15,500フィート(約5,200メートル)で巡航中。
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フライトレベル155。
通常は14,000フィート未満は普通の数字で高度を表現するが、14,000フィート以上になると数字の下2桁を省略して「フライトレベル」という表現を加える。8,000フィートな「Eight thousand feet」だが、16,000フィートだと「Flight Level 160」となる。小型機としては大体が10,000フィート以下を飛行しているので、さすがにフライトレベルまであっがってくると何やら別世界の感じがする。決して別世界であると確信する何かがあるわけではない、何となくの雰囲気だけである。とは言え、速度は速くなり、雲もいつもよりも下に見えたり、普段ならかなり上にある雲も近い高度にモクモクしている。旅客機も頻繁に交差していく。青空もいっそうの青の印象がある。とにもかくにも違う感じだ。
JA4044はターボエンジン搭載のために、普通の小型自家用機よりも高い高度に上がってくることができる。今日のようにフライトレベル155(15,500フィート)まで上がってくると飛行機も性能をフルに発揮して喜んでいるようだ。
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