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シリコンバレーで有名なカリフォルニアのサンノゼ。
小型機専用のリード・ヒルビュー空港で
今日はセスナ172をレンタルしてフライトをしましょう。
ここ、ナイス・エアでレンタルをすることに。 |
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機体番号はN73454です。
普段はパイパーに乗っていますから、久々の
高翼機です。訓練の時代を思い出す、少し
懐かしく、でも楽しみですね。 |
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外部点検を行うのはどの飛行機も同じ。
パイパーとは手順やチェックの場所が違うので
記憶に頼らずチェックリストを使いましょう。 |
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さあ、乗り込みます。
パイパーと違って両サイドから乗り込めますね。
頭に要注意、翼が上にありますから。 |
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エンジンスタートもOKでした。
無線機の周波数をグランドコントロールにセットしましょう。 |
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N73454:
Reid Hillview Ground, Cessna 73454 is Nice Air.
Request taxi.
Ground:
Cessna 454, roger. Taxi to runway 13 via Zulu.
N73454:
Roger, taxi to runway 13 via Zulu. Cessna 454.
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滑走路、 RWY13までタキシングです。
この空港は並行滑走路で2本ありますから、
滑走路手前で左側の滑走路なのか右側なのか
の指示がくるでしょう。とりあえずタキシングを。 |
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Ground:
Cessna 454, contact Tower, 119.8.
N73454:
Roger, going to Tower, 9.8. Cessna 454.
グランドコントローラーからタワーへの周波数変更です。 |
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滑走路手前まできました。
一旦停止をして離陸前のエンジンチェックです。
左隣には尾輪式の高翼機が。
日本では尾輪式(前のタイヤが2個で後ろが1個)
の飛行機はほとんど見ないですからね〜。 |
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Tower:
Cessna 454, cleared for takeoff, runway 13 left.
N73454:
Roger, cleared to go, runway 13 left. Cessna 73454.
離陸許可がでました。ゆっくりと滑走路に入りましょう。 |
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ここの滑走路はディスプレイス(過走帯)があります。
いわいる、離陸用に使えても着陸用に使えない部分が
手前にあって、白い矢印が目印になっている滑走路です。
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さあ、スロットルを押し込んで元気良く離陸しましょう。 |
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まだまだ加速しましょう。
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さあ、離陸の速度です。
パイパーよりも低い速度ですが、この飛行機は離陸OK。 |
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ギヤ、アップ・・・と言いたいところですが、
この飛行機は車輪は出っ放しなので引き込む
必要がありません。 |
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雲がベッタリとしていますが、視程は悪くありません。
気流も安定していますね〜。 |
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最寄の高速(HWY101)の出口から空港まで
つながっている道路(Tully Road)を横断します。 |
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住宅街みたいんですね。
このまま南に向って高度を2,500フィートまで
上げていきましょう。 |
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手前の緑の丘と遠めの丘の間を高速道路が
走っています。ハイウェイ101ですが、これに並行して
飛べば進路は大丈夫です。 |
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このあたりは緑が綺麗ですね〜。
日本では見れない風景です。
ところどころに牛が見えますね〜。 |
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さて、ハイウェイ101を横断して、高速の西側を
並行して飛びましょう。 |
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高速沿いに空港が見えてきました。
高速の直ぐ隣を並行して滑走路があります。
サウス・カウンティー空港(E16)です。
長い白い屋根はハンガーでしょうかね。 |
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さあ、進路を西にとって、モンテレイ湾に出ましょう。
太平洋まで出たら湾岸沿いを北上します。 |
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このあたりから北上です。
翼の下あたりに滑走路が見えるのがわかりますか?
ワトソンビル空港(KWVI)です。
ところで、このあたりはサンノゼと違って青空ですね。
とは言っても、北に行けばまた雲が多くなってくる
でしょうけどね。 |
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サンタ・クルーズです。
浜辺沿いには遊園地がありますね。 |
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そして海に突き出ている有名なボードウォーク。
サンタ・クルーズはサーフィングの歴史がある街なんです。
その昔、アメリカ本土にサーフィングをハワイから持ってきて
最初に上陸した街、要するにアメリカにとっては
「サーフィングの発祥の地」と言っても過言ではありません。
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さあ、海岸線沿いを北に進んでいきましょう。 |
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何かの工場なんでしょうね。 |
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さて、雲も再び多くなってきました。
海岸線には強い波でできた大きな洞窟が
沢山できています。
目的地のハーフムーンベイも真近です。 |
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空港が見えてきました。
ここは管制塔が無い空港です。日本と違って
管制塔が無い空港はアメリカには多いんですよ。
位置通報や着陸などは決められた周波数を使って
一方的に情報提供をするのがルールになっています。
Traffic:
Half Moon Bay Traffic, Cessna 454 is 5 miles
south at 1.5. Will cross over field to enter
right down wind for runay 30. Half Moon Bay Traffic. |
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ほらほら、滑走路が見えてきましたね。
ここは山側のダウンウィンドに入る決まりになって
います。管制塔も無いので、ストレートインのランディング
は避けましょう。
一旦、空港上空まで飛んで右旋回をして
ダウンウィンドに入ります。 |
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さあ、右旋回。
Traffic:
Half Moon Bay Traffic, Cessna 454 is now
over field and entering right downwind, runway 30.
Half Moon Bay.
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このあたりで滑走路と並行になります。
手前の道路も丁度よい目安ですね。
速度を落として高度を少しずつ下げていきましょう。
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右旋回、べースターンです。
フラップをダウン。 |
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Traffic:
Half Moon Bay Traffic, Cessna 454 is
turning final, runway 30. Half Moon Bay.
滑走路を見ながらファイナルターンです。
タイヤは出っ放しの飛行機ですから、ギヤを
下げる操作は不要です。 |
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ちょっと高めですが大丈夫でしょう。
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スピードはしっかりと注意しましょう。
風も殆ど吹いていないようですし、気流も
安定しています。 |
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さあ、センターラインにアラインしましょう。 |
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良い感じのアプローチです。 |
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徐々に速度を落としていきます。 |
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滑走路の奥手に視線を向けて着陸の
姿勢を保ちましょう。 |
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ちょっと操縦桿を引けばランディングです。
そして優しくブレーキング。 |
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できるだけ早く滑走路を空けましょう。
タキシーウェイに出て駐機場に向います。
Traffic:
Half Moon Bay Traffic, Cessna 454 is
now off of active. Half Moon Bay. |
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このあたりに留めますか。
特に決められた場所があるわけではないので、
空いているところに留めれば大丈夫です。
他には飛行機が着ていないみたいですね。 |
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おつかれさまでした。
サンノゼに戻る前にお昼ご飯にしましょう。 |
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ターミナルビルという程の大げさな建物では
ありませんが、雰囲気のある素敵なターミナルです。
中にはレストランもあるようですから、ここで
食事をするとしましょう。
とりあえずはコーヒーですかね。
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