フライト選択画面に戻る
フライト日： ２００４年２月２２日 巡航高度： １，０００フィート
出発空港： 八尾空港 ルート： RJOY〜天王寺〜福島〜南港〜RJOY
着陸空港： 八尾空港 着陸方式 VISUAL （ストレート・イン）
今日の天気予報では、日本海側を低気圧が通過。これに伴って西日本は曇り、一時雷を伴う雨。さすがにこれでは遠出は無理ですよね。実際に雲も低くてベッタリという感じ。
ところどころの青空の誘惑にごまかされず、おとなしく大阪のローカルフライトをするといたしましょう。
外部点検も終了、飛行機に乗り込みましょう。
操縦席に座ってまず行うことはチェック・リストの準備。
チェック・リストの項目を上から順番に確実にこなしていきます。
無線関係のスイッチを入れて、音量も調整。
計器盤の上にはバック・アップ用のコンパスがあります。これを見て計器盤上のコンパスを合わせます。この感じだた２７５度の方位を示していますね。「Ｗ」が真西で、それよりも一メモリだけ左（南）に針がありますよね？
エンジンスタートもノーマルでした。

JA4044:
Yao Ground, this is Julie-alfa 4044. Request taxi, VFR for local.

Ground:
Roger, Yao using runway 27. Wind 150 at 4.
八尾の地上管制官から地上滑走の許可をもらいました。ＲＷＹ２７に向けてゆっくりと走行していきましょう。
固定翼機が沢山いるサウス・エプロンを横断していきます。
慣れ親しんだところとはいえ、気を許すわけにはいきません。飛んでいないとはいえ、細心の注意をはらいましょう。
八尾のＲＷＹ２７からの離陸の場合、一旦は別の滑走路に進入してから離陸前の点検を行います。この赤いマーキングのところから先がＲＷＹ３１・１３になります。
Yao Tower:
4044, Wind 160 at 4. Cleared for takeoff, runway 27. Right turn approved.

JA4044:
Roger, cleared for takeoff, runway 27. Right turn approved after departure.
７５ノットで離陸。加速しながら上昇します。
ギヤを引き上げましょう。速度が出てきました。
見慣れた近畿道を横断。高度が５００フィートになったら右旋回をして進路を北西に向けましょう。
大和川と阪神高速が見えています。川の向こう側に見える青い煙突の建物はゴミ処理場でしょう。
天王寺です。ここで一旦は八尾の管制圏から離脱します。

JA4044:
Yao Tower, 4044 now over Tennoji. Leaving.

Tower:
Roger, frequency change approved.
天王寺動物園上空です。高速道路の手前の公園が動物園です。高速の向こう側に通天閣が見えていますが分かります？
難波上空。今日は低空で１，０００フィート、約３３０メートルを飛び続けます。
堂島川を横断するところです。右手手前に見える丸っこい建物は市立科学館、隣に建設中の高層ビルは関西電力の新社屋です。梅田のビル郡も見えますね。
淀川です。右手の橋が淀川大橋、左が阪神高速神戸線と並走している阪神電車の鉄橋です。
舞洲です。此花大橋が見えますね。ゴミ処理場も派手に見えますね。
南港まで来ました。海に浮いている丸いのは「なにわの海の時空館」ですね。
南港発電所の煙突から煙が。煙の流れる方向から、風が南東から吹いていることが読み取れますね。このあたりから八尾空港に向かいましょう。
JA4044:
Yao Tower, 4044 is approaching Asaka. Inbound for landing.

Yao Tower:
4044, roger. Yao runway change, now using runway 09. Make straight-in runway 09, report 3 miles on final.

出発の時はＲＷＹ２７でしたが、今はＲＷＹ０９に変更になったようです。下に見える大和川に沿って生駒の山を目指せば八尾空港です。
ゴミ処理場が見えてきました。
大和川沿いの長吉の市営住宅です。翼のあたりには瓜破の霊園も見えますね〜
正面にはＲＷＹ０９が見えています。

Yao Tower:
4044, cleared to land runway 09. Wind 150 at 6.

JA4044:
Roger, cleared to land, runway 09.
進入角度も安定、速度もＯＫです。ギヤが下りている事も確認。高度を下げながら近畿道を横断です。
滑走路が近づいてきます。
進入角を指示するＰＡＰＩ（滑走路の左端の白と赤の照明）も正常なアプローチを示しています。
地下鉄の八尾南駅前を通過。
着陸しました。地上走行をしてサウス・エプロンの駐機場まで戻りましょう。
出発の時の風景が再び。
２０分という非常に短いフライトでしたが、久々に大阪市内の景色を楽しみました。雲が多く、ちょっとガスっている視程でしたが・・・お疲れ様でした。