FS98 アドベンチャー実験室

ここでは、私の作ったADVをお試し頂けます。ADV作成を始めたばかりなので
あまり出来が良いとは言えませんがお楽しみ下さい。

アドベンチャー 
第三作 下地島横風着陸訓練アドベンチャー
第二作 下地島夜間着陸訓練アドベンチャー
第一作 下地島タッチ&ゴー アドベンチャー


第三作	下地島横風着陸訓練アドベンチャー

ダウンロードはこちらです。(shimocw.zip  6KB)

第二作の下地島夜間着陸訓練ADVを、またまたホンの少し修正して作成したお手軽ADVです。
内容ですが、横風着陸訓練ですので、風が15ノットで吹いています。
この15ノットの風というのは、日常使っている単位では秒速8mの風という事になりますので
あまり強いものではないのですが、それでも相応の着陸技術が必要になります。

また、FSでは、15ノットの風にすると滑走中の風見鶏効果が非常に強くでてまともに滑走も
できなくなりますので、風は10m以上で吹くようよう設定してあります。

また、タッチ&ゴーの回数は2回で、3回目で着陸する様になっています。
風向は一回目、2回目、3回目で各々140度、110度、80度と変化していきます。
また、着陸方法はILSアプローチとなっております。
(NAV1のSJEからISBへの変更はファイナルレグの段階で行っている点は夜間着陸訓練ADVと
同様です。)

インストール方法、必要ファイル、設定は第一作と同じですので、説明は省略させて頂きます。

■ADV作成上の注意点
FS98ではADV中の天候変化についてFS6とは異なる点があります。これはFS98のバグと言って
良いと思われますが、FS6で天候変化できていても、FS98では天候が最初に設定したまま変化
しなくなります。

これを回避する方法を えび太郎さんが発見されましたので、今回のADVはこれによって天候
を変化させています。(えび太郎さん 誠に有り難うございます。 m(_@_)m )

回避方法ですが、Weather コマンド、Weather_Char コマンドによる天候エリア設定を天候変化
させる時にも再度発行するというものです。(本来は必要な場合を除き、ADV全体で一回コールす
れば良いコマンドと思われます。)
この辺の詳しい議論はFlight Info アドベンチャーの部屋のADV掲示板を参照して下さい。



第二作	下地島夜間着陸訓練アドベンチャー

ダウンロードはこちらです。(shimont.zip  6KB)

第一作の下地島タッチ&ゴーアドベンチャーをホンの少し修正し作成しました。
異なる点ですが、一番大きいのは当然ですが、夜間着陸訓練ですので、薄暮時の訓練として
設定しています。また、タッチ&ゴーの回数を1回とし、2回目で着陸する様にしました。
また、着陸方法も夜間ですのでILSアプローチとなっております。
(NAV1のSJEからISBへの変更はファイナルレグの段階で行っています。)

インストール方法、必要ファイル、設定は第一作と同じですので、説明は省略させて頂きます。


第一作	下地島タッチ&ゴー アドベンチャー

ダウンロードはこちらです。(shimoji.zip  11KB)
(ソースプログラム添付)

1.概要

	このADVはPJAが下地島訓練用に使用しているRBirdさん製作のADVの内、第一段階の
	タッチ&ゴーの部分を再構築しました。
	オリジナルでは、使用機材がPJA保有機種に限定されますが、	このADVはシチュエー
	ションファイルを使用しませんので、どんな機種でも使用可能です。また、オリジナ
	ルではSPOTからのTAXIやNAVセット等、色々な操作、チェックが入っていますが、
	このADVはタッチ&ゴーの操作に絞ったものとしています。

	簡単に内容を説明しますと、FS98で好きな機体を指定し、下地島空港のR/W17の端に
	置きます。ここで、ADVを読み込みます。ADVでは、とっても口の悪い教官と一緒に
	タッチ&ゴーを2回やり、3回目の着陸でフルストップランディングになり終了します。
	この終了時点でタッチ&ゴーの得点が表示されるという簡単なものです。

	このADVで簡単に100点が取れる様になれば、PJAで充分パイロット訓練が開始できる
	操縦技量ですので、次には是非オリジナルにチャレンジして下さい。

2.インストール及びその他の必要ファイル

	ZIPファイルを解凍すると、ADVプログラムのソース、ロード(.ADVファイル)及び
	READMEファイルがでてきます。
	この内、ADVファイルをFS98のADVディレクトリーに移すだけで実行できます。
	ソースファイルはADVでどんな処理を行うかを記述したソースプログラムでこれを
	APLC32でコンパイルすると.ADVが作成されます。(コンパイル時はAPLC32でノー
	オプションで実行して下さい。)
	ADVに興味がある方は是非ソースを自分好みのものに変更して試される事をお勧め
	します。

	このADVは殆どがテキストで画面表示されますが、一部音声ファイルを使用しています。
	使用する音声ファイルは以下の通りです。

		Flight Infoのアドベンチャーの部屋に登録されているJFLTCRWに含まれて
		いるファイル。 
			PIN.WAV		FS98(のルート)−ADV-WAV-JFLTCRWに配置
			PINPON.WAV		
		
		GPWSに含まれている音声ファイル
			-altalrt.WAV	FS98(のルート)−ADV-WAVに配置
			-500.WAV		
			-GEAR.WAV		
			-200.WAV		
			-100.WAV		
			-50.WAV			
			-30.WAV			
			-10.WAV			
		
	推奨シナリー	FS98オリジナルの下地島シナリーは少し寂しいので以下のシナリーを
			推薦します。
		
		池田壮一氏作	PJCC版下地島シナリー	
			PJCCから入手できます。
		このシナリーを入れた時に島の大半が赤と緑の塗り分けになってる場合は以下の
		対応をお願いします。
			FS98/SCENERY/ASIA/TEXTUREにある
				F350034.TXRをMSJP5  .JPN  
				F350026.TXRをMSJP15 .JPN
			FS98/TEXTUREにある
				WATER.R8をMSJP14 .JPN  
			という名前に変更してSHI_AE.BGLを入れたsceneryフォールダーに対応
			するTEXTUREホールダーにリネームコピーしてください。
			(具体的なやり方としては各々のファイルをコピーしてきてから名前を
			変更すれば良いでしょう。)

3.内容説明
	(1)まず、FS98を立上げ、お好きな機体を選び、GO TO Airportで下地島 R/W17を選択して
	   下さい。と言っても、V1が130kt、VRが145kt、V2が155ktにしてありますから、旅客機
	   やビジネスジェットをお勧めします。
	   また、燃料は主燃料タンクのみ20%程度入れておけば充分です。
	(2)次にFlightsメニューからアドベンチャーを選びshimoji Touch & Go Ver.0.1を起動します。
	(3)最初にメッセージが色々でます。NAVは自動的にセットされますが、ストロボ関係は
	   自分でセットして下さい。また、フラップも離陸位置にセットします。
	(4)「準備OK。レッツゴー」という表示がでますので、滑走を開始して下さい。
	(5)離陸して「POSITIVE CLIMB」という表示がでたらギアアップ操作をして下さい。
	   一定高度でギアがアップされないと減点されます。
	(6)次に「クロスウィンドレグ HDG 260」の表示がでますので、指示に従って上昇旋回を開始
	   して下さい。旋回は30度バンクで行って下さい。バンクが浅いと警告され減点されます。
	   また、旋回終了時のHDGが±5度以上の場合も警告され減点されます。
	   更に、旋回終了時点でSJEより4nm以上離れていると訓練空域を逸脱したものとしてADV
	   は終了します。加えて250ktの速度制限もありますので、パワーは絞りぎみにして下さい。
	   実際、空荷でしかも燃料も20%程度なので推力100%を使用する必要はない筈です。
	(7)次に「ダウンウインドレグ HDG 350」の表示がでますので、指示に従って旋回を開始して
	   下さい。旋回は30度バンクで行うこと及び旋回終了時のHDGが±5度以内とすることは
	   同様です。加えて、この旋回終了時点で高度2000ft±100ftにないと警告され減点されます。
	(8)ダウンウィンドレグ中はHDG350±5度以内、高度2000ft±100ft以内を維持して下さい。
	(9)ギアダウンは特に指示はありませんがアビームタッチダウンポイントで行うのがルールと
	    なっています。(一定高度でギアがでていないと警告され減点されます。)
	(10)SJEより5.0nm超となった処で「ベースレグ HDG080」の表示がでます。これ以降は高度チェ
	   ックはありませんが旋回については30度バンクで行うこと及び旋回終了時のHDGが±5度
	   以内というチェックは依然有効です。
	(11)次にファイナルレグの指示があります。滑走路をにらんで旋回タイミングを図って下さい。
	   1000ft以下になるとアラームが鳴り、「1000」の表示がでます。
	(12)降下は滑走路脇のPAPIの表示が白白赤々になるように行って下さい。
	   600ftで「MINIMUM」の表示がでます。この時、着陸する場合は「SHIFT+Y」、ゴーアラウンド
	   する場合は「SHIFT+N」を押します。
	(13)着陸の場合は着陸まで高度の表示が続きます。着陸した後は120kt以下になると、
	   「SET TAKE OFF THRUST & FLAPS」の表示がでますので、離陸操作を開始します。
	   これを2回行い3回目の着陸で速度が40kt以下になった時にTAXIの指示がでてその後、得点
	   が表示されます。
	(14)ゴーアラウンドの場合は、HDGが指定されますので、その指示に従います。また、高度は
	   600ftを維持します。また、ギアもアップします。HDG指示は2回でますので針路が大きく
	   外れている場合は両方のHDG指示によく注意して下さい。このHDG指示ではMMのすぐ外側
	   に誘導していますが、外れすぎるとダンマリ状態に入ってしまいます。	   
	(15)ADVを中断する場合は「SHIFT+Q」を押して下さい。



4.ADVソースを利用される方へのご注意
	(1)添付されているソースコードはAPLC32をノーオプションで使用できるようにコーディング
	   されています。(DOSでの命令語は >APLC32 SHIMOJI.TXT になります。)
	(2)ADV-SDK添付のコンパイラー(APLC)を使用される時には、高度設定単位がftになりますので、
	   例えば(100/3.28)と書かれている部分を100に修正して下さい。
	   私自身はAPLCでコンパイルしていませんが、命令語は全て、APLCのコマンドリファレンスを
	   参照していますので、互換性があるものと考えます。

5.問い合わせ先
	このADVは、完全にテストされたものではありませんので、不具合が発生した場合は是非、
	お知らせ下さい。できる限りメンテしていきたいと思います。
	なお、このADVについてのバグレポート、感想、質問は、Flight Info「FAQルーム」の掲示板
	「FSオープンスカイ」をご利用ください。URLは以下の通りです。
		http://www.flightinfo.jp/pjasaki/

	また、ADV言語に関する質問はFlight Info「アドベンチャールーム」の掲示板で受け付けています。

6.付言
	最後に、PJA用のオリジナルADVを作成されたRBirdさんに深く感謝します。オリジナルADVが
	なければ、このADVを作成することはできなかったと実感しています。
	(なお、オリジナルADVはPJA乗員訓練センターで入手できます。)

	ではADVをお楽しみ下さい。


LAST UPDATE:1999/04/16