JA4044 Flight Report - December 1, 2007 八尾～新種子島

フライト日：	２００７年１２月　１日	巡航高度：	８，５００フィート
出発空港：	八尾空港	ルート：	RJOY～SKE～ARITA～SUC～RJFG
着陸空港：	新種子島空港	着陸方式	VISUAL（ライト・ベース）

	今日も晴天に恵まれましたね。ハンガーから外の明るい景色が見えています。
	他の飛行機もどこか飛んで行ったんでしょうか。残っている機体がパラパラ程度です。
	我々も外部点検をして出発の準備にはいりましょう。
	外傷など特に目立った問題はなさそうです。荷物を入れて搭乗しましょう。
	さて、エンジンスタートです。勢い良くプロペラが回転し始めていきますよ。オイルプレッシャー、OK。オイルテンプもOKです。
	JA4044: Yao Ground, good morning. JA4044. Ground: 4044, Yao Ground. Go ahead. JA4044: 4044 is south aprong. Request taxi.
	タキシング開始直後に軽くブレーキを踏んで、異常が無いかをチェックしましょう。今日もRWY27からの離陸です。
	しっかり黄色いタクシーラインの上を走りましょう。
	いったんB滑走路に入って離陸前のチェックです。ここでグランド管制の無線周波数からタワー管制の周波数に変えておきましょう。
	チェックリストに沿ってモレのないように離陸前のチェックです。特にエンジン関係に異常がないかを確認です。もちろん、皆さんのシートベルト着用のチェックも重要ですよ～！
	Tower: JA4044, cleared for takeoff, runway 27. JA4044: Roger, cleared for takeoff, runway 27. 4044. さあ、離陸ですよ。シートベルトは大丈夫ですか？スロットルを離陸設定に調整して、勢い良く滑走の開始です！
	７７ノットで操縦桿を手前に引いて、９７ノットまで加速しながら上昇です。上昇姿勢が確認できたら、タイヤを引き込みましょう。
	ちょっとだけガスってますかね。青空には変わりないんですけどね。このまま１０４ノットに加速して上昇を続けていきましょう。今日は西の風が強いので、あまり高度を上げすぎるとアゲンストの風になって対地速度が影響されてしまいます。予定している巡航高度は８，５００フィートなので、それまではこのペースで上昇しましょう。
	それにしても気持ちいい青空ですね～このあたりで自動操縦をONにしましょう。
	堺市を通過しました。大阪湾が淡路島の手前まで見えています。
	なら方面は太陽の強い日差しのせいもあって、ちょっとガスって見えますね。
	関西空港から飛行機が離陸していきますよ～。第二滑走路にも進入中の飛行機が見えます。
	現在、７，０００フィートを通過中。まだまだ８，５００フィートまで上昇を続けていきましょう。
	気持ち良いというか、快適ですね・・・。空を飛ぶのが気持ちいいと思える瞬間です。
	和歌山市の上空にさしかかりました。この少し先で右旋回、高知県の足摺岬への直行コースを飛びますよ。
	ところどころに低い雲が張り出していますね。和歌山と徳島の間の海峡って、意外と天気が他と違うんですよね・・・。
	それでも徳島市ははっきり見えています。湾になってる先に川が見えてますよね？あそこが徳島市です。
	前方は見る限り果てしなく遠くまで見えますね。
	徳島県の阿南市のあたりでしょうかね。特徴のある地形です。
	四国山脈にはまだ雪が降っていない感じですよ。ちょっと雲がじゃまして見えませんけど。
	下の波も穏やかです。上空では少々強めの西風ですが、下は穏やかなのかもしれませんね。強い西風とは言っても、乱れた流れではないので、別に揺れを感じることは無いんですが、多少アゲンストの風で対地速度がイマイチです。
	巡航中も常に計器をチェック。異常が発生していないかも含めて念入りなチェックを。
	高知県の安芸の近くです。ここから足摺岬までは沿岸から離れて海の上ですね。
	地形を見ながら飛ぶのも楽しいですが、海上もなんとなく爽快です。
	ん・・・見えてきましたよ。足摺岬です。
	ということで、岬を見ながら左に旋回。ここからは種子島まで一直線です。
	またもや洋上です。少し風向が変わったみたいですね。対地速度が増してきました。
	そろそろ降下のプランニングをしましょう。種子島では強い西の風が吹いていると報告が入っています。東側の海岸線から進入して西への着陸になるはずです。
	雲がかなり増えてきましたね。そろそろ降下を開始しましょう。
	ほらほら、見えてきましたよ。種子島です。かなり細長い島なので、東側の沿岸と西側の沿岸の両方を一度に見える事ができるんです。
	順調に４，２００フィートを通過中です。空港の標高が７５８フィートですから、とりあえずは２，０００フィートまで降下を続けていきましょう。
	空港は丁度島の真ん中あたりにあるはずです。
	海が綺麗ですね。地形も高い山があることもなく、基本的に平べったいですね。
	JA4044: Tanegashima Radio, 4044 is approaching 5 miles north, descending to 2 thousand. Radio: 4044 roger. Tanegashima using runway 31. Wind 330 at 18 gusting 28. Report 2 miles on final. JA4044: Roger, report 2 miles on final to runway 31. 4044.
	空港も見えてきました。先ほどの管制の情報だと、風速は９メートルから１４メートルです。最終進入中は揺れると思うのでシートベルトをしっかりと締めてくださいね。
	滑走路の延長線に乗るように右旋回です。
	ギヤを下ろして減速しながら降下を続けましょう。少し揺れが出始めましたが、御安心を。
	なんの畑でしょうかね。緑が綺麗ですね。
	まもなく着陸です。風にあおられたら躊躇することなく着陸のやり直し、ゴーアラウンドをしましょう。 JA4044: Tanegashima Radio, 4044 is 2 miles on final. Radio: Roger. Runway 31 is clear. Wind 330 at 16 gusting 23.
	滑走路の直ぐ手前が一番揺れましたね。着地の少し前から揺れも治まって安定してくれました。
	Radio: 4044 , taxi to your spot. JA4044: Roger, report taxi to spot. 4044. ついこの前に新しい空港としてオープンしたばかり。ターミナルもエプロンも新しいですね。昔の空港の方が離島のローカル空港っぽかったですけどね。
	さて、ここが駐機スペースです。パーキングブレーキをセットしてエンジン停止です。
	我々はここからさらに屋久島までフライトです。まずは燃料の給油をしてからですが・・・。ということで、燃料屋さんに電話をして給油のお願いを。給油中はターミナルビルでお茶でもしながら休憩としますか～！とりあえずはお疲れ様でした～