Japan Terrain Mesh Sceneryは、現在3種類の解像度バージョンを公開していますが、ST版（LOD=9：解像度76m相当）とHG版（LOD=10：解像度38m相当）とでは、ファイルサイズが大きく異なるにもかかわらず、FS2002上ではそれほど違いが現れていないようでした。
これはFS2002の有する設定がデフォルト・テレインに適合するように調整されているためです。そこで、FS2002フォルダ内のFS2002.CFGを手動で編集することで、詳細なアドオン・テレイン本来のデータにより近いテレインを表示させることができるようになります。
※以下の作業はFS2002.CFGを手動で書き換えます。簡単な作業ですが、間違った場所を書き換えると最悪FS2002が起動しないおそれもあります。また数値を書き換えることでPCへの負荷の増大等他に何らかの影響を及ぼすおそれもあります。作業はバックアップを取った上で、くれぐれも自己責任でお願いします。
FS2002.CFGの編集法
テキストエディタ等でFS2002.CFGを開きます。
そして、[TERRAIN]セクションのTERRAIN_MAX_VERTEX_LEVEL=19という行を探します。
この 19 がデフォルト設定なので、この部分を 21 に書き換えます。
TERRAIN_MAX_VERTEX_LEVEL=21
その後、変更を保存してテキストエディタを閉じます。
FS2002のテレイン・シーナリ表示関連のオプションは最高にしておいた方がよいでしょう。
フレームレートが厳しい場合には 20 とすることでも効果があるようです。
以下は、変更前と変更後のスクリーンショットです。違いがわかりやすいように黄色のテクスチャに張り替えてあります。場所は京都東側。
※スクリーンショットからもわかるように、高解像度（LOD=10：解像度38m相当）のテレイン・メッシュ・シーナリ導入時に効果のあるTipsです。
LEVEL=19 LEVEL=21 HG ST LE
