1.1■FS2KでテクスチャーはREAD ONLYになっていますが変更する時はどの様にすれば良いのですか。
1.2■FS98の機体をFS2000で使う事はできますか。
1.3■FS98から機体をFS2000にコピーしましたが、Aircraft Listに表示されません。
1.4■機体の影がありません。どうしたら影が出るようになるのですか
1.5■FS2000で機体の飛行特性を編集する。
1.6■起動時のREALISM設定をデフォルトから変更する方法はありますか。
1.7■FS2000用の機体はFS98で使用できますか。
1.8■FS2000のへりを機敏に動くようにする方法。
1.9■FS2000に機体をインストールするとバウンドしたりクラッシュしたりします。
1.10■スポットプレーンビューで見るとアドオンの機体が大きすぎたり小さすぎたりします。
1.11■FS98用機体をFS2000に導入すると窓の表示が変になります。
1.12■ステアリングの悪い機体を修正するにはどうすれば良いですか。
1.13■FS2Kの機体選択プレビューで表示される機体の大きさが違うのは何故。
1.14■デフォルト以外の機体でスモークを出すことは可能でしょうか。
1.15■Patch2で影が出るようになりましたが、透明感のある影になりません。
1.16■WIN2000でFS2000を使うと一部の追加機体が表示されません。
1.17■デフォルト機体をリペイントすると灰色に表示される。
1.18■機体の強度の変更方法。
1.19■Aircraft.cfgでの参照記述について。
1.20■機体プレビュー画面の倍率を変更するツール 。
1.21■.airファイル置き換えによる飛行特性の修正。
1.22■FSでの燃費の修正方法。
1.23■簡単な機体特性の変更方法。
1.24■機体テクスチャーのBMP化。
1.1■FS2KでテクスチャーはREAD ONLYになっていますが変更する時はどの様にすれば良いのですか。 aircraft.cfg ファイルを修正する事で、READ ONLYの状態を変更する事ができます。 各々の機体のエントリーの最後の行に "editable=0"となっていますが、これを 0 から 1 にすると 修正が可能になります。
1.2■FS98の機体をFS2000で使う事はできますか。 FS98用の機体はFS2000で使用可能です。FS98のAircraftディレクトリーからコピー&ペイスト すればそれだけでFS2000で使用可能になります。InternetからダウンロードしてきたZIPファ イルから導入する場合も同様です。なお、ムービングパーツを使用した機体もそのまま使用 できます。 FS2000に付属しているAircraft ConverterはFS5やFS6用の機体をFS2000に導入する為に使用 します。FS98用の機体では必要ありません。 【標準的な機体の導入方法】 1.まず、エクスプローラ等でFS2000のホールダーを見つけ¥FS2000¥aircraft ホールダーにその機体用の名前で(ここではfacrj100とします。)サブホールダーを作成して下さい。 2.上で作成したfacrj100サブホールダーzipファイルを解凍して下さい。 ホールダー付きで解凍され、各ファイルが自動的に配置されます。 もし、ホールダー付きで解凍できない場合は、以下の手順でファイルを再配置 して下さい。 1. テンポラリーホールダーに中味を全て解凍して下さい。 2. ¥FS2000¥aircraftホールダーにfacrj100というサブホールダー を作成し、更にその下にmodel,panel,sound,textureの名前のホールダー を作ります [¥FS2000] | + [\Aircraft] | +[\facrj100] | +[\model] | +[\panel] | +[\sound] | +[\texture] 3. 以上のようにフォルダーが出来たらテンポラリーホールダーから それぞれのフォルダーにコピーして下さい。 [\Aircraft] | +[\facrj100]---facrj100.air ; aircraft.cfg | +[\model]-------facrj100.mdl ; model.cfg | +[\panel]-------panel.cfg | +[\sound]-------sound.cfg | +[\texture]-----facrj100.0af ; facrj100.1af ; ..... ; facrj100.9af
1.3■FS98から機体をFS2000にコピーしましたが、Aircraft Listに表示されません。 panel.cfgやsound.cfgの指定を確認して下さい。FS2000に入っていないファイルが指定され ていた場合はAircraft Listに表示されません。 panel.cfgやsound.cfgはテキストエディターで修正する事ができます。 導入した機体が大型の双発機である場合は以下の様に内容を修正して下さい。 panel.cfgの内容 [fltsim] alias=b737_400\panel sound.cfgの内容 [fltsim] alias=b737_400\sound
1.4■機体の影がありません。どうしたら影が出るようになるのですか。 残念ながらFS2000では影がありません。FS98以前のバージョンにはありましたので、なん らかの理由でマイクロソフト社はこの機能を取り外したものと思われます。 FS2000パッチのREADMEファイルの中で、次のバージョンでは復活したいと書かれています ので、FS2000では影はないままと言う事になります。 追記: 2000/04/03 3/20にMSから発表されたFS2000 Patch2で影が出るようになりました。 その後、このパッチは一度、公開停止されましたが、バグを修正した新しいPatch2が再度 公開されています。
1.5■FS2000で機体の飛行特性を編集する。 FS2000 Pro版には機体特性変更する為に、Aircraft Editorが付属しています。ただ、残念な 事に付属のhelpを見ても、どのスライダーをどの様に変更した時に、機体特性がどの様に 変更されるのか明確には書かれていません。また、変更可能な項目もわずかです。 もし、機体特性の変更をされたい場合はAbacus Flight Dynamics Editorをお勧めします。 このプログラムはフリウェアーでAbacus社の以下のHPからダウンロードできます。 また、このサイトにはFS2000で機体特性を変更する際の情報が数多く掲載されていますの で参照して下さい。 Abacus社HP http://www.abacuspub.com/ (Abacus Flight Dynamics Editorをダウンロードする時は表紙から"Downloads"を選択し、 Downloadページから"Flight Dynamics Editor"を選択して下さい。) [Flightinfo FS FORUM] 13597 白井正芳 00/06/03 23:40:37 まずは、自分が変更したい特性の項目を変更してみてください。どれくらい変更すればいい のかはカットアンドトライになります。また、変更した項目だけではなく他の特性に影響が 出ることもあります。これもカットアンドトライでいろいろ試してみるしかないようです。 ある意味、特性調整には教科書がありませんし、機体などのように形に表れませんので、非 常な苦労が伴います。そのような中で、飛行特性を芸術的なまでに仕上げられる方には頭が 下がります。
1.6■起動時のREALISM設定をデフォルトから変更する方法はありますか。 機体のrealism settingはFS2000の終了時に保存されません。 FS2000の起動時に自分の好きな機体、場所、realismを設定にしたい時にはFlightを使用する のが良い方法と言えます。 やり方ですが、お好みの機体をお好みの空港に置きます。そして、各種の設定、例えば 燃料の量や航法無線の周波数、realism設定を適当なものに合わせます。その上でそのフ ライトを保存し、Default Flightに設定します。 こうする事で次からFS2000を起動した都度、その設定が有効になります。
1.7■FS2000用の機体はFS98で使用できますか。 [Flightinfo FS FORUM] 9841 白井正芳 00/02/02 FS2000でアドオン機体を表示させた場合、従来発生したいた透明化現象が解決されます。 で、それに乗じてコックピットを作り込んだりするわけです。また、いままで透明化対策 を行っていた部分が不要になりますのでその分、他の部分を作り込んでしまうわけです。 というわけで、FS2000用として作られた機体をFS98で使うとコックピットが透けてしまっ たりという不具合が生じてしまうわけです。残念ながらFS98用の機体(FS2000でも使用化で す)とFS2000専用の機体は分けて考えなくてはならないようです。
1.8■FS2000のへりを機敏に動くようにする方法。 [Flightinfo FS FORUM] 9258 のらねこ 00/01/21 FS98に比べて各段に飛ばしやすくなったのですが、反面かなり動きが鈍くなったと感じる方 もおられると思います。 私もその一人ですが、機体製作会議室に書きました通りeditableの記述パラメーター変更しても ヘリだけは特性調整ができません。 これはヘリの飛行特性がすこし特殊なこともあるのですがBELLのAircraft.cfgをよくみると以下 のような記述がるはずです. [Helicopter] low_realism_stability_scale = 1.0, 1.0, 1.0 これは飛行の各姿勢制御に対する挙動安定性を設定してあります。Pitch , Bank, Yawの順ですね. ここの数値を少なくすれば不安定細かく言いますと修正舵、及びアンチトルク(テールローター 操作)とサイクリック操作の適切なミキシング(ラダーは必須になります.)をより細かく行う 必要が出るのですが反応がかなり早くなります。(ちなみにわたしは、0.5, 0.5, 0.5です。) ある程度のヘリアクロも可能になります。 逆に2.0, 1.0, 1.0辺りにしますとピッチ方向の操作に対する挙動が安定し(鈍くなり)初心者 でもホバリングがさせやすくなるでしょう。 注意;操作の機敏では無く、操作に対する挙動が機敏になるということです.
1.9■FS2000に機体をインストールするとバウンドしたりクラッシュしたりします。 [simflight.fs2000 FS2KFAQ Mike Davis kash-a訳] これを避ける一つの方法は、"Y"キーで素早くスルーモードに切り替えて、"A"キーで機体を着 地させた後再び"Y"キーでスルーモードから抜けることです。もう一つは"B"を押すことによって、 大気圧の設定と実際の大気圧との不一致を解消することです。 [Flightinfo FS FORUM] 10776 かめ 00/02/23 飛行特性エディターにて、修整は可能です。すべての機体で上手く出来るかは確証が持てません が、数例直す事に成功しています。 このBBSで良く話題に上っているAbacusのFDEか、あるいは http://www.sns-access.com/~eagle/ で 公開中の"AirEd"を使います。 私は個人的にキー操作のしやすさから AirEd を多用していますが、 項目301のFuselageの中にあるCOG Height From Ground の数値を高くすれば、機体選択時の出現 位置が高くなり、潜っている状態からのジャンプは防げるようになります。 逆に高すぎて落ちる機体もありますので、適宜調整してみてください。 また、Landing Gear 項の Main(Nose Tail)Vertical の数値で脚の長さが決まりますので、こ ちらの微調整が必要なケースもあります。
1.10■スポットプレーンビューで見るとアドオンの機体が大きすぎたり小さすぎたりします。 [simflight.fs2000 FS2KFAQ Mike Davis kash-a訳] 機体のサイズは、フライトモデルと作者によります。"View"メニューのズームのセッティングで 調整できます。
1.11■FS98用機体をFS2000に導入すると窓の表示が変になります。 [Flightinfo FS FORUM] 10300 のらねこ 00/02/12 FS98の旅客機の多くの窓の作りかたはボディの窓の付近に板を別パーツで張りつけて窓に見せて いるのですが、FS2000ではレイアー処理(上下関係)が強力になりボディに隠れてしまいます。 おそらくこれではないでしょうか。
1.12■ステアリングの悪い機体を修正するにはどうすれば良いですか。 [Flightinfo FS FORUM] 10719 のらねこ 00/02/22 まずアバカス社のHPよりFlight Dynamics Editor(FDE) http://www.abacuspub.com/catalog/s372.htm を入手しセットアップしてください。フリーウエアーです. 次にFDEを起動して編集したい機体を選択します。 で、その項目 Landing Gearの Center Gear Position Right+/Left- C or G の値がおそらく-1になっていると思いますがそれを0に。 同じように Scrape Points Positionの Front Scrape point Right+/Left- C or G の値も-1になっていたら0に直してください. これでOKです。 なんでこう言う値が入ってしまい、曲らなくなるかは作者の設定では無くおそらくはコンバー ターの影響だと思います。 また、他の方の特性に入れ変えると脚の位置が違っていたりしますので注意が必要ですし根本 的な解決とは言えません。
1.13■FS2Kの機体選択プレビューで表示される機体の大きさが違うのは何故。 [Flightinfo FS FORUM] 10930 REGAL 00/02/27 これはFS2Kでの仕様変更による不具合の1つです。 FS2Kからは機体変更時にズーム値を機体固有の「ある値」にリセットしてしまうようになっ たのですが、AF99で製作された機体はほぼすべてこの「ある値」がFS2K標準の機体の半分程 度のためどアップになってしまう現象が起こります。 ただ、この「ある値」についてはAF99で指定するものではなく、また、どこに格納されてい るパラメータかも明らかではありません。(#MDLファイルのどこかだと思うんですが) よって、根本的な改善方法はまだ見つかっていません。 とりあえずの方法としては 1)いちいち表示オプションを修正する 2)機体を変更する前に外部視点を真上に持って行っといて、変更後戻す。 (機体変更でリセットされる視点距離は水平距離だけなので) とゆうどちらもめんどくさいやりかたがあります。 [Flightinfo FS FORUM] 11857 REGAL 00/03/25 先日発売された AircraftAnimatorの1.2でこの不具合を修正する(てゆうか距離の初期値をより大きな数字に する)機能がつきました。 ただ、製品版およびオンラインレジスト版ではもちろんこの機能が使えますが試用モードで 使えるかどうかはわかりません。
1.14■デフォルト以外の機体でスモークを出すことは可能でしょうか。 [Flightinfo FS FORUM] 11359 のらねこ 00/03/11 FEDもしくはAIREDで、編集したい機体を選びその項目のなかに(FEDです。) Smoke System? というのが有りますのでそこをYesにすればでるようになります。
1.15■Patch2で影が出るようになりましたが、透明感のある影になりません。 32ビットフルスクリーンにするとベタ黒い影から透明感のある影にする事ができます。 ただ、ビデオカードの種類によって透明感のある影がでないケースや、Windowsでの 画面設定とFS2000の中でのディスプレイのカラー設定によって、でたりでなかったり する様です。 TNT2では32ビットフルスクリーンで透明感のある影がでたとの報告があります。
1.16■WIN2000でFS2000を使うと一部の追加機体が表示されません。 [Flightinfo FS FORUM] 11648 REGAL 00/03/19 MDLファイルのサイズが70KB超えたアドオン機体はWindows2000環境だと実行不可能のよう です。(付属機体はOKなんですが) いろいろ試してみましたがパッチの有無とかFS2000.EXEとは無関係っぽいです。 70KBオーバーのMDLファイルはAircraftAnimator(1.1以降)を通したMDLファイルがよく該 当しますがAAを通しても70KB超えていなければ正常表示されますしAAを通していないもの でも70KB超えてる(FSDSなどで製作可能)とNGです。 [Flightinfo FS FORUM] 12332 うさぴょん 00/04/13 www.flightsim.comに、FS2000 MDL Repair Utilityなるものがアップされてます。 やっとWin2KでFS2Kができる環境が整いそうです。うちの環境ではなぜかW2Kの方がFS2K の瞬停などが少ないようですので、OSも移行できるかもしれませんね。 この問題はパッチ2でも直らなかったので、もしかするとDirectXのバージョンアップを待た ないと直らないのではと心配していたのですが、これが有効なら言うことありません。 FS2000 - FS2000 FS2000 MDL Repair Utility [ Download | View ] Name: mdrepair.zip Size: 8,370 Date: 04-11-2000 FS2000 MDL Repair Utility. This program will check and fix and visual model (.MDL) files for FS2000 running on Windows 2000. Previously, some models which where over a 64K limit for the BGL instructions would fail to load with a message saying "Unable to load visual model". By Dave Parsons.
1.17■デフォルト機体をリペイントすると灰色に表示される。 [Flightinfo FS FORUM] 11952 てれいん 00/03/29 http://fly.to/mwgfx - NW GRAPHICSとう所で「CFSBMP」という素晴らしいソフトを 使うとよろしいですよ。ペイントブラシなどでリペイントしFS用にコンバートしてくれます。 「FSはMIPMAP用の縮小イメージを内臓しているそうなので、普通のエディタで上書きすると その部分の情報が切り捨てられます。」・・と私もREGALさんからご教授を受けました。 それからは「これでもか!」と言うくらいリペイントし放題になります。
1.18■機体の強度の変更方法。 [Flightinfo FS FORUM] 13491 くろねこ 00/05/30 23:26:27 機体データの変更をするには専用のエディタを要します。flightsim.comに行って『aired』で サーチしてみて下さい。 なお、airedをインストールして、*.airと関連付けてDクリックすればOKです。 FlightDynamicsという項目の中にGリミットが定義されています。 この値を変更する事によって可能となります。
1.19■Aircraft.cfgでの参照記述について。 [Flightinfo FS FORUM] 13698 のらねこ 00/06/08 05:46:07 aircraft.cfgでのSOUNDやPANELの指定はその機体の同一のフォルダー 内にいくつもSOUNDやPANELフォルダーを持っている物を指定します。 セスナがそうですね。あと私のF86ブルーセットがそうしてあります。 要するにいくつもの機体MDLやテクスチャー、パネル、SOUNDを一つのAIRファイルで 管理させるために使う設定です。 では違うフォルダーのSOUNDやPANELを指定するには如何するかといいますとAIRCRAFT.CFGで、 同一フォルダーのたとえばSOUNDフォルダーを参照にいきますがとりあえずそのフォルダーを 参照させそのなかにあるSOUND.CFGで他フォルダーへ参照させるための記述を行います。 現在作業中の機体を例に取ります。 \FS2000\aircraft\SAVOIA S.21 BATTLE FLYINGBOOT for FS2000の中のAIRCFT.CFGは [fltsim.0] title=SAVOIA S.21 BATTLE FLYINGBOOT for FS2000 sim=s-21_f2k model= panel= sound= texture= editable=1 です。デフォルトで同一フォルダー中の\soundを参照しにいきます。 \sound\sound.cfgの記述です。 [fltsim] alias=FLYING_BOOT_SOUND これで\FS2000\aircraft\FLYING_BOOT_SOUND中の SOUND.CFGを参照に行きそのとおりに音を出します. \FS2000\aircraft\hennahikouki_sound\hennaoto\gasubakuhatuのなかの音を使う時は 機体の\SOUND中のSOUND.CFGに [fltsim] alias=hennahikouki_sound\hennaoto\gasubakuhatu と\fs2000\aircraftを抜かしたその以下のフォルダーを指定してやります。 PANELも同様です.
1.20■機体プレビュー画面の倍率を変更するツール 。 [Flightinfo FS FORUM] 14076 BZL 00/06/21 07:12:17 FlightSim.Comに機体プレビュー画面の倍率を変更するツールがアップロードされていました。 サードパーティー製機体のプレビュー倍率が大きすぎてはみ出してしまっていたのが、デフ ォルトの機体のようにプレビュー画面に収まるように調整できます。 MDLファイルの表示ウインドウオプションの距離に相当する部分を書き換えているようで、 スポット撮影機ビューでも機体全体が表示されるようになりました。 ファイル名は、Tcdfseng.zip です。 [Flightinfo FS FORUM] 14085 のらねこ 00/06/21 14:24:48 プレビューに付いて補足します。 このヴュー率の違いは旧アドオン機体及び旧バージョンのエアクラフトアニメータ− (AA)と言うムービングパーツ製作TOOLでは依然拡大されてしまいますね。 ですが、新バージョン(と言ってももう少したつのですが)のAAを使用しますと、自動的 にアドレス1200hの1バイト部分が修正されますのでその様な機体には今回御紹介のTOOLは 必要無いかもしれません。 が、 当方既にAAをインストールしているのでAAの無い環境でもこの修正されたAAでの加工機の ヴューが調整されているものかどうかわかりません事と、AAを入れると自動でFS2000に導入 済みの未調整の機体を調整してはくれるのですがそれもAA作業時に吐き出された再編集の為 のファイル二種類がMDLファイルと同デレクトリーに無いとこの調整は行われない事もあり (この二種類のファイルが無いとAAがあってもムービングの調整はできません。)この機能 を絞られたTOOLはユーザーにとって有効な物ですね。 ただ、一度ヴュー画面を確認して調整する者かどうか確認ののち作業をする事も必要だと思 います。
1.21■.airファイル置き換えによる飛行特性の修正。 [FSオープンスカイ] あき 2000年5月14日<日>20時12分 実は、大型旅客機はめったにないのですが、中型・小型の機体をDLすると結構ある不具合として 1.地上で静止中に勝手にピッチング・ローリングを始めてクラッシュする。 2.自動操縦の高度保持をONにしての自動上昇中または水平飛行中に旋回すると急激に高度が 低下して墜落する。 3.ILS保持でインターセプトしようとするローカライザあるいはグライドパスに対して蛇行を 繰り返していつまでも収束しない。 の3つをしばしば経験します。そのため出来る限り特性エディタで重心等の調整を試みますが それにも限度がありあちこちのサイトから同型機をたくさんDLしてベストなものを探すという ことをいつもやっています。 場合によっては特性エディタで *.air ファイル自体を合成せざるを得ないこともあります。なお、 作者の違う機体の *.air ファイルと model&texture の合成を行うと地上でタイヤが宙に浮いてい たり逆に地面にめり込んでいたりすることがよくありますので最低限、Landing gear の高さと重 心高さは調整が必要になるケースがほとんどです。 [FSオープンスカイ] あき 2000年5月21日<日>23時16分 FS98では機体の外見は Model フォルダで決まり、塗装は Texture フォルダで、飛行特性等は *.airファイルで決まります。Model&Texuture フォルダを取り替えるのと *.air ファイルを取り替 えるのは同じことです。 *.air ファイルを流用した場合はオリジナルのと同じ名前にリネームするかあるいは aircraft.cfg の sim= のところを流用してきたファイル名に書き換えるかいずれか好きな方でかまいせん。 [fltsim.0] title=機体名称 sim=airfilename ←ここに air ファイル名を記述してある model= panel= sound= texture= checklists= それから、先日記述したように作者の違う *.air ファイルと Model&Texture を組み合わせると往々 にしてタイヤが地上で宙に浮くかめり込むかします。これは *.air ファイルで規定している機体の 高さと Model ファイルで作られた機体外形が微妙に異なるせいですので特性エディタを使って *.air ファイルの Fuselage 及び Landing Gear の vertical 寸法を(飛行特性の悪かった)オリジナル 機の値に合わせてやれば直ります。 特性エディタはアバカス社のホームページ http://www.abacuspub.com/ から無料でダウンロードでき る Flight Dynamics Editor と FlightSim.Com からやはり無料で入手できる AirEd の2つを私は使ってい ます。いずれのエディタとも調整できる範囲に限度がありかなり多くの特性が Unknown と表示され て手の出しようがないのですが、2つとも異なる特徴があるため両方を使うと少しは手の届く範囲 が広がります。 ただ機体のお辞儀とか、自動操縦の追随性とかいったところまでは無理なようなのでテストフライ トしてまともに飛ぶ機体の *.air ファイルを最小限の修正で利用するのがせいぜいですけど。 私は機体の自作ができる力量を持ち合わせていないため他力本願でこんなとをやっていますがもし これでも参考になれば幸いです。なお、特性エディタで *.air ファイルを開くと非常に多くのパラ メーターが規定されているのが分かりますがどれが何を意味するかのついては詳しい説明は得られ ませんのでだいたいのタイトルから見当をつけてトライアンドエラーで慣れていってください。
1.22■FSでの燃費の修正方法。 [Flightinfo FS FORUM] 14248 yuki 00/06/28 23:25:47 FDEで.airファイルを開きまして、jet engineのところのfuel consumptionのvalueをいじります。 ちなみにある747の機体の場合defaultでは400となっていますがそれを415にしましたらだいたい 実機に近い結果が得られました。
1.23■簡単な機体特性の変更方法。 [Flightinfo FS FORUM] 14301 のらねこ 00/07/01 02:19:12 FS2000では特性の一部をAIRCRAFT.CFGに割り振る事ができます。直したい機体のフォルダーに有る aircraft.cfgファイルをテキストデータですのでノートパット(メモ帳)等で開き、下の方に [flight_tuning] cruise_lift_scalar = 1.0 parasite_drag_scalar = 1.0 induced_drag_scalar = 1.0 elevator_effectiveness = 1.0 aileron_effectiveness = 1.0 rudder_effectiveness = 1.0 pitch_stability = 1.0 roll_stability = 1.0 yaw_stability = 1.0 elevator_trim_effectiveness = 1.0 aileron_trim_effectiveness = 1.0 rudder_trim_effectiveness = 1.0 と書き加えます。 操作を緩やかにしたいとの事ですので pitch_stability = 1.0 roll_stability = 1.0 yaw_stability = 1.0 の1.0をそれぞれ好みに会わせて大きくしてやれば良いです. *_effectiveness は各舵の反応感度にあたります。 たとえばエルロンの操作をピーキーにしたい時は aileron_effectiveness = 1.0 の数値を上げ、 エレベータートリムが効き過ぎて調整し難い時は elevator_trim_effectiveness = 1.0 の値減少です. 注意は0にしない事、全然反応しなくなります。 1.0と言う数値の意味ですが、*.AIRファイルの設定に順じると言う意味です. 1.0を基準に1.5とか減少なら0.5と言う形です。 まぁこれが各機体ごとの調整で一番簡単でしょうね。 [Flightinfo FS FORUM] 14344 のらねこ 00/07/02 21:58:22 以下の意味ですね。 cruise_lift_scalar = 1.0 parasite_drag_scalar = 1.0 induced_drag_scalar = 1.0 この3点は揚力、効力、パワー効力でしょうか。 あまりここは触りません。私はここらの調整は機体製作時に機体側で調整しますので. elevator_effectiveness =エレベーターの効果 aileron_effectiveness =エルロンの効果 rudder_effectiveness =ラダ-の効果 要するに反応度でしょうね。ただあくまでもシミュレートされたその機体の各舵のことでJOYの 反応ではありません。 pitch_stability =ピッチ(機首上げ下げ)安定性 roll_stability =ロール(左右への傾き)安定性 yaw_stability =ヨー(機首の左右の向き)安定性 です。 上からエレベーター、エルロン、ラダ-使用時の安定度です。安定度と言うとこれの効果を上げれば 安定して向きが変わると思われるかもしれませんが、各方向への動きは機体の安定をずらして極端に 言えば動きたい方向へ任意に不安定にして動きをかけるためここで安定度を上げすぎますと、動作の 鈍い機体になってしまいます。 また、厳密な調整は行われませんので(あくまでも簡易的な物)この設定のみでのeffectiveness、 stability の調和は難しいです。機体特性本来が調整され尽くした上での補佐的な物です. elevator_trim_effectiveness = 1.0 aileron_trim_effectiveness = 1.0 rudder_trim_effectiveness = 1.0 これらは各舵のトリムの効果です。数値を上げるとちょっとトリムを調整しただけで効果が出てきま す。 数値ですがいわゆる%をFS2000プロ付属のFSEDIT.EXEで調整するためのパラメーターに置き換え ています。 1.0=0%ではないでしょうか。 と言うことは2.0が100%ですのでそれ以上の数値の変動は期待できないと思います。 (若干影響はあるようにもおもいますが。) 1.0で、機体の特性へ0%補足する。 2.0で100% 0で、-100%ですので機体特性は100%無効になる 50%補足させたい時は1.5。逆に-50%補足影響を減少させたい時は0.5 こう考えています。
1.24■機体テクスチャーのBMP化。 [Flightinfo 機体制作室] 白井正芳 07月04日(火)09時22分46秒 FS2000でのことと思いますが、BMP形式のファイルをリネームして、そのまま*AFファイルと 置き換えれば使うことができます。つまり、たとえば「B767.0af」を「Wing_R.bmp」と入れ替え たい場合。「Wing_R.bmp」をリネームして「B767.0af」にすればOKです。 [Flightinfo 機体制作室] のらねこ 07月04日(火)10時28分53秒 私も機体製作時には白井さんとおなじ方法をとっています。 BMPTEXTURE作画時の注意点ですが ・テクスチャーサイズは256*256の倍数のサイズで作画する。たとえば512*512ですがかなり 詳細な作画がおこなえます。 ただしフレームレートが一枚に付き1〜2フレームほどおちます。その上の倍数を使用す るとさらに綺麗に書けますが、さらにフレームレートに影響しますので、要点のみ使用す るのが良いでしょう。その必要が無ければ256*256が無難です。 ・色数は256色 パレットの色種は256色内であればどんな色でも大丈夫だと思います。3Dアクセラレ-タ がきいていないと保証は出来ませんが。私はフルカラーで作画後、Padieと言う減色専用の フリーウエア-のTOOLを使用して256色におとしています。 これですと15枚BMPTEXTUREを使用してもそれぞれパレットがばらばらにならず共通の パレットを持たせてさらに綺麗に256色に減色されます。 パレットが一枚一枚ばらばらでも問題は無いかもしれませんが、場合によりFS2000 特有の暈けがテクスチャー別に不等に現れてしまうときが有りますので、出来るだけ会わ せた方が良いようです.(それでも暈けはでますが、これはfs2000の仕様でしかたが ないです。) バイナリーエディッタでの編集でもこれらが守られていて、編集に間違いが無ければ通常認 識はされるはずです。 あと、FLIGHTINFOのSYSTEM管理者のAKINDO君がMDL中の*AFと言う拡張子を拾 い出して、一括して書き変えるTOOLを製作しています。 ・・・・え〜とどこからおとせれたッけ????? まぁBMPファイル名をリネームであわせるだけで認識されるはずですのでその方が手っ取り 早いです.^^; [Flightinfo 機体制作室] REGAL 07月05日(水)02時57分36秒 BMPとRAW(*AF)ではフォーマットが違いますので、そのまま変換しただけでは (エディタ上での)上下が反転します。手作業で変換するときは上下反転させて保存する必要が あります。 なんでそうなるかとゆう説明は冗長になるので割愛します(笑)また次の機会にでも。 >ちなみに、afを廃して、完全にbmpに置きかえる事は不可能なのでしょうか? 可能です。FSではテクスチャのフォーマットを拡張子で判断せずデータ構造そのものを見てい ますのでMDL内部で呼び出す名前と一致さえしていればテクスチャのファイル名&拡張子はなん でもかまいません。