低層の雲を避けて淡路島を横断。
|
今年の12月は非常に寒い。寒気が太平洋側まで伸びてきて、すでに四国山脈も雪で覆われていた。
高松からの帰り、いつもは明石海峡を横断して大阪に帰るのだが、先を見ればかなり低い雲がべったり。あえて淡路島の中央を西から東に横断、神戸沖の神戸空港まで一直線。さすがに低高度は風も荒れていて気流は不安定だが、湿っけのある雲に凍結温度の高度で近づくのは得策ではない。
安全運行に気を使いながらのフライト、でもその低層の雲が夕日を受けてピンク色に輝く。綺麗だ。美と悪は紙一重、慎重に飛ぶのは当然だが、緊張の中にも美しい物を探す意識も同時に持っておきたいものだ。 |
|
|