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2006年3月11日

出発準備が整った東京行きの日本航空便。南紀白浜空港。

平行誘導路が整備されていない南紀白浜空港。出発する航空機は誘導路ではなく滑走路上を離陸開始の位置までゆっくりタキシングをして180度Uターンする。要するに滑走路に入った航空機が滑走路を占有する時間が比較的に長くなり、また同時に別の航空機が滑走路に入ることが運営上できない。交通量の少ないローカル空港では一般的な環境だ。

南紀白浜空港に着陸する直前、「Nanki Radio, Japan Air 1382, Tokyo, 280.」と無線から聞こえてきた。旅客機が出発の最終準備に入ったわけだ。「彼らよりも先に降りたいな〜」と、旅客機の離陸を待たされて空中待機を避けたくなる。幸いにも待たずと着陸許可が出て事無く着陸したわけだが、「Japan Air 1382 stand by push back due to traffic.」と、逆にこちらが駐機場にタキシングするまで大きな飛行機がゲートで待たされる状況に。

ちょっと申し訳ない感じをしながらも、「ラッキー!」と自己中心的な思いも。滑走路を使う順番はお客さんの人数やスピードではなく、あくまでも早いもん順。今日は「ちょっとお先に〜」ってな感じだった。