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うちの機体の整備を委託している八尾の第一航空ハンガー
前で乗り込みました。先週・先々週の2週間、年に1度の
耐空検査に入っていたので、たまたまハンガー前に駐機
されていました。
今日は計器飛行方式で鳥取空港までのショートフライト
です。 |
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Rwy27に向かって誘導路をタキシー中。
正面には生駒の山が、左前方には八尾空港の管制塔
が。
巡航高度は8,000フィート(約2,700メートル)を予定。 |
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管制塔から離陸のクリアランスがでました。
2週間フライトができていませんでしたが(前にも
述べた耐空検査のため)、いよいよ離陸滑走の開始です。
整備上がりのためでしょうか、何か機体が軽やかに
Rwy27を滑りだした印象です。 |
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無事にRwy27を離陸。ふと右後ろを振り向けば
八尾空港のサウスエプロンに駐機されている飛行機で
いっぱいです。
写真中央(ハンガー郡の少し上)にある丸い物は
八尾空港と併設されているYOEのVOR。
さらに奥を写真中央から右に流れる1本の細い道の
様な物は八尾空港の2本目の滑走路です。 |
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さて、高度も500フィート(約170メートル)手前です。
地下鉄谷町線の終点駅の八尾南駅が見えています。
いよいよ左旋回で信太のVORへ235度のコースで
向かいます。いつもの「Shinoda-3 Departure」と呼ばれる
計器出発方式です。 |
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信太VORに到着しました。この時の高度は6,000フィート
で上昇を続けています。右旋回を開始して伊丹空港の
真上を通過する航路に向かいます。
写真で見える海はもちろん大阪湾です。 |
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ようやく巡航高度の8,000フィートに到達しました。
バイザーの裏に表記されているエンジン出力チャート
を確認します。
エンジン出力チャートには、飛行高度に合わせた適切
なプロペラ回転数が明記されています。 |
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伊丹空港の手前を飛んでいるんですが、我々が8,000
フィートを飛んでいるために、伊丹空港から離陸してくる
旅客機が上昇できる高度に上限を指示されています。
「Japan Air 803, climb and maintain 6,000 until further
advice. Traffic your 10 o'clock is a Piper 28 at 8,000.」
日本航空の西行きの飛行機の様です。我々の下を
くぐって西に出て行く管制指示が出されていました。
しばらくすると9時の方向(真左)にJALの飛行機が。 |
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伊丹の忙しい空域も抜けました。
関西アプローチの管制官から、所沢にある東京コントロール
へと交信がバトンタッチされています。
今日も青空が綺麗です。ちょっと下の高度には
雲が少しですが出始めています。 |
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さて、いよいよ鳥取空港の進入開始です。
海岸線沿いにある大きな砂浜らしき場所が
有名な鳥取砂丘です。まだ高度も7,000フィート
(約2,300メートル)ですから、大きな砂丘も単なる
砂浜にしか見えません。 |
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Rwy10の計器進入です。ILSアプローチのファイナル
ターンを完了し、徐々に高度も下がりはじめました。
今日の鳥取は南からの横風が結構強く、15ノットの
瞬間最大風速(ガスト)の23ノット。進入中は四六時中
揺れが大きいですね。 |
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さて、ILSアプローチもミニマムまで降りてきました。
着陸です。右からの横風に注意ですね。 |
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いや〜揺れの大きかったアプローチですが、
無事にRwy10に着陸です。駐機場までゆっくり
タキシングしましょう。 |
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駐機場です。前には同じ八尾空港からレンタルの飛行機で
こられているセスナ172も駐機してあります。 |
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「ようこそ鳥取へ」の白い文字が我々を歓迎してくれました。
今日は鳥取砂丘にでも行ってみますか! |