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フライト日: 2003年3月21日 巡航高度: 8,000フィート
出発空港: 八尾空港 ルート: RJOY〜SKE〜HYOGO〜V28〜IWC〜RJFO
着陸空港: 大分空港 着陸方式 VISUAL(ライト・ダウンウインド)
まずはウェザーブリーフィング。
今日の西日本地方は高気圧に覆われておおむね晴れ。
夕方から九州地方は下り傾向ということ。
まあ、日帰りのフライトとしては特に大きな問題も
無いようです。

という事で、予定(希望?)通りに大分の湯布院に
温泉に行くことで決定しました。
定刻通りにエンジンスタート。
八尾空港のRwy27に向かってタキシング中です。
機体の左には朝日航空と大阪航空のハンガーや、
その前に駐機されている様々な小型機が見れますね。
離陸前の最終チェック。
操縦桿の手元に置かれたチェックリストを使って
念入りにエンジンや電気系統などを確認します。

今日は計器飛行方式ということで、クリアランスと
呼ばれる承認もここで受信・確認します。

「Juliet Alfa 4044 is cleared to Oita Airport via
Shinoda Three Departure then flight planned route,
maintain eight thousand, squawk 3167, departure
frequency will be 120.45.」
八尾空港のRwy27を西に向かって離陸。
直後に見える八尾南駅近辺の風景です。
中央を左右に横切っているのは近畿道の高速です。

飛行機は緩やかに左旋回を開始して、SKEの
VORまで235度のコースで向かいます。
これが八尾空港からの計器出発方式である
シノダ3デパーチャー。
SKEのVORから今度は大阪空港に位置している
OWEのVORに向かいます。

堺市の少し南上空から北東を撮影しました。
下には仁徳天皇陵の古墳などが数多く見られますね。
大阪市が良く見えます。中央のちょっと左のビル郡が
梅田、中央の右端にあるのは大阪城公園です。
梅田のビル郡の下には銀色の丸い建物が。
これが大阪ドームですね。

ここで航空路から外れて直接次の航路へ向かう
要望を関西の管制官にお願いしました。
ショートカットベクターです。これで時間短縮に。

この写真で高度は既に巡航の8,000フィート、
約2,700メートルです。
六甲山の頂上を横切ります。
大津と岡山を直線でむすぶ航空路、ビクター28番に
乗りました。下に見えるのは吉川界隈のゴルフ場郡です。
岡山市上空を通過。
流れる川のすぐ右にある「公園」は有名な後楽園です。
段々と呉市を過ぎて、瀬戸内海の島々や入り江が増えてきます。

岩国米軍の管制官と調整して、またまたショートカット。
航路から外れて大分空港へ直行できるダイレクトルートをもらいました。
そろそろ降下を開始。途中に浮かぶ瀬戸内海の島です。
無人島みたいですね。
大分の半島が見えてきました。飛行場はどのあたりでしょうかね。
大分空港にはライトダウンウィンドで場周経路に
はいりました。この写真はライトベースにターンをしている時。
大分空港のRwy01へのショートファイナルです。滑走路が長い空港なので、あえて高めにアプローチをしています。
さて、約1時間45分のフライトを終えて到着しました。大分空港の管制塔の前に飛行機を駐機します。スポット番号2番です。
荷物をおろして、さて湯布院の温泉に一っ飛び・・・
じゃなくてレンタカーで運転っか。