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さわやかな天気にも恵まれ、
楽しい鳥取の時間でしたね。
さっそく八尾まで戻りましょう。
鳥取県の管理事務所を通って
セキュリティー、らせん階段を
降りてエプロンへ。 |
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この季節、時々日本海側は風が
強く吹いたりしますが、今日は穏やかです。 |
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外部点検で機体の損傷などの異常が
無いか、しっかりチェック。 |
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まずは後部座席の方から中へ、
そしてコパイ席(前部右席)の方。 |
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シートベルトもOKでしょうか?
万全ということで、ドアを閉めましょう。 |
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荷物も収納、チャート関係も必要な物を
直ぐ手元においておきましょう。
チェックリストにそってエンジンスタートです。
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いい感じでエンジンスタートしましたね。 |
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Radio: All Nippon 297, taxi to gate.
ANA: Roger, taxi to gate, All Nippon 297.
おやおや、全日空の東京便が到着してきましたが、
新型の飛行機ですよ。翼の先端がキュイっと上を
向いてます。さぞコクピットも最新計器がビッチリ
なんでしょうね〜
ジェット旅客機を見ると、彼らの上昇率や
スピードに憧れてしまいます。 |
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JA4044:
Tottori Radio, good afternoon.
JA4044 is requesting taxi for departure.
Radio:
4044 roger. Wind 090 at 5.
Taxi down runway 10.
JA4044:
Roger, taxi down runway 10.
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先ほどの全日空機がゲートまで行ったので、
次は我々が滑走路までタキシングです。 |
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今日の視界はかなり遠くまで見えて綺麗ですね。 |
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さ、離陸までの最終チェックで問題が
なければ離陸です。
JA4044:
Tottori Radio, 4044 is ready.
Radio:
4044, wind 080 at 4. Runway is clear.
ゆっくりとスロットルを前に押してテイクオフ・パワー! |
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鳥取空港のエプロンが良い感じに見えますね。
この高さから見下ろすと「飛行機」っていう
感じです。 |
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そしてエプロンの反対側は「ようこそ鳥取へ」の
文字が大きく。旅客機だと速すぎて一瞬で
気がつかないところが、小型機のスピードだと
そこそこ読める感じですね。 |
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このまま1000フィートぐらいまでは上昇して
いきましょう。そのうちに右旋回、山を越えて
直線コースで神戸に抜けていきますよ。 |
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左前方には鳥取砂丘が見えています。
手前の川は千代川です。 |
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そして千代川の上で右旋回。
進路を南東へ。勿論上昇は続けます。 |
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高度は丁度1000フィートを通過する
ところです。 |
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直ぐ下は鳥取市です。
さらに左手は鳥取市が麓になっている
稲場山です。 |
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このまま巡航高度の7,500フィートまで
上昇してきましょう。そこまで上がれば
神戸までの山々は余裕で越えていけますから。
あまり山頂に近い高度だと地形の関係で
風が暴れると飛んでいる方も揺れの影響が
あって心地良いとは言えません。逆に高すぎても
降りるのに時間がかかるので、バランスの良さそうな
高度を選んで飛んでいます。 |
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多少、小さめな積雲がありますが、
フライトには何の支障もありません。 |
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ということで、巡航高度に到着です。
自動操縦のスイッチをON。
エンジン計器や電気系統などフライト中も
不具合が無いかを頻繁にチェックします。 |
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前方左手にちょっと雲。
ちょうど雲の右手を通って避けていく感じですね。 |
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この時間の青空も
また綺麗な色をしてます。。。
思わず「綺麗だな〜」と独り思いにふけって
しまいますね。 |
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西の空は未だ日は高いですが、
中国山脈上にいは小さな入道雲が並んでます。
明日は天気が悪くなるらしいですよ。 |
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な〜んて、ぼ〜っと空を見ていたら
もう神戸が見えてきました。
すぐそこの山は六甲山です。 |
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この六甲を越えたら三ノ宮。
このあたりは伊丹空港の西行き
出発機が通過していくので、我々は
邪魔にならないように高度を下げていきましょう。 |
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鳥取のあたりを違って、少しガスってる
感じで視程がクッキリとはしていません。
とは言っても、大阪の南港まで見えているので
悪いわけではないですけどね。 |
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とりあえず淀川の河口を目指して東に
飛びます。 |
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勿論高度も下げていきますよ。
現在、3,500フィートを通過です。 |
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淀川の河口です。
ここからは南港のWTCの東側を通って
大和川を目指します。WTCの西側は
関西空港への着陸コースに設定されている
ので空域制限がかけられているんですよ。 |
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右手の安治川の直ぐ隣にUSJが見えています。
駐車場、ちょっと空いてるかな。。。 |
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大和川の上空です。
まだまだ高度は900フィートまで下げ続けて
ヘディングも東に左旋回です。 |
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減速する必要があるので、ギヤを出しましょう。
スロットルの直ぐ左の白いレバーを下に
倒せば「ガタン」という音と共にタイヤが出て
きます。とたんにググッとスピードが落ちますよ。 |
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JA4044:
Yao Tower, 4044 is now 5 miles west
1 thousnad. Inbound for landing.
Tower:
4044, Yao Tower. Wind 100 at 10.
Report 2 mile on final runway 09.
JA4044:
Roger, report 2 miles on final, runway 09. |
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今は東の風が吹いているようです。
その関係で着陸はRWY09。生駒山に
向かっての着陸になるので、このまま
直進して行きますよ。 |
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JA4044:
Yao Tower, 4044 is now 2 miles on
final runway 09.
Tower:
4044 cleared to land runway 09.
着陸許可もOKです。
フラップを下ろしてさらに減速、高度も
しっかりと進入角にそって降りていきましょう。 |
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滑走路左手にあるPAPIを参考に、
低すぎず高すぎず。
ここで極度の進入角修正は速度に
影響して着陸を難しく、場合によっては
危険にしますからね〜 |
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と慎重にランディングです!
優しくブレーキングでゆっくり減速していきましょう。 |
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JA4044:
Yao Ground, 4044 is Alpha 1. request
taxi, south apron.
Ground:
Roger, taxi to south apron. |
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固定翼機の駐機場までタキシングです。
西に眩しく太陽が輝いていますよ。 |
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ここの「C」のライン上を右に・・・ |
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そして「6番」がこの飛行機の
定置位置です。 |
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40分強の短いフライトでしたが
お疲れ様でした。八尾に戻ってくると
なんかホッとします。ホームグランドって
感じがするんでしょうね。 |