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フライト日: 2004年1月12日 巡航高度: 8,500フィート
出発空港: 富山空港 ルート: RJNT〜KMC〜RJNN
着陸空港: 名古屋空港 着陸方式 VISUAL (レフト・ダウン・ウインド)
富山空港内のレストランで昼食をとりました。一応は地元名物の鱒すしを食べたわけですが、これからは八尾に帰る途中に名古屋空港に立ち寄ることとしましょう。たまにはダイレクトで帰らずにちょっとした「寄り道」も楽しいのでは。
中国から定期便で富山まで来ている中国南方航空のMD−80型機が離陸していくようですね。滑走路に向かってタキシングを開始しました。我々も遅れずにエンジンスタート。

JA4044:
Toyama Radio, this is Juliet-alfa 4044.

Radio:
4044, this is Toyama Radio. Stand by taxi due to other traffic.

JA4044:
Roger. Stand by taxi. 4044
韓国のアシアナ航空が着陸してきました。国際便が一度に2機もいると海外っぽい感じすらしますね。
Radio:
4044, taxi to runway 02.

JA4044:
Roger, taxi to runway 02.

到着した時とは逆の滑走路を使っているようですね。
先ほど着陸してきたアシアナ航空は既にボーディング・ブリッジのところまで到着しています。
滑走路上を一度逆方向にタキシングします。平行誘導路が無い空港では通常のプロシージャーです。

ところで、管制塔のずっと向こうに日本アルプスの山が見えていますが、雪が積もっていてとても綺麗ですね。
Radio:
4044, runway 02 is clear. Wind 050 at 7.

JA4044:
Roger, runway 02 is clear.
さて離陸です。滑走路に障害物が無いことを念の為に確認して、スロットルを少しずつフルパワーにしていきましょう。
75ノットでローテーション。
滑走路の先には富山空港ならではの赤と白のストライプが見えています。これは高速道路が滑走路の端を横断するのですが、橋があまりにも滑走路に近いために判別し易いように色がついているそうです。
空港のすぐ西側には中央植物園が見えています。
小さな池が見えているところですね。
左旋回をして進路を西に向けましょう。
北陸自動車道沿いを飛んでいくと金沢です。
井田川と神通川が合流して、日本海まで流れ出ています。翼の先あたりが富山市の繁華街です。
金沢市上空です。金沢港と大野川の河口でしょうか。
白山が大きく、また雪化粧で美しく見えています。青い空とのコントラストが絶妙ですね。
ただ山を見入るだけ・・・
湖が見えますね。九頭竜湖ですかね。
山岳地帯も飛び越えたので高度も徐々に降ろし始めましょう。下にひろがるのは長良川の上流でしょうかね。
木曽川を横断します。ここを超えれば名古屋空港の管制塔と交信をしましょう。
JA4044:
4044 is approaching left down wind for runway 34.


Nagoya Tower:
Roger, continue approach. Report left base.

JA4044:
Roger,continue and report base. 4044.

到着機がいるようです。さすがに忙しい国際空港ですね。
ベースターンに入ります。離陸の準備機が見えていますが、彼らの前に我々を着陸させるようです。管制塔と確認しておけば、ベースターンの箇所を我々が調整できますからね。

JA4044:
Nagoya Tower, 4044 is now turning base.

Tower:
4044, cleared to land, runway 34. Wind 330 at 8.

JA4044:
Roger, clear to land.
ゆっくりとファイナルターンです。
既に着陸許可がおりています。ランディング・ギヤが下りていることを確認してっと・・・
Tower:
4044, contact Ground.

JA4044:
Roger, contact Ground.

駐機場までのタキシングはグランド・コントローラーを通信をしていきます。離発着の多い空港では複数の周波数が役割分担を決めて飛行機を処理していきます。
民間機が駐機するエプロンの反対側には自衛隊の駐屯地があります。青い輸送機は航空自衛隊のC130ですね。
約1時間弱で富山から到着しました。コーヒーでも飲んで休憩してから八尾にかえるといたしましょう。