高松空港の南側にある公園に展示されているYS-11機内。
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この秋で日本の空から旅客機としていなくなるYS-11。戦後、日本が初めて、そして現在までも唯一生産した旅客機が双発プロペラ機のYS-11型機である。この「日本の名機」が保存のために日本各地の空港で展示、保管されているのはご存知だろうか?知っている限りでも山口宇部空港、但馬空港、高松空港と、西日本でも3箇所はある(他にもあるかな?)。
この高松空港の南側にある公園に展示されているYS-11は、なんと操縦席の椅子に座ることもでき操縦桿を握ることができるほどの展示状態だ。もちろん計器類はアルミ板で保護されているものの、臨場感でいっぱい。しかも前方の窓からは高松空港の滑走路やエプロンが全貌できるわけだ。
もう空を飛ばなくなったYS-11も、このような展示という形で子供たちと触れあい、ちびっ子達の空想の世界で今でも青空を飛び回っているはずだ。
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