2月に開港した神戸空港。
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大阪の小さな空域に3個目の空港が開港してから約一ヵ月半、開港前に心配していた空域が狭くなる点、実際の運用が開始してみたものの・・・。
有視界飛行の場合、神戸空港の開港前は現空港沖を1,300フィートという低高度で往来していた。よって、同コースが開港に伴い飛べなくなり、三宮沖を低高度で横断する必要が発生するのでは・・・という心配があった。六甲山直下のコースを低高度で飛ぶことは、気流や風の影響で揺れが予想できるだけでなく、小型機やヘリコプターの往来で混み合うという点も気になっていた。
ところがどっこい!開港に伴い空域が予想と異なる内容で変更。八尾空港周辺の上限高度が2,000フィートから3,000フィートまで高くなり、さらには伊丹空港の西側出発経路の空域制限が撤廃。今までの空港沖のコースは神戸空港の許可がなければ飛べない点は予想通りだが、前記の変更で神戸沖を5,000フィート以上の高高度で往来ができるように変わった。
今となっては神戸沖を1,300フィートで「はっていた」時代が懐かしく思われる。 |
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