２００４年１２月１９日

ＪＡ４０４４から買い換えた？　ま～さか！

フライトプランを提出していざエプロンに。すると目の前に大きな飛行機が駐機しているではないか。しかもＪＡ４０４４のまん前である。

確かに尾翼には大きな赤い丸がペインティングされている「政府専用機」ではないか！ジャンボが我々の小型機の直ぐ前に駐機していることに驚いているのか、それともそれが政府専用機であることに驚いているのか・・・自分でもよくわからない。「小泉総理大臣かな～？」とＳＰＡＲＫＹ妻が嬉しそうに口にする。

今にも乗客が到着しそうな雰囲気の専用機を横に見て我々もＪＡ４０４４に向って歩く。だだっ広いコンクリートの駐機場を３０代の男女と５歳児が手をつないで滑走路の方向に（専用機の真横）を歩いているわけだ。さぞ不思議、怪しかったのだろう・・・黒いスーツにイヤフォンをした体格の良い男性（おそらくＳＰ）が我々の進路をさえぎる角度で近づいてきた。「すみません、どちらに行かれますか？」と。だが、どんな答えを予測していたのだろうか・・・「いや～、ちょっと滑走路まで記念撮影にお散歩です～」？？そんなわけないでしょ～が。

「いや～、あそこの飛行機まで。」と答えたがキョトンとされた。「うちの飛行機なんです。今から大阪まで飛んで帰るので・・・」やっと理解していただいたようだ。優しそうな微笑と軽い敬礼で「あ、失礼しました。お気をつけて」と返事。

我々がＪＡ４０４４にたどり着いた時、大型バスから青い帽子をかぶった自衛隊員の団体が降りてきて専用機のタラップを上がっていった。おそらく中東に派遣される部隊を送迎するフライトだろうか。突然の大型機の登場にワクワクした名古屋空港からの出発だった。

名古屋空港にて。我々の前に大きな飛行機が！