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2003年 5月17日

神戸にあるF社の研修施設、「スペースα」 が写真中央の白いビル。
ゴルフ場の上、交差点の下に駐車場と隣接。
この時、高度は8,000フィート(約2,600メートル)。

当然であるが、飛んでいる時には地上にも目がいく。「あそこの川は何かな?」とか、「あんなところに高速道路があるな〜」とか・・・色々と好奇心がわく。

以外に慣れないと難しいのは空から地上にある物体を見つけることである。当然だが、飛行機の飛んでいる高度と速度に大きく影響される。高くなればなるほど地上の物体が小さくなり、見つけずらい。速くなればなるほど通り過ぎていくのが速くなり、見つけ出す時間が短くなる。1軒の家を見つけれるのは(家の大きさにもよるが)、おそらく6,000フィート(約2,000メートル)程度が限界だろう−旋回や低速でない前提だが。高度がたとえ6,000フィート以下であっても、コツは必要だ。

飛行機からは大きな物体が先に目に入る。川、山など。これらは無意識でも気が付くくらいの大きさである。 次に、ちょっと意識しながら目を外にやると鉄道、高速道路、ゴルフ場、などの大きめな物が見えてくる。さてさて、もっと注意をしてみれば、学校の校庭、ゴルフの打ちっぱなし、大型スーパーの駐車場、駅、などの敷地がある程度の大きさの場所に気づく。そこまで気がつけばこっちのもの。探している建物(例えば自宅)の近所にある学校やお寺、幹線道路やテニスコートなどを見つけて、そこを基準に見つけ出せばよい。

さて、急がねば。自家用プロペラ機とはいえ、結構速い。グングンと下の景色は過ぎ去っていく・・・