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トラフィック・パターン(場周経路)とは
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このサイトでも色々なところで「トラフィック・パターン」、「ダウンウィンド」、「ファイナルアプローチ」等の表現がされていますが、これはいったい何を意味しているんでしょうか?
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空港では多くの航空機が離着陸することから、離陸・着陸をする航空機を対象にして飛ぶコース、「トラフィック・パターン」が設定されています。
基本的には航空機の流れを整え、お互いが衝突を防止したり、間隔を取るために滑走路周辺に設けられた飛行経路を言います。
左の図でお分かりのように、パターンは四角形になっており、それぞれの「辺」には名称がつけられています。
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アップ・ウインド: |
離陸して滑走路の延長線上です。
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クロス・ウインド: |
離陸した航空機が90度左右の
いずれかに旋回。丁度滑走路と直角。 |
ダウン・ウインド: |
着陸する方向と逆の方向、滑走路と平行の部分です。 |
ベース: |
着陸機が滑走路進入側を直角に飛びます。滑走路の末端は見えています。 |
ファイナル: |
着陸する滑走路の中心線延長です。よく言われる「最終着陸体勢」になるところ。 |
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航空管制でよく耳にする「JA4044, now base」という表現は、機体の現在位置を伝達してる内容です。この例でいえば、JA4044という飛行機が滑走路に対して「ベース」という飛行経路の箇所を飛んでいるということです。管制官はこの機体が「ファイナル」に旋回すれば着陸の許可を出すか拒否するかの判断をする必要があることが分かります。 |
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