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フライト日: 2003年12月21日 巡航高度: 8,500フィート
出発空港: 八尾空港 ルート: RJOY〜SKE〜GBE〜RJOK
着陸空港: 高知空港 着陸方式 ILS
昨日までは全般的に冬型の気圧配置で風も強く、日本各地で雪がふっていましたが、今日は高気圧に覆われて非常に良いフライト日和となりました。
高知空港までのフライトです。
セスナ社のキャラバンが出発の準備中です。
外部点検、エンジンスタートも問題なくスムーズに終了。八尾の地上管制官からはRWY27に向けて地上走行を開始する許可をもらいました。
RWY27からの離陸です。風は緩やかな西の風。
大和川を左にみながら上昇していきましょう。
揺れも無く、非常に気流が安定していますね。
近畿自動車道の松原インターです。このあたりで左に旋回、信太の航空援助施設に進路を向けて飛んでいきましょう。
近畿道沿いを南に向かいましょう。
SKEのVORも過ぎました。徐々に高度を巡航高度まで上げていきましょう。このあたりは伊丹空港への着陸機と頻繁に交差します。気をつけましょうね。
この山を越えると奈良県の五条市あたりでしょうか。雲は4,000フィート(約1,300メートル)の高度に多いですね。
「Juliet-alfa 4044, contact Kansai Approach, 120.25.」
「Roger, contact Kansai Approach.」

関空の進入管制官に無線の周波数を変更するようです。

「Kansai Approach, good morning. 4044 is leaving 5 thousand for 8 thousand 5 hundred.」
「4044 roger. Radar contact. QNH 3024.」
巡航中も頻繁に計器をチェック。エンジン関係に異常が無いか?電気系統は大丈夫か?外の景色を楽しみながらも安全運航に注意を払いましょう。
四国山脈が見えてきました。昨日の雪が積もっていますね。

「4044, this is Kochi Approach. Turn left heading 230, descend and maintain 5,000. Expect radar vectors for final
approach couse for ILS 32 approach.」
「Roger, heading 230 and down to 5,000. 4044.」

高知の進入管制官から進路を230度に向け、高度を5,000フィートに降下する指示がきました。速やかに左に旋回を開始、高度も下げていきましょう。
「4044, turn right heading 300, cleared for ILS 32 appraoch.
Contact Kochi Tower.」
「Roger, cleared for ILS 32 approach. Contact Tower, gooda'y.」

太平洋の海が綺麗ですね。ここで右に旋回、高知空港の最終着陸コースに入ります。
段々と陸地が近づいてきました。
ここは空港から東にある手結岬です。
「4044, this is Kochi Tower. Cleared to land, runway 32.」
「Roger, cleared to land, runway 32.」

管制塔から着陸の許可が出ました。飛行機は引き続き降下を続けます。無線の通信によれば、直ぐ後ろにはエアーニッポンのエアバス機が追いかけてきています。
滑走路が正面(写真左端)に見えています。
空港の直ぐ東側を物部川が流れています。
ランディング・ギヤをチェック。特に問題も無く、安定したファイナルアプローチです。最終の着陸の決断をしましょう。
エアスピード・チェック!
ゆっくりと操縦桿を手前に引いてフレアをしましょう。
滑走路から誘導路に移動します。
右にまがって駐機場まで地上走行です。
「4044, taxi to spot 6-lima.」
「Roger, taxi to 6-lima.」
日本エアシステムのエアバス機が出発準備中のようです。
我々を後ろから追ってきたエアーニッポンのエアバス機も着陸。日本エアシステムも東京に向けて出発していきます。高知空港も忙しい飛行場ですね。