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フライト日: 2003年 8月10日 巡航高度: 10,00フィート
出発空港: 八尾空港 ルート: RJOY〜SKE〜OWE〜ROKKO〜TRE〜RJNO
着陸空港: 隠岐空港 着陸方式 VISUAL (レフト・ベース)
台風10号も去って、天気は回復。西日本は晴天に恵まれました。
今日は視程もかなり良さそう。
行き先に悩む天気(行けるところが多すぎて)ですが、
海水浴に日本海の隠岐の島までフライトをしましょう。
計器飛行でフライトプランを提出し、希望通りの巡航高度1万フィートが許可されました。八尾からの出発はRwy09。東に向かって離陸です。ゆっくりと滑走路にタキシングをしましょう。
「Juliet-alfa 4044, cleared for take off runway 09.」
離陸許可が管制塔から出ました。ゆっくりと滑走路に入りましょう。進入機がいないか一応は目視で確認。
いざ離陸です。
スロットルをフル回転!
500フィートに到達したところで右に旋回を。
一旦は離陸した八尾のRwy09と平行に西に進路をとり、
SKEのVORへ236度のコースで向かいます。
Shinoda-3 Departure。
八尾空港がよく見えています。
今日は視程もよく、遠くには六甲山が見えています。

「Juliet-alfa 4044, contact departure.」
「Roger, contact 120.45, good'ay.」
信太のVOR上空です。進路を北に向けるためにゆっくりと右旋回。巡航高度の1万フィートまで上げる途中、一旦は5,000フィートで水平飛行にはいる指示がきています。

「Maintain 5,000 until further advice.」
大阪ドームの上空です。
何やら別の機体が(しかもコールサインの近い)飛んでいるようで、通常のコースではなく東にレーダーで迂回の誘導をされてしまいました。

「ANK-air 404, expedite descent from 10-thousand immediately.」
「Juliet-alfa 4044, turn right heading 070 for vector to victor 55.」
かなり東に迂回させられています。この調子だと伊丹空港の東側を飛ばさせられる模様ですね。下には淀川が。
迂回も無事終わって予定のコースに戻してもらいました。
高度も巡航高度の1万フィートに上昇してきました。中国山脈沿いはやはり雲が多くでていますね。
さて、鳥取砂丘です。
ここからは陸地を離れて、約20分間の洋上フライトです。
隠岐の島まで直行しましょう。
この海の向こうは韓国ですよ。
上を行く旅客機は東京の管制管から韓国の管制管への周波数変更を指示されています。こちらも周波数を韓国の管制管に合わせてモニターしてみましょう。

「Inchon control, this is Korean air 001, an-nyon haseo.」

お〜、なんと韓国の声が聞こえるではありませんか・・・
着陸までに隠岐空港の資料を確認しておきましょう。
今日は風が西から吹いているとの報告です。
Rwy25が使われているでしょう。
そろそろ降下を開始しましょう。
現在は9,400フィートを通過中。1分あたり500フィートで降下します。
隠岐の島が見えてきましたね。

「Oki radio, this is juliet-alfa 4044. Now 10 DME south, inbound.」
「Roger, Oki using runway 25. Wind 230 at 10. Report left base.」
徐々に高度を下げてきました。正面には下りてから行く予定の海水浴場がある入り江が見えています。
ゆっくりと左旋回。Rwy25が見えてきました。
着陸です。
ランディング・ギヤ・ダウン!

「Oki radio, wind check.」
「Roger, wind 240 at 8.」
着陸しました。後ろからは伊丹からの小型旅客機が着陸態勢に入っています。今の季節は臨時便もあって、伊丹線が一日3往復。
駐機場に到着です。
想像していたよりもさわやかな空気で、湿気がありません。空も真っ青!
後ろから来ていた日本エアコミューターのSAAB340も到着。
まもなくお客さんが降りてくるでしょう。

さて、タクシーを呼んで海水浴に出かけましょう。