伊豆諸島の新島空港ターミナルビル内。
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出発機の案内ボード、乗り込み用のボーディングブリッジ、自動チェックイン器、スーパーシート利用客の待合ラウンジ・・・空港というといえばこういったイメージを強く持っている人が殆どではないだろうか?確かにこの様な雰囲気は旅客機に乗って遠くの町へ飛んでいく旅の始まりでワクワクする気持ちを演出してくれる空気がある。
一方、定期便の出発時刻が表示されたままの黒板、手書きのボーディングパス、窓ガラスの向こうに留まっている全席窓側のプロペラ小型旅客機、全旅客が一緒に待つ空港ビル・・・これが離島のローカル空港だ。
近代的な都市型空港もモダンなカッコよさがあるが、この様なローカル空港もどこかレトロな、懐かしい匂いが漂っている。この島に住んでいる人達にとっては、大空港にも負けないくらいの「旅の始まるワクワクな気持ち」を演出してくれる場所であるのは間違いない。 |
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