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今日は会社の後輩と彼の高校時代の学友を乗せて伊豆大島まで三原山を見学にフライトします。天候も恵まれ、雲も少ないさわやかな大阪の朝です。生駒山も綺麗に見えていますね。 |
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出発前の点検で整備士の方がランディングライトの不具合を発見。15分程度の修理に時間で、予定よりも少し遅れてスタートです。 |
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今日の八尾はRWY09を利用。 |
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離陸前のチェックです。RWY09手前で停止して行います。 |
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「Juliet-alfa 4044, cleared for takeoff runway 09.」
「Roger, cleared for takeoff.」
管制塔からの離陸許可でRWY09に入ります。エンジン関係の計器が全て正常であることを最後に確認してエンジン全開。離陸の開始です。 |
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RWY09から離陸直度に北を見ると陸上自衛隊の八尾駐屯地が見えます。沢山のヘリコプターが留まっていますね。 |
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八尾空港から離陸。高度もまだ300フィート(約100メートル)程度。北を見ると雲はまったくありません。 |
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一旦は右旋回で南に進路をとります。生駒山の南、写真で見ると丁度、谷間の上を通って天理市方面に進路をとります。 |
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柏原市上空あたりです。八尾空港の管制圏を離脱する際の位置通報点です。
「Yao Tower, juliet-alfa 4044 is now over Kokubu. Leaving your control zone.」
「Roger, frequency change approved.」 |
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高度も予定の巡航高度である11,500フィート(約4,000メートル)に到達しています。今日は西の風の影響もあって、対地速度は時速380キロ程度のスピードが出ています。飛行機も伊勢湾にさしかかっています。松坂市の上空、写真では津市が見えています。 |
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八尾近辺よりも雲があるようですが、まだまだ上の高度にある雲です。 |
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高度計はしっかりと巡航高度の11,500フィートを示しています。巡航中は自動操縦をオンにして、手放しのフライトです。地図を見たり、周りの飛行機などの見張りに専念しましょう。 |
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知多半島に建設されている新中部国際空港です。滑走路もかなり完成しており、ターミナルビルもはっきりと分かります。かなり出来上がっていますね。なんとなく関西国際空港に似た雰囲気です。 |
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機体の右には渥美半島の西の端、伊良湖岬が見えています。 |
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浜名湖上空。 |
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駿河湾まで飛んできました。写真中央に見える滑走路は自衛隊の静浜基地です。 |
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残念なことに富士山は雲の中。ほとんど見えない状態です。白い雲にちょっとだけ頂上が顔を出していますね。さて、そろそろ我々も降下を開始しましょう。11,500フィートからの降下にはかなり時間がかかりますからね。 |
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伊豆大島が見えてきました。
「Oshima radio, this is juliet-alfa 4044. Now 5 miles for landing.」
「Roger, Oshima using runway 03. Wind 050 at 8. Report left base.」
大島空港はジェット機を就航させるために滑走路を延長。ターミナルビルや管制塔などの施設も一新。空港の基本的な位置は従来と変わらないですが、滑走路の位置が若干ですが西に動かされています。 |
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三原山のためかちょっと気流が荒れています。
少し高めにアプローチをしましょう。
「Oshima radio, wind check.」
「Roger. Oshima wind 040 at 7. Runway is clear, runway 03.」 |
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着陸前の最終チェック。スロットルを微妙に操作してエアスピードをキープ。 |
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いよいよ着陸です。滑走路が新しくなってからは初めての着陸です。気流もここまで来れば安定していますね。 |
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「Juliet-alfa 4044, taxi to spot 25 via tango-2.」
「Roger, spot 25, tango-2.」
今日はどうやら小型機専用駐機場の25番スポットのようです。ゆっくりとタキシングしましょう。 |
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この時間は旅客機はいないようですね。 |
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少し風が強く吹いていますから、脚止のチョークをしっかりしておきましょう。 |
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昔とちがってボーディングブリッジまである新しいターミナルビルになっています。着陸料を払う管理事務所もターミナルビルに移ったようです。空港使用料を支払ってレンタカーでお昼を食べに港までドライブです。 |