史上初のジェット旅客機の称号こそ英国のコメットに譲ったものの、民間型だけで 967 機が生産されたベストセラーがボーイング 707 です。初期型の 707-320 は胴体・エンジンなどを改良し、ジェット時代の幕開けを告げるのにふさわしいものになりました。
機種名 707−320 |
全長 lllllllll 44m |
客席数 lllllllll 195席 |
![]() ▲Boeing 707-320 Cockpit Front View |
![]() ▲Boeing 707-320 American |
707-320 [AIR 2k2] he707v1.zip(機体本体) [AIRrep 2k2] g70732aa.zip(機体リペイント) [PNL 2k2] real707.zip(パネル) |
かつては旅客機の名門メーカーだったダグラス社もボーイング社に吸収されました。そのダグラス旅客機の血筋を引いた最後の作品がこの 717-200 です。旧マクダネル・ダグラスのMD-95として開発が進められていましたが会社の吸収により、対外的に使用していなかった 707 の軍用型のナンバーである ボーイング 717 の名称が与えられました。
機種名 717−200 |
全長 llllll 28m |
客席数 llllll 104-124席 |
![]() ▲Boeing 717-200 Cockpit View |
![]() ▲Boieng 717-200 LAN |
717-200 [AIR 2k4] b717lan.zip(機体本体) |
ボーイングは来るジェット機の時代を予見して 707 の就役以前から中・短距離用の検討を進め、3 発の 100〜130 席程度の旅客機として 727-100 を開発しました。胴体はすでに就航していた 707 のコンポーネントを流用しましたが、新設計の主翼・尾翼等にはスピード感にあふれるデザインが採用されました。一方、離着陸時の安定を図るための高揚力装置などにも気が配られました。
その後すぐ機体を延長した -200 型が発表されると増加する旅客需要にマッチした機体としてベストセラーに成長しました。ボーイング 727 は 1,832 機が生産され、ジェット旅客機としては空前のベストセラー機となった中・短距離機です。
機種名 727−100 727−200 |
全長 llllllll 41m lllllllll 47m |
客席数 llllll 94-131席 llllllllll 145-189席 |
![]() ▲Boeing 727-100 Cockpit Front View |
![]() ▲Boeing 727-100F Fedex |
![]() ▲Boeing 727-200 BA |
![]() ▲Boeing 727-200 ANA |
727-100 [AIR 2k2] ir7271nw.zip(機体本体) [AIRrep 2k2] 7271_fedex.zip(機体リペイント) 727-200 [AIR 2k2] 727ba2k2.zip(機体本体) [AIRrep 2k2] b727_ana8350.zip(機体リペイント) >(「hama」さんの「hamaのホームページ」より) [PNL 2k2] ca722pnl.zip(パネル) |
環境問題が取りざたされる昨今ですが、古い機体をエンジン交換によって騒音を抑える手法が「リエンジン」です。バイパス比の高い(ファンの直径の大きい)エンジンに換えるのが常套手段です。
727-200QWRE は、 3 基のエンジンの内両側の 2 基をエンジン交換しているみたいです。これは中央エンジンはスペースが限られていることから交換に適していないからではないでしょうか。
![]() ▲Boeing 727-200QWRE |
![]() ▲Boeing 727-200QWRE |
727-200QWRE [AIR 2k4] tv72qwre.zip(機体本体) |
ボーイング 737 は、1987 年 6 月に注文数が 1,831 機に達し、これまで第一位であった自社のボーイング 727 を超えて世界で最も販売台数の多い事業用ジェット旅客機となりました。この 737-200 は基本型の 737-100 の胴体を 2 メートル弱延長すると同時に、離着陸性能の改善や航続距離の延長によってベストセラーへの道を歩み始めるのでした。
機種名 737−100 737−200 |
全長 llllll 29m llllll 30m |
客席数 lllll 100席 lllllll 115-130席 |
![]() ▲Boeing 737-200 Cockpit Front View |
![]() ▲Boeing 737-200 Bahamasair |
737-200 [AIR 2k4] b7ahhw.zip(機体本体) [PNL 2k4] panel_b737-200_fs2004.zip(パネル) |
737-300 から始まる「新世代シリーズ」は、737-100 および胴体延長型の 737-200 に続く形式です。 737-200 からの改良点は、高バイパス比ターボファンエンジンへの変更と胴体を約 2.6 メーター延長したことにあります。外見上はスマートな前タイプに比べておにぎり型に膨らんだ太いエンジンが特徴です。
ボーイング社は自社のベストセラー 737 のファミリー化を進め、基本型の -300 ・胴体延長型の -400 に続き胴体短縮型の -500 を開発しました。-300/-400/-500 のファミリー化の完成によりユーザーは需要に応じた機種の選択が可能となりました。この「新世代シリーズ」の投入によりベストセラーのタイトルが約束されたのでした。
機種名 737−300 737−400 737−500 |
全長 llllll 33m lllllll 36m llllll 31m |
客席数 lllllll 120-149席 llllllll 146-168席 lllllll 108-138席 |
![]() ▲Boeing 737-300 Cockpit Front View |
![]() ▲Boeing 737-300 Thai Air |
![]() ▲Boeing 737-400 Virtual Cockpit Front View |
![]() ▲Boeing 737-400 Skynet Asia |
![]() ▲Boeing 737-500 Cockpit View |
![]() ▲Boeing 737-500 bmi baby |
737-300 [AIR 2k4] b7373tha.zip(機体本体) [PNL 2k4] he733v2.zip(パネル) 737-400 [AIR 2k4] 「日本のエアライン(オーバーランド社)」(機体本体) 737-500 [AIR 2k4] B737_500.zip(機体本体) [AIRrep 2k4] bmib735.zip(機体リペイント) [PNL 2k4] b737_pnl2004.zip(パネル) |
ボーイング社は 737 が次第にエアバス社の A320 に市場を奪われていくのを防ぐため、新たなシリーズ「次世代シリーズ」の開発しました。これは胴体の長さが異なる 737-600/700/800、そして後から追加された -900 の 4 タイプのファミリーです。
一見すると「新世代シリーズ」の -300/400/500 との違いが分かりませんが、コックピットの機器や空力特性そして機内設備などの大幅な近代化がなされています。途中からウィングレットを装備したタイプが生産されるようになり新しさをアピールしています。
機種名 737−600 737−700 737−800 737−900m |
全長 llllll 31m lllllll 34m llllllll 40m llllllll 42m |
客席数 llllll 108-132席 lllllll 128-149席 lllllllll 162-189席 lllllllll 162-189席 |
![]() ▲Boeing 737-600 Lauda |
![]() ▲Boeing 737-700 Austrian Airlines |
![]() ▲Boeing 737-700 Virtual Cockpit Front View |
![]() ▲Boeing 737-700 ANA |
![]() ▲Boeing 737-800 Delta |
![]() ▲Boeing 737-900 Alaska |
737-600・700 [AIR 2k4] 「737 NG 600/700(aerosoft社)」(機体本体) 737-800・900 [AIR 2k4] 「737 NG 800/900(aerosoft社)」(機体本体) |
1970 年の就航以来、「ジャンボ」の愛称で親しまれている大型ワイドボディで、機首部の 2 階に設けられたコクピットが外観の特徴です。これは、当時開発が進められていた超音速旅客機が中心になった時に機首にカーゴドアをつけて貨物機に転用する計画があったためです。様々な要因から超音速旅客機が普及しなかったため、「ジャンボ」は伸び続ける旅客需要に対処する主役に躍り出ることになりました。
最初の生産型 -100 に続き燃料搭載量を増して航続距離を伸ばした -200B に受注が集中しました。このあと、国内の短距離路線専用の SR・短胴型(長距離)の SP に続いて 2 階席を延長して旅客数の増加に対応した -300 が生産されました。これらのタイプは一括して「クラシック・ジャンボ」と分類されます。
機種名 747−100 747−200B 747−200SR 747−200SP 747−300 |
全長 llllllllllllll 71m llllllllllllll 71m llllllllllllll 71m lllllllllll 56m llllllllllllll 71m |
客席数 lllllllllllllllllllll 348-447席 lllllllllllllllllllll 348-447席 llllllllllllllllllllllllllll 528-563席 llllllllllllllll 299-331席 lllllllllllllllllllllllll 496席 |
![]() ▲Boeing 747-200 Cockpit/Interior View |
![]() ▲Boeing 747-200 Air France |
![]() ▲Boeing 747-200 Cockpit/Interior View |
![]() ▲Boeing 747-200 SAS |
![]() ▲Boeing 747-300 Cockpit Front View |
![]() ▲Boeing 747-300 Corsair |
747-200 [AIR 2k4] os742MV3af.zip(機体本体) [PNL 2k4] kment747.zip(パネル) [AIR 2k4] sas747-2.zip(機体本体) ![]() ※オプションのパネルがいくつか用意されています。 747-300 [AIR 2k4] b747-300_corsair.zip(機体本体) [PNL 2k4] hp-b747-200_panel.zip(パネル) ※-200用ですが、クラシックジャンボ共通で使用できます。 |
ボーイング社はボーイング 747 が超大型機の市場を独占した後、時代の要求に応じて改良型の -400 を製作することを決定しました。基本構造は -300 に準じていますが、主翼端へのウイングレットの追加や主翼付け根のフェアリング形状の改良など空力的改良とグラス・コクピット導入による 2 人を乗務可能とするなど時代の要求に応えるものとなってます。
また、日本国内線専用ともいえる -400D は、構造の強化などと合わせて短距離路線ではメリットの少ないウイングレットを外しています。このため見た目には -300 と見分けがつかないものとなっています。
機種名 747−400 747−400D |
全長 llllllllllllll 71m llllllllllllll 71m |
客席数 llllllllllllllllllllll 400-450席 llllllllllllllllllllllllllll 568席 |
![]() ▲Boeing 747-400 Cockpit Front View |
![]() ▲Boeing 747-400 Air New Zealand |
747-400 [AIR 2k4] poskyb744anzlotr.zip(機体本体) [PNL 2k4] 744km_p.zip(パネル) |
ボーイング 757 は、自社のベストセラーであるボーイング 727 の後継機種を目指して開発が始まりました。開発当初は短胴型の -100 と長胴型の -200 が計画されましたが、航空会社の注文により -200 が製作されました。同社の 767 とは兄弟機といった位置づけが取られていてボディの太さが異なるにもかかわらず共通のコックピットを採用しています。この特徴を航空会社に対して 757 と 767 を揃えることによる乗員や運行スケジュールや弾力化というメリットを提示しています。-200F は、純貨物機として製造されたものや旅客型からの改造により生まれたものもあります。
機種名 757−200 757−300 |
全長 lllllllll 47m lllllllllll 54m |
客席数 lllllllllll 178-239席 llllllllllllll 240-289席 |
![]() ▲Boeing 757-200 Cockpit View |
![]() ▲Boeing 757-200 British Airways |
757-200 [AIR 2k4] boeing_757-236_british_airways_'landor'.zip(機体本体) [PNL 2k4] b75pnovc.zip(パネル) |
ボーイングでは 1990 年代に入ると、顧客である航空会社のより細かな座席要求に合わせるラインナップを研究してきました。その中で、従来の
757 と 767-200 の間になる機体として 757 の胴体延長型として 757-300 が計画されました。しかし、757/767 開発時点からの技術的進歩を踏まえて改良型コクピットが装備され、客室キャビンも次世代 737 型と同様のものに変更されました。
2003 年にボーイング社は、この機体の生産停止を発表しましたが、これは 737・7E7との競合を避けるためと思われます。
![]() ▲Boeing 757-300 Iceland Air |
![]() ▲Boeing 757-300 Condor |
757-300 [AIR 2k4] po753ice.zip(機体本体) [AIR 2k4] b753v2.zip(機体本体) ※B767-300 はグラスコックピットなので、別のファイルを利用する場合は B757-400 や B777 などの双発機から流用すると良いでしょう。 |
ボーイング 767 は、ナローボディの 757 とほぼ同時期に開発されたセミワイドボディを持つ旅客機です。基本型の -100 と胴体延長型の -200 が計画されましたが実際の受注は -200 のみとなりました。
767 はセミワイドボディを生かして 2+3+2 横並びの座席配列を採用しました。この配列により大多数の乗客は敬遠されがちな真ん中の座席を避けることが出来ました。
機種名 767−200 767−300 767−400 |
全長 llllllllll 49m lllllllllll 55m llllllllllll 61m |
客席数 lllllllllllllll 224-290席 lllllllllllllllll 269-350席 llllllllllllllll 249-319席 ※1 ※1 長距離仕様=客席数を抑えてます。 |
![]() ▲Boeing 767-200 Air Canada |
![]() ▲Boeing 767-300 Hawaiian |
767-200 [AIR 2k4] ifdg_767-200_air_canada.zip(機体本体) 767-300 [AIR 2k4] os767v4__hawaiian_air_n587ha.zip(機体本体) |
![]() ▲Boeing 767-300 Cockpit Front View |
![]() ▲Boeing 767-300 LTU |
![]() ▲Boeing 767-300 Other View |
![]() ▲Boeing 767-300 Other View |
767-300 [AIR 2k4] ifdg_767-330_thomas_cook.zip(機体本体) [AIRrep 2k4] ifdg_767-33a_ltu.zip(機体リペイント) [PNL 2k4] kmentt76.zip(パネル) ![]() コックピット > キャビン > シート などの移動が、それぞれの画面にある小さなボタンで動作します。(飛行中は使うわけにはいかないでしょうが) |
ボーイング 767-400ER は、ロッキード L-1011 の後継となる 300 席クラスの大陸間路線用機材としてデルタ航空の要求により開発されました。ベースとなる 767-300 のボディを 3.5 メートル延長すると同時に主翼端の延長と形状の改良を行いました。また、コックピットの計器や客室の内装を「777タイプ」に変更して利便性や快適性を高めています。
![]() ▲Boeing 767-400 Cockpit Front View |
![]() |
767-400 [AIR 2k4] ifdg_767-400_continental.zip(機体本体) [PNL 2k4] 7674cj2.zip(パネル) |
ボーイング社が自社のラインアップの隙間を埋めるために開発された 777 は、その手ごろな大きさと高い経済性から需要の多い国内路線や近距離の国際線に活躍しています。日本の航空会社においても新機材の投入の際に 777 のファミリーを導入するケースが増えています。
-200 に続いて胴体を延長した -300では、機体の長さが 747 を超えるまでになりました。
機種名 777−200 777−300 |
全長 lllllllllllll 64m lllllllllllllll 74m |
客席数 llllllllllllllllllllll 375-440席 llllllllllllllllllllllllllll 368-550席 |
![]() ▲Boeing 777-200 Cockpit Front View |
![]() ▲Boeing 777-200 ANA |
![]() ▲Boeing 777-300 Virtual Cockpit Front View |
![]() ▲Boeing 777-300 Emirates |
777-200 [AIR 2k2] 「Rainbow Flight Vol.1(エアロシム社)」(機体本体) 777-300 [AIR 2k4] emirates_773_basepack.zip(機体本体) [AIRrep 2k4] ek773_addonpack_dubai2003.zip ek773_addonpack_summersurprise2003.zip・ ek773_addonpack_shoppingfestival2004.zip(機体リペイント) |
ソニッククルーザーの提案が思わしくなかったボーイング社の新しい提案が 787 です。従来機よりも 15 〜 20 %の燃料効率改善をめざし、厳しい経営環境に置かれている航空会社に受け入れられやすい提案となりました。
ANA が、次期中型機の統一機種として選定し、50 機の大量発注を行いローンチが決定しました。
提案当初の曲線を随所に盛り込んだデザインはややおとなしくなりましたが、柔らかさや滑らかさと飛行効率を高度にバランスをとっています。
短距離型-3・長距離型-8がすでに受注、そして胴体延長型-9が計画されていります。
なお、計画・ローンチの間に「7E7」と呼ばれいたその名称は正式に「787」となりました。
機種名 787−3 787−8 |
全長 lllllllllll 56m lllllllllll 56m |
客席数 lllllllllllllll 300席 lllllllllllllll 200-300席 |
![]() ▲Boeing 787-8 Cockpit Front View |
![]() ▲Boeing 787-8 Air Canada |
![]() ▲Boeing 787-8 JAL |
![]() ▲Boeing 787-800 Northwest |
787-8 [AIR 2k4] 788pack2.zip(機体本体) ※テクスチャのないホワイトボディーです。 [AIR 2k4] 788ac_2.zip/788jal_2.zip/788nwa_2.zip(機体リペイント) [PNL 2k4] 7e7km_panel.zip(パネル) |
C-17 は、マクダネル・ダグラス社がボーイング社との合併前に開発した新鋭の軍用輸送機です。そのキャパシティを利用して民間の貨物輸送機が提案されましたが実現していません。
FSおすすすめポイント FS の世界では、貨物サービス最大手の FedEX に採用された架空のモデルが使用可能です。
![]() ▲Boeing C-17 RAF |
![]() ▲Boeing C-17 FedEx |
C-17 [AIR 2k2] POSkyC17.zip(機体本体) [AIRrep 2k2] fe_c17.zip(機体リペイント) |