長野県の山、沈む夕日。 高度10,000フィートから。
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秋の晴天、長野県の松本空港に紅葉を楽しみに飛んだ。標高の高い山に囲まれた松本空港、名古屋から直行するコースは3000メートル級の山の谷間を降下しながら飛ぶ。JA4044はターボエンジン搭載のおかげで、できるだけ山頂よりも高い高度を維持しながら巡航してくるものの、さすがに松本空港への着陸進入を開始する時は降下をしなければならない。特に安全面には何も支障はないのだが、周囲が山となると気流が一番気になってくる。
と、多少の緊張感と共に降下を開始する。すると、高い高度では目立たなかった長野の山が紅葉で真っ赤に染まっているではないか。
これから日の入りの時間も早くなり、寒さが増して北風の荒れる季節になるという象徴だ。 |