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2003年 4月 6日

徳島県脇町にて

今日はY氏の都合が悪く、フライトは私だけの予定となった。せっかくの機会なので、会社の後輩であるM江さん(写真左)をお誘いした。学生時代のお友達のA子さん(写真右)も同伴ということで、久々に四国の高松までフライトすることにした。

お二人は小型飛行機が初めて。小型機が初めてという方をお乗せする時は気をつかう。やはり楽しい経験であって欲しい願いから(小型飛行機を嫌いになってほしくない)、前夜のフライトプラニング、気象チェック、現地の予定、など等を綿密にチェックする。「風は強くないかな〜」、「気流が悪かったらどうしよう」。いくら心配しても天気は神のみぞ変えれるにもかかわらず、色々と考えて眠りも浅かったりする。

さて、フライトの朝は晴天!雲ひとつ無い青空が広がり、風も穏やかだった。ちょっとワクワクしているお二人を地下鉄の八尾南駅でお迎えし、早速飛行場に向かう。出発前のウェザーもOK。予定通りの四国ツアーが始まった。行きはM江さんがコパイ席(前右席)に、帰りはA子さんが座られた。気流も比較的に安定し、お二人の最初の不安と緊張も和らいだ。

飛行場すぐの讃岐うどん「川田うどん」を食し、レンタカーで徳島県の脇町を散策、高松空港への帰りの途中で塩江温泉に入る。春の暖かい一日をエンジョイ。おいしいソフトクリームまで食べて車の中は会話が絶えなかった。

高松空港からは夕方の5時半に離陸したために、瀬戸内海が美しい夕焼けで金色に輝く。明石海峡を渡って六甲アイランドに差し掛かった時に「そうだ、ここで360度の旋回をすれば夕焼けが綺麗にみれるだろうな」と思って左に緩やかに旋回。「わ〜綺麗!」とお二人の美女に喜んでいただいた。少しずつ街のネオンがつき始めたころ、心斎橋、天王寺の上空を通過した後に八尾空港へと最終進入。最後のランディングもスムーズに決って完璧な1日が幕を閉じた。

どうやらお二人は「空の病」がうつってしまったらしい。またお誘いしますね〜。