２００８年１０月１９日

名古屋空港から離陸の瞬間。

日没が夕方の５時にやってくるこの季節。
夏ならまだまだ陽が差し込むこの時間、空港は薄っすらと暗くなり、滑走路の照明も眩しいくらいに輝いている。昼間の空港とはまったく違って、どことなく落ち着いた雰囲気に変わって、遠くから最終進入をしている飛行機のランディングライトがハッキリと見えている。

自機のコクピットも暗く、計器にあたるオレンジ色の光や、上から落ちてくる赤い光に包まれる。

「Juliet-alpha 4044, wind 360 at 9, cleared for takeoff runway 34.」

管制塔の離陸許可を受けてスロットルはフルパワー！陽が沈む西の空へ離陸、神秘的なナイトフライトの始まりだ。