrep 2k2] b727_ana8350.zip(機体リペイント)
  >(「hama」さんの「hamaのホームページ」より)
  [PNL 2k2] ca722pnl.zip(パネル)

環境問題が取りざたされる昨今ですが、古い機体をエンジン交換によって騒音を抑える手法が「リエンジン」です。バイパス比の高い(ファンの直径の大きい)エンジンに換えるのが常套手段です。
727-200QWRE は、 3 基のエンジンの内両側の 2 基をエンジン交換しているみたいです。これは中央エンジンはスペースが限られていることから交換に適していないからではないでしょうか。

▲Boeing 727-200QWRE

▲Boeing 727-200QWRE
727-200QWRE
  [AIR 2k4] tv72qwre.zip(機体本体)

737

737-100/-200

ボーイング 737 は、1987 年 6 月に注文数が 1,831 機に達し、これまで第一位であった自社のボーイング 727 を超えて世界で最も販売台数の多い事業用ジェット旅客機となりました。この 737-200 は基本型の 737-100 の胴体を 2 メートル弱延長すると同時に、離着陸性能の改善や航続距離の延長によってベストセラーへの道を歩み始めるのでした。
機種名
737−100
737−200
全長
llllll 29m
llllll 30m
客席数
lllll 100席
lllllll 115-130席

▲Boeing 737-200
  Cockpit Front View

▲Boeing 737-200 Bahamasair
 
737-200
  [AIR 2k4] b7ahhw.zip(機体本体)
  [PNL 2k4] panel_b737-200_fs2004.zip(パネル)

737-300/-400/-500(新世代シリーズ)

737-300 から始まる「新世代シリーズ」は、737-100 および胴体延長型の 737-200 に続く形式です。 737-200 からの改良点は、高バイパス比ターボファンエンジンへの変更と胴体を約 2.6 メーター延長したことにあります。外見上はスマートな前タイプに比べておにぎり型に膨らんだ太いエンジンが特徴です。
ボーイング社は自社のベストセラー 737 のファミリー化を進め、基本型の -300 ・胴体延長型の -400 に続き胴体短縮型の -500 を開発しました。-300/-400/-500 のファミリー化の完成によりユーザーは需要に応じた機種の選択が可能となりました。この「新世代シリーズ」の投入によりベストセラーのタイトルが約束されたのでした。
機種名
737−300
737−400
737−500
全長
llllll 33m
lllllll 36m
llllll 31m
客席数
lllllll 120-149席
llllllll 146-168席
lllllll 108-138席

▲Boeing 737-300
  Cockpit Front View

▲Boeing 737-300 Thai Air
 

▲Boeing 737-400
  Virtual Cockpit Front View

▲Boeing 737-400 Skynet Asia
 

▲Boeing 737-500
  Cockpit View

▲Boeing 737-500 bmi baby
 
737-300
  [AIR 2k4] b7373tha.zip(機体本体)
  [PNL 2k4] he733v2.zip(パネル)
737-400
  [AIR 2k4] 「日本のエアライン(オーバーランド社)」(機体本体)
737-500
  [AIR 2k4] B737_500.zip(機体本体)
  [AIRrep 2k4] bmib735.zip(機体リペイント)
  [PNL 2k4] b737_pnl2004.zip(パネル)

737-600/-700/-800/-900(次世代シリーズ)

ボーイング社は 737 が次第にエアバス社の A320 に市場を奪われていくのを防ぐため、新たなシリーズ「次世代シリーズ」の開発しました。これは胴体の長さが異なる 737-600/700/800、そして後から追加された -900 の 4 タイプのファミリーです。
一見すると「新世代シリーズ」の -300/400/500 との違いが分かりませんが、コックピットの機器や空力特性そして機内設備などの大幅な近代化がなされています。途中からウィングレットを装備したタイプが生産されるようになり新しさをアピールしています。
機種名
737−600
737−700
737−800
737−900m
全長
llllll 31m
lllllll 34m
llllllll 40m
llllllll 42m
客席数
llllll 108-132席
lllllll 128-149席
lllllllll 162-189席
lllllllll 162-189席

▲Boeing 737-600 Lauda

▲Boeing 737-700 Austrian Airlines

▲Boeing 737-700
  Virtual Cockpit Front View

▲Boeing 737-700 ANA
 

▲Boeing 737-800 Delta

▲Boeing 737-900 Alaska
737-600・700
  [AIR 2k4] 「737 NG 600/700(aerosoft社)」(機体本体)
737-800・900
  [AIR 2k4] 「737 NG 800/900(aerosoft社)」(機体本体)

747

747-100/-200B/SR/SP/-300(クラシック・ジャンボ)

1970 年の就航以来、「ジャンボ」の愛称で親しまれている大型ワイドボディで、機首部の 2 階に設けられたコクピットが外観の特徴です。これは、当時開発が進められていた超音速旅客機が中心になった時に機首にカーゴドアをつけて貨物機に転用する計画があったためです。様々な要因から超音速旅客機が普及しなかったため、「ジャンボ」は伸び続ける旅客需要に対処する主役に躍り出ることになりました。
最初の生産型 -100 に続き燃料搭載量を増して航続距離を伸ばした -200B に受注が集中しました。このあと、国内の短距離路線専用の SR・短胴型(長距離)の SP に続いて 2 階席を延長して旅客数の増加に対応した -300 が生産されました。これらのタイプは一括して「クラシック・ジャンボ」と分類されます。
機種名
747−100
747−200B
747−200SR
747−200SP
747−300
全長
llllllllllllll 71m
llllllllllllll 71m
llllllllllllll 71m
lllllllllll 56m
llllllllllllll 71m
客席数
lllllllllllllllllllll 348-447席
lllllllllllllllllllll 348-447席
llllllllllllllllllllllllllll 528-563席
llllllllllllllll 299-331席
lllllllllllllllllllllllll 496席

▲Boeing 747-200
  Cockpit/Interior View

▲Boeing 747-200 Air France
 

▲Boeing 747-200
  Cockpit/Interior View

▲Boeing 747-200 SAS
 

▲Boeing 747-300
  Cockpit Front View

▲Boeing 747-300 Corsair
 
747-200
  [AIR 2k4] os742MV3af.zip(機体本体)
  [PNL 2k4] kment747.zip(パネル)
  [AIR 2k4] sas747-2.zip(機体本体)
  
  ※オプションのパネルがいくつか用意されています。
747-300
  [AIR 2k4] b747-300_corsair.zip(機体本体)
  [PNL 2k4] hp-b747-200_panel.zip(パネル)
  ※-200用ですが、クラシックジャンボ共通で使用できます。

747-400/-400D(ハイテク・ジャンボ/ダッシュ400)

ボーイング社はボーイング 747 が超大型機の市場を独占した後、時代の要求に応じて改良型の -400 を製作することを決定しました。基本構造は -300 に準じていますが、主翼端へのウイングレットの追加や主翼付け根のフェアリング形状の改良など空力的改良とグラス・コクピット導入による 2 人を乗務可能とするなど時代の要求に応えるものとなってます。
また、日本国内線専用ともいえる -400D は、構造の強化などと合わせて短距離路線ではメリットの少ないウイングレットを外しています。このため見た目には -300 と見分けがつかないものとなっています。
機種名
747−400
747−400D
全長
llllllllllllll 71m
llllllllllllll 71m
客席数
llllllllllllllllllllll 400-450席
llllllllllllllllllllllllllll 568席

▲Boeing 747-400
  Cockpit Front View

▲Boeing 747-400 Air New Zealand
 
747-400
  [AIR 2k4] poskyb744anzlotr.zip(機体本体)
  [PNL 2k4] 744km_p.zip(パネル)

757

757-200

ボーイング 757 は、自社のベストセラーであるボーイング 727 の後継機種を目指して開発が始まりました。開発当初は短胴型の -100 と長胴型の -200 が計画されましたが、航空会社の注文により -200 が製作されました。同社の 767 とは兄弟機といった位置づけが取られていてボディの太さが異なるにもかかわらず共通のコックピットを採用しています。この特徴を航空会社に対して 757 と 767 を揃えることによる乗員や運行スケジュールや弾力化というメリットを提示しています。-200F は、純貨物機として製造されたものや旅客型からの改造により生まれたものもあります。
機種名
757−200
757−300
全長
lllllllll 47m
lllllllllll 54m
客席数
lllllllllll 178-239席
llllllllllllll 240-289席

▲Boeing 757-200
  Cockpit View

▲Boeing 757-200 British Airways
 
757-200
  [AIR 2k4] boeing_757-236_british_airways_'landor'.zip(機体本体)
  [PNL 2k4] b75pnovc.zip(パネル)

757-300

ボーイングでは 1990 年代に入ると、顧客である航空会社のより細かな座席要求に合わせるラインナップを研究してきました。その中で、従来の 757 と 767-200 の間になる機体として 757 の胴体延長型として 757-300 が計画されました。しかし、757/767 開発時点からの技術的進歩を踏まえて改良型コクピットが装備され、客室キャビンも次世代 737 型と同様のものに変更されました。
2003 年にボーイング社は、この機体の生産停止を発表しましたが、これは 737・7E7との競合を避けるためと思われます。

▲Boeing 757-300 Iceland Air

▲Boeing 757-300 Condor
757-300
  [AIR 2k4] po753ice.zip(機体本体)
  [AIR 2k4] b753v2.zip(機体本体)
  ※B767-300 はグラスコックピットなので、別のファイルを利用する場合は
   B757-400 や B777 などの双発機から流用すると良いでしょう。

767

767-200/-300

ボーイング 767 は、ナローボディの 757 とほぼ同時期に開発されたセミワイドボディを持つ旅客機です。基本型の -100 と胴体延長型の -200 が計画されましたが実際の受注は -200 のみとなりました。
767 はセミワイドボディを生かして 2+3+2 横並びの座席配列を採用しました。この配列により大多数の乗客は敬遠されがちな真ん中の座席を避けることが出来ました。
機種名
767−200
767−300
767−400

  
全長
llllllllll 49m
lllllllllll 55m
llllllllllll 61m

  
客席数
lllllllllllllll 224-290席
lllllllllllllllll 269-350席
llllllllllllllll 249-319席 ※1
※1 長距離仕様=客席数を抑えてます。

▲Boeing 767-200 Air Canada

▲Boeing 767-300 Hawaiian
767-200
  [AIR 2k4] ifdg_767-200_air_canada.zip(機体本体)
767-300
  [AIR 2k4] os767v4__hawaiian_air_n587ha.zip(機体本体)

▲Boeing 767-300
  Cockpit Front View

▲Boeing 767-300 LTU
 

▲Boeing 767-300 Other View

▲Boeing 767-300 Other View
767-300
  [AIR 2k4] ifdg_767-330_thomas_cook.zip(機体本体)
  [AIRrep 2k4] ifdg_767-33a_ltu.zip(機体リペイント)
  [PNL 2k4] kmentt76.zip(パネル)
FSおすすすめポイント 上記「kmentt76.zip」は、ファイルの大きいことと実用性があまりないのが難点ですが作者の遊び心が感じられます。
コックピット > キャビン > シート などの移動が、それぞれの画面にある小さなボタンで動作します。(飛行中は使うわけにはいかないでしょうが)

767-400

ボーイング 767-400ER は、ロッキード L-1011 の後継となる 300 席クラスの大陸間路線用機材としてデルタ航空の要求により開発されました。ベースとなる 767-300 のボディを 3.5 メートル延長すると同時に主翼端の延長と形状の改良を行いました。また、コックピットの計器や客室の内装を「777タイプ」に変更して利便性や快適性を高めています。

▲Boeing 767-400
  Cockpit Front View
▲Boeing 767-400 Continental
 
767-400
  [AIR 2k4] ifdg_767-400_continental.zip(機体本体)
  [PNL 2k4] 7674cj2.zip(パネル)

777

777-200/-300

ボーイング社が自社のラインアップの隙間を埋めるために開発された 777 は、その手ごろな大きさと高い経済性から需要の多い国内路線や近距離の国際線に活躍しています。日本の航空会社においても新機材の投入の際に 777 のファミリーを導入するケースが増えています。
-200 に続いて胴体を延長した -300では、機体の長さが 747 を超えるまでになりました。
機種名
777−200
777−300
全長
lllllllllllll 64m
lllllllllllllll 74m
客席数
llllllllllllllllllllll 375-440席
llllllllllllllllllllllllllll 368-550席

▲Boeing 777-200
  Cockpit Front View

▲Boeing 777-200 ANA
 

▲Boeing 777-300
  Virtual Cockpit Front View

▲Boeing 777-300 Emirates
 
777-200
  [AIR 2k2] 「Rainbow Flight Vol.1(エアロシム社)」(機体本体)
777-300
  [AIR 2k4] emirates_773_basepack.zip(機体本体)
  [AIRrep 2k4] ek773_addonpack_dubai2003.zip
  ek773_addonpack_summersurprise2003.zip・
  ek773_addonpack_shoppingfestival2004.zip(機体リペイント)

787

787-3/-8/-9(ドリームライナー)

ソニッククルーザーの提案が思わしくなかったボーイング社の新しい提案が 787 です。従来機よりも 15 〜 20 %の燃料効率改善をめざし、厳しい経営環境に置かれている航空会社に受け入れられやすい提案となりました。
ANA が、次期中型機の統一機種として選定し、50 機の大量発注を行いローンチが決定しました。
提案当初の曲線を随所に盛り込んだデザインはややおとなしくなりましたが、柔らかさや滑らかさと飛行効率を高度にバランスをとっています。
短距離型-3・長距離型-8がすでに受注、そして胴体延長型-9が計画されていります。
なお、計画・ローンチの間に「7E7」と呼ばれいたその名称は正式に「787」となりました。
機種名
787−3
787−8
全長
lllllllllll 56m
lllllllllll 56m
客席数
lllllllllllllll 300席
lllllllllllllll 200-300席

▲Boeing 787-8
  Cockpit Front View

▲Boeing 787-8 Air Canada
 

▲Boeing 787-8 JAL

▲Boeing 787-800 Northwest
787-8
  [AIR 2k4] 788pack2.zip(機体本体)
  ※テクスチャのないホワイトボディーです。
  [AIR 2k4] 788ac_2.zip/788jal_2.zip/788nwa_2.zip(機体リペイント)
  [PNL 2k4] 7e7km_panel.zip(パネル)

C-17

C-17

C-17 は、マクダネル・ダグラス社がボーイング社との合併前に開発した新鋭の軍用輸送機です。そのキャパシティを利用して民間の貨物輸送機が提案されましたが実現していません。
FSおすすすめポイント FS の世界では、貨物サービス最大手の FedEX に採用された架空のモデルが使用可能です。


▲Boeing C-17 RAF

▲Boeing C-17 FedEx
C-17
  [AIR 2k2] POSkyC17.zip(機体本体)
  [AIRrep 2k2] fe_c17.zip(機体リペイント)