フライト選択画面に戻る
フライト日: 2005年 9月24日 巡航高度: 7,500フィート
出発空港: 高松空港 ルート: RJOT〜TSC〜ARITA〜SKE〜RJOY
着陸空港: 八尾空港 着陸方式 VIAUAL(ライト・ベース)
さて、これから八尾に帰りましょう。
このあたりは雲に覆われていますが、先ほどの
ウェザーブリーフィングによると曇っているのは
このあたりだけのようです。
外部点検もしっかりと。
尾翼や機体に異常な亀裂がないかも
大切なチェック要素です。
東京行きにJALのエアバス機が滑走路に
向けてタキシングを開始しています。
彼らのタキシングの方向から推測するに
使用している滑走路はRWY26のようですね。
外部点検も終了。
機内に乗り込んでください。
エンジンスタートの前にシートベルト着用。
地図関係の整理もしておきましょう。

ATIS:
Takamatsu ATIS information Delta, 0700 zulu.
ILS runway 26 in use, landing runway 26.
Wind 280 at 6. Broken 4 thousand 5 hundred
cumulus. Broken height unknown.
Temperature 27, dew point 22. QNH 3012.
さあエンジンスタートです。
計器類で問題が無いことを確認したら
管制塔にタキシングのリクエストをしましょう。

JA4044:
Takamatsu Tower, 4044 is with you spot Zulu
with information Delta.

Tower:
Juliet-alfa 4044, Takamatsu Tower. Go ahead.

JA4044:
4044, request taxi for VFR to Yao.

Tower:
4044 roger. Taxi to runway 26. QNH?3012.
おおきな「さぬき」の文字が象徴的ですね。
あそこには公園があるんですよ。
高松市内のある北側も曇っていますね。
滑走路手前で離陸前の点検です。

西の方向は明るいですね。

JA4044:
Takamatsu Tower, 4044 is ready for
departure.

Tower:
4044 roger. Squawk 7641.
Cleared for takeoff, runway 26.

JA4044:
Roger, cleared for takeoff, runway 26.
Squawk 7641. 4044.
離陸ですよ。
滑走路のセンターラインに機体を合わせて
スロットルをゆっくりと前に押して加速しましょう。
エンジンシステム、ノーマルです。
ローテーション速度の77ノットで操縦桿を
引いて地上から離れましょう。
少しでもタイヤが滑走路から離れれば
さらに加速できますからね。
上昇も正常です。
ギヤを引き上げて104ノットまで加速しましょう。
対置高度で500フィートまで上昇してきました。
このあたりで右旋回をしながら進路を北東に
とりましょう。
離陸してきた滑走路ですが、その先の方向が
徳島です。これから向かおうとしている方角ですが、
少し青空が見えていますね。

とりあえず雲の層の上まで上がってしまいましょう。
その方が気流もスムーズだと思いますからね。
雲は多いですが視程は決して悪くはないですよね。
岡山県まで見えていますからね。よ〜く見ると
瀬戸大橋も見えていますし。

Tower:
4044, contact Takamatsu TCA on 119.02.

JA4044:
Roger, going to 119.02. Good'ay.
JA4044:
Takamatsu TCA, 4044 is with you leaving
3 thousand for 7 thousand 5 hundred.

TCA:
4044, Takamatsu TCA. Radar contact.
Main VMC.

進路を東に、徳島まで直行していきましょう。
正面に雲がありますが、すぐ右側には青空も
見えています。あのあたりで雲の合間を上昇
していきましょう。
小豆島が見えていますね。
岡山県は晴れているかんじです。
6,000フィートで雲の上まで上がってきました。
地上と違って爽快な青空ですよね。
TCA:
4044, you are leaving Takamatsu control
area. Contact Kansai Approach on 120.25.

JA4044:
Roger, contact Kansai Approach, 120.25.

このあたりで関空の進入管制官の周波数に
無線を変更する指示がきましたね。
JA4044:
Kansai Approach, this is juliet-alfa 4044
level at 7 thousand 5 hundred.

Approach:
4044, Kansai Approach. Radar contact.
Traffic 10 o'clock at 9 thousand is a
Boeing 747.

JA4044:
4044 has the traffic insight.

ちょうど徳島の上空です。
雲の隙間から徳島空港が見えていますね。
淡路島です。結構、大きい島でしょ?
気流も安定していて快適なフライトですね。
巡航飛行中も計器類のチェックも頻繁にしましょう。

JA4044:
Kansai Approach, 4044 is requesting simulated
VOR-DME?Charlie Approach if able.

Approach:
Roger, stand by for coordination.
和歌山沖です。このあたりで左に旋回して
進路を北東にとりたいところですが、未だ
管制官からの指示がきませんね。
関空の離発着便の関係でしょうか。

Approach:
4044, proceed direct Shinoda.
Descend and maintain 6 thousand.
Expect simulated VOR-DME?Charlie
approach. Yao using runway 31.

JA4044:
Roger, direct Shinoda and down to 6. 4044.
薄い雲の層があります。下の海や地形は
十分に見えています。このまま6,000フィートまで
降下をしていきましょう。
和歌山県の東の方は曇っていますね。
和歌山港ですね。

Approach:
Juliet-alfa 4044, request Shinoda estimate.

JA4044:
Shinoda estimate, 38.

Approach:
38, roger.
関空が見えてきました。
Approach:
4044, descend and maintain 4 thousand.
Maintain 4 thousand until Shinoda.
Cleared for simulated VOR-DME?Charlie
approach, report high station.

JA4044:
Roger, descend and maintain 4 thousand.
Maintain 4 thousand until Shinoda.
Cleared for simulated VOR-DME?Charlie
approach, report high station.


4,000フィートまで降下を続けましょう。
降下レートも1分500フィートでキープ。
このあたりは地形の影響でいつも揺れますけど
安全には問題ないので心配しないでください。
気流が乱れているところも直に通り過ぎて
行きますから。
JA4044:
Kansai Approach, now leaving high station.

Approach:
Roger, contact Yao Tower, 124.35.

JA4044:
Roger, contact Tower.

SHINODAのVOR上空を通過しました。
方位55度に右旋回をして1,000フィートまで
降下をしていきましょう。
大阪は天気がいいですね。北風が吹いている
ようなので、八尾の滑走路は横風専用のRWY31
のようです。

JA4044:
Yao Tower, 4044 is with you on simulated
Charlie approach.

Tower:
4044, roger. Yao using runway 31. Wind 360
at 15. Report left downwind.
大和川が見えていますが、その向こう岸に八尾空港
が見えています。通常はRWY27の場周経路に
慣れていますが、今日はちょっと違います。
このあたりで右旋回。1,000フィートまで
まだまだ降下をしないといけません。
とりあえずギヤを下ろしましょう。

JA4044:
Yao Tower, 4044 is entering left downwind
for runway 31.

Tower:
4044, has you in sight.
Cleared to land runway 31. Wind 350 at 17.
西名阪と平行に飛んで藤井寺球場の真上あたり
を左に旋回していきましょう。
フラップを下ろして減速しながら高度も
下げていきましょう。
RWY31が見えてきました。
北風の時は気流が安定しいないので
慎重にアプローチしてきましょう。
この滑走路はRWY27と違って進入角度を
指示してくれる白と赤の照明(PAPI)が装備
されていません。アプローチの角度は見慣れた
3度の角度をイメージしながら降下していきます。
最後にもう一回ギヤが出ていることをチェック。

少しでも滑走路からズレたり気流が安定して
いなければ無理せずにゴーアラウンドを予定しましょう。
軽く操縦桿を引いてランディングです。
ブレーキも軽く踏み込んで減速していきましょう。

Tower:
4044, turn left at bravo 2 and contact
gorund.

JA4044:
Roger, contact ground.
普段はRWY31を使わないので、慣れた八尾空港
とは言え新鮮に見えますね。

JA4044:
Yao Ground, 4044 is bravo 2. Request
taxi to south apron.

Ground:
4044, taxi to south apron.
西の空がキレイですね。
駐機場までは黄色い線上を走行します。
軽くブレーキを踏んで速度をゆっくりと
しておきましょう。
この6番が駐機場です。
左に曲がって前輪が6の数字に乗るように。
高松は曇っていましたがブリーフィングの
とおり徳島からは快適でしたね。
次のフライトのためにも給油はしておきましょう。
おつかれさまでした。