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フライト日: 2002年12月29日 巡航高度: 7,000フィート
出発空港: 南紀白浜空港 ルート: RJBD〜NKE〜GBE〜SKE〜RJOY
着陸空港: 八尾空港 着陸方式 VOR-DME C
南紀白浜空港のサウスエプロンに駐機中のJA4044。
管制塔のあるビル3階で気象を確認し、2階の航空局
(CAB)でフライトプランを提出します。
日本エアシステムのMD87が東京に向けて搭乗案内を開始するところでした。航空局への階段をあがる途中で
スナップ。
まずは空港周辺の気象であるMETARと、降水量がわかるエコーを確認。雲の高さを把握して巡航高度を選定します。
今回のルートの最低経路高度(MEA)が5,000フィート
であること、また雲低が4,000フィートであることから、
雲の上の飛行する判断をしました。巡航高度は7,000
フィート、約2,300メートルで決定です。
気象室には様々な気象データがアウトプットされて
貼り出されています。地上天気図、高層天気図、その他。
飛行機に乗り込みました。
右には同じ八尾空港を目指すパイパー社のマリブが
駐機しています。
風向きの関係で出発用滑走路はRwy33。
タキシーウェイ(誘導路)の無い南紀白浜空港では
一度滑走路上を逆走してユーターンをする方式です。
業界用語では「タキシーバック」と呼ばれているもの。

いずれにしても西の空に少しずつ沈んでいく太陽と
それを覆う雲がとても綺麗な瞬間でした。
北西に向かって離陸。
白ら浜の北側に位置する田辺湾です。
御坊VORの手前。巡航高度の7,000フィートで
フライトをしていた時の一瞬です。
南紀ではまばらだった雲も、大阪に近づくにつれて
増えてきました。御坊VORのあたりです。
GBEからSKEに向かう途中です。
巡航高度7,000フィートからの降下指示が関西
アプローチからでました。そろそろ4,000フィート
までの降下を開始します。
途中に少しだけ雲中飛行になりました。
雲を抜けて信太のVOR近辺です。遠くにはPLの塔が
見えていますね。飛行機から東の方向を見た風景です。
高度は4,000フィートです。
今から計器進入(VOR/DMEのチャーリーアプローチ)。
八尾空港の場周経路に入りました。Rwy27のレフト
ダウンウインドから見える藤井寺球場です。
左を見れば大和川が手前に、奥には生駒山が。
ちょうど中間に八尾空港があるのがわかりますか?
いわいるレフトベースに入った瞬間です。
翼端のちょっと手前に八尾空港が見えています。
もちろんターンは滑走路を視認しながらの旋回です。
Rwy27のショートファイナル。
着陸後にA3からタキシーウェイに入ります。
エンジンカットオフ。お疲れ様でした。
今日もたくさんの素晴らしい空の景色を見ることが
できました。