フライト選択画面に戻る
フライト日: 2003年 5月 3日 巡航高度: 10,000フィート
出発空港: 八尾空港 ルート: RJOY〜SKE〜HYOGO〜TZC〜MPE〜TAE〜RJFT
着陸空港: 熊本空港 着陸方式 VISUAL (レフト・ダウンウインド)
ゴールデンウィークの連休を使って1泊で熊本に遊びに行きます。飛行機の準備も万端。係留用のロープなどを搭載するのも泊まりのフライトならではです。八尾の天気も雲がほとんどなく、風も穏やかな素晴らしい状況です。
Rwy27へのタキシングを開始。A-3のタキシーウェイで
海上保安庁のヘリコプターが離陸を待っています。
調度、高翼のセスナが離陸していったところですね。
さて、クリアランスもスムーズに出て、いざ離陸です。
「オールシステム、グリーン。マックス・パワー!」
離陸速度に達して緩やかに操縦桿を引きましょう。
八尾空港の滑走路沿いには多くの工場が散乱しています。
「ギヤ・アップ!」
Shinoda-3 DepartureでSKEのVORまで向かうのは
いつものこと。大阪湾が大きく見えますね。
さてさて、ハイステーションです。本来は伊丹空港上空を
通過するコースに右旋回ですが、経路を短縮するために
レーダー誘導で途中の航路に直接向かうリクエスト。

「Kansai Approach, good morning. Juliet Alfa 4044
is now passing 4,500 for 10,000. If able, request
vectors to intercept Victor 28.」
直行のレーダー誘導はなんなりと受理されました。
伊丹空港上空を通らずに西側を滑走路と平行のヘディング
でV28の航路に向かいます。雲に隠れて伊丹空港が
見えていますね。
瀬戸大橋。もうすでに香川県上空です。
本当に空が綺麗なフライトです。かすかに白い雲が
霧のように流れています。この雲・・・20,000フィート
あたりですかね。我々は10,000フィート(約3,300
メートル)ですから。
松山空港の上空を通過です。
結構、頻繁に離着陸をしている模様でした。
この時に交信をしていた岩国アプローチ(128.00)
は松山や広島空港への出入りを管制しています。
数機の侵入機が交信をしていましたから・・・
大分市上空。別府湾を通過中。
さてさて、降下を開始です。
左前方には熊本県の阿蘇山が煙を出しています。
ようやく熊本空港の場周経路に入りました。
Rwy07へのレフトダウンウィンドです。
下に見えているのは運動施設ですかね。
さて、ベースターンです。熊本空港は標高が約600フィート。
1,500フィートでパターンを周ります。
ファイナルターン。滑走路が見えていますね。
滑走路の延長線上に入れるように、しっかりと滑走路を
見ながら緩やかな旋回を続けます。
Rwy07へのショートファイナル。ランディングギヤも
ダウン&ロックです。
ゆっくりとタッチダウンできますように・・・
八尾から約2時間の長旅でした。さて、管制塔の
前が我々の駐機スペースです。

「Kumamoto Ground, this is Juliet-Alfa 4044.
Request taxi.」
ちょうど全日空のボーイング767がプッシュバックを
開始していました。

さて、これから1泊の熊本・阿蘇の旅の始まりです。