MSアドベンチャーSDK-FS組み込み変数レファレンス



5.5■APLが使用できるフライトシミュレータ組み込み変数(FS変数)
5.5.101■ Strobes_Fail 変数
5.5.102■ Temperature_High_Alt 変数
5.5.103■ Temperature_High_Temp 変数
5.5.104■ Temperature_Low_Alt 変数
5.5.105■ Temperature_Low_Temp 変数
5.5.106■ Temperature_Mid_Alt 変数
5.5.107■ Temperature_Mid_Temp 変数
5.5.108■ Temperature_Surface_Alt 変数
5.5.109■ Temperature_Surface_Temp 変数
5.5.110■ Throttle_1 変数
5.5.111■ Throttle_2 変数
5.5.112■ Throttle_3 変数
5.5.113■ Throttle_4 変数
5.5.114■ Trans_Freq 変数
5.5.115■ Turn_Coordinator_Fail 変数
5.5.116■ Turn_Coordinator_Ball 変数
5.5.117■ Velocity 変数
5.5.118■ Velocity_Indicated 変数
5.5.119■ Velocity_Y 変数
5.5.120■ Vertical_Speed_Fail 変数
5.5.121■ VOR_1_Active 変数
5.5.122■ VOR_1_Alt 変数
5.5.123■ VOR_1_Course_Deviation 変数
5.5.124■ VOR_1_DME 変数
5.5.125■ VOR_1_DME_Avail 変数
5.5.126■ VOR_1_Glideslope 変数
5.5.127■ VOR_1_GS_Avail 変数
5.5.128■ VOR_1_GS_Deviation 変数
5.5.129■ VOR_1_Localizer_Avail 変数
5.5.130■ VOR_1_Lat 変数
5.5.131■ VOR_1_Localizer 変数
5.5.132■ VOR_1_Lon 変数
5.5.133■ VOR_1_Obs 変数
5.5.134■ VOR_1_Radial 変数
5.5.135■ VOR_1_To_From 変数
5.5.136■ VOR_2_Active 変数
5.5.137■ VOR_2_Alt 変数
5.5.138■ VOR_2_Course_Deviation 変数
5.5.139■ VOR_2_DME 変数
5.5.140■ Vor_2_DME_Avail 変数
5.5.141■ VOR_2_Lat 変数
5.5.142■ VOR_2_Lon 変数
5.5.143■ VOR_2_OBS 変数
5.5.144■ VOR_2_Radial 変数
5.5.145■ VOR_2_To_From 変数
5.5.146■ Wind_Low_Base 変数
5.5.147■ Wind_Low_Dir 変数
5.5.148■ Wind_Low_Top 変数
5.5.149■ Wind_Low_Turb 変数
5.5.150■ Wind_Low_Type 変数
5.5.151■ Wind_Low_Vel 変数
5.5.152■ Wind_Mid_Base 変数
5.5.153■ Wind_Mid_Dir 変数
5.5.154■ Wind_Mid_Top 変数
5.5.155■ Wind_Mid_Turb 変数
5.5.156■ Wind_Mid_Type 変数
5.5.157■ Wind_Mid_Vel 変数
5.5.158■ Wind_Surf_Depth 変数
5.5.159■ Wind_Surf_Dir 変数
5.5.160■ Wind_Surf_Turb 変数
5.5.161■ Wind_Surf_Type 変数
5.5.162■ Wind_Surf_Vel 変数
5.5.163■ Wind_Up_Base 変数
5.5.164■ Wind_Up_Dir 変数
5.5.165■ Wind_Up_Top 変数
5.5.166■ Wind_Up_Turb 変数
5.5.167■ Wind_Up_Type 変数
5.5.168■ Wind_Up_Vel 変数
5.5.169■ Yoke_X_Position 変数
5.5.170■ Yoke_Y_Position 変数


5.5.101■ Strobes_Fail 変数

ストロボライトが故障中の時、真(True)となります。この時はストロボをオンにすること
はできません。ブール値。読み書き可能。

使用例

STROBES_FAIL = FALSE



5.5.102■ Temperature_High_Alt 変数

高層温度レイヤーの高度を示します。フィート単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報
は飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は
天候に関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE T_HIGH_ALT

T_HIGH_ALT = TEMPERATURE_HIGH_ALT



5.5.103■ Temperature_High_Temp 変数

高層温度レイヤーの温度を示します。摂氏の気温単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報
は飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は
天候に関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE T_HIGH_TEMP

T_HIGH_TEMP = TEMPERATURE_HIGH_TEMP



5.5.104■ Temperature_Low_Alt 変数

低層温度レイヤーの高度を示します。フィート単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報
は飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は
天候に関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE T_LOW_ALT

T_LOW_ALT = TEMPERATURE_LOW_ALT



5.5.105■ Temperature_Low_Temp 変数

低層温度レイヤーの温度を示します。摂氏の気温単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報
は飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は
天候に関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE T_LOW_TEMP

T_LOW_TEMP = TEMPERATURE_LOW_TEMP



5.5.106■ Temperature_Mid_Alt 変数

中層温度レイヤーの高度を示します。フィート単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報
は飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は
天候に関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE T_MID_ALT

T_MID_ALT = TEMPERATURE_MID_ALT



5.5.107■ Temperature_Mid_Temp 変数

中層温度レイヤーの温度を示します。摂氏の気温単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は
天候に関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE T_MID_TEMP

T_MID_TEMP = TEMPERATURE_MID_TEMP



5.5.108■ Temperature_Surface_Alt 変数

表層温度レイヤーの高度を示します。フィート単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は
天候に関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE T_SURFACE_ALT

T_SURFACE_ALT = TEMPERATURE_SURFACE_ALT



5.5.109■ Temperature_Surface_Temp 変数

表層温度レイヤーの温度を示します。摂氏の気温単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は
天候に関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE T_SURFACE_TEMP

T_SURFACE_TEMP = TEMPERATURE_SURFACE_TEMP



5.5.110■ Throttle_1 変数

第一エンジンのスロットル位置を -1 から 1 までで示します。負の値は逆推進になります。
小数点以下の数値で表されます。読み書き可能。

使用例

'Read the position of engine 1 throttle.

IF THROTTLE_1 < 1.0 THEN

    PRINT "Use full throttle for takeoff."

ENDIF

'Create engine failure on takeoff.

WHILE VELOCITY_INDICATED < 60

    WAIT 1

ENDWHILE

'Reduce throttle 1 to 0.

THROTTLE_1 = 0



5.5.111■ Throttle_2 変数

第二エンジンのスロットル位置を -1 から 1 までで示します。負の値は逆推進になります。
小数点以下の数値で表されます。読み書き可能。

使用例

'Reduce throttle 2 to 0.

THROTTLE_2 = 0

'Put throttle 2 in reverse thrust.

THROTTLE_2 = -0.3



5.5.112■ Throttle_3 変数

第三エンジンのスロットル位置を -1 から 1 までで示します。負の値は逆推進になります。
小数点以下の数値で表されます。読み書き可能。

使用例

'Reduce throttle 3 to 0.

THROTTLE_3 = 0

'Put throttle 3 in reverse thrust.

THROTTLE_3 = -0.3



5.5.113■ Throttle_4 変数

第四エンジンのスロットル位置を -1 から 1 までで示します。負の値は逆推進になります。
小数点以下の数値で表されます。読み書き可能。

使用例

'Reduce throttle 4 to 0.

THROTTLE_4 = 0

'Put throttle 4 in reverse thrust.

THROTTLE_4 = -0.3



5.5.114■ Trans_Freq 変数

4桁のトランスポンダーのスコークコードを示します。各々の桁は0から7までの数値で
なければなりません。整数値で表されます。読み書き可能。

Note: 数値が範囲外であってもエラーメッセージはでません。

使用例

TRANS_FREQ = 3327



5.5.115■ Turn_Coordinator_Fail 変数

ターンコーディネータ(旋回傾斜計)が故障中の場合に真(True)になります。 ブール値。 
読み書き可能。

使用例

'Restore turn coordinator operation.

TURN_COORDINATOR_FAIL = FALSE



5.5.116■ Turn_Coordinator_Ball 変数

ターンコーディネータ(旋回傾斜計)のボールの位置を示します。-1 が左隅、0 が中央、
1 が右隅になります。サイン付きの小数点以下の数値で表されます。読み出しのみ。

使用例

IF TURN_COORDINATOR_BALL > 0.3 THEN

	PRINT "Step on the ball to return to coordinated flight."
ENDIF



5.5.117■ Velocity 変数

真大気スピードでの飛行機の速度を示します。単位はノットで示されます。読み出しのみ。

使用例

PRINT "True airspeed = ", VELOCITY



5.5.118■ Velocity_Indicated 変数

飛行機の計器指示対気速度を示します。単位はノットで示されます。読み出しのみ。

使用例

WHILE VELOCITY_INDICATED < 140

	WAIT 1
ENDWHILE
PRINT "Smoothly raise the nose to 15 degrees on the ADI."



5.5.119■ Velocity_Y 変数

上昇率/降下率を表します。正の値は上昇を、負の値は下降になります。分当たりのフィート
(feet/minute)単位で示されます。読み出しのみ。

使用例

IF VELOCITY_Y > -200 THEN

	PRINT "Increase the descent rate to stay on the glideslope."
ENDIF



5.5.120■ Vertical_Speed_Fail 変数

バーティカルスピード・インディケータ(昇降計)が故障中の時に真(True)となります。
ブール値。 読み書き可能。

使用例

IF VERTICAL_SPEED_FAIL = TRUE THEN

	PRINT "The V.S.I. has failed."
ENDIF



5.5.121■ VOR_1_Active 変数

NAV1で設定したVOR局から信号を受信している時に真(True)となります。ブール値。
読み出しのみ。

使用例

IF VOR_1_ACTIVE = FALSE THEN

	PRINT "You are out of range of the VOR station."
ENDIF



5.5.122■ VOR_1_Alt 変数

NAV1に設定した無線局の高度を示します。NAV1が無線局にあっていない場合は0を返します。
高度(MSL)はフィート単位で示されます。読み出しのみ。

使用例

'When the aircraft is directly over the VOR...

DECLARE ACTUAL_ALT

ACTUAL_ALT = VOR_1_ALT + VOR_1_DME



5.5.123■ VOR_1_Course_Deviation 変数

ローカライザーが有効な時はローカライザーに対する、そうでない時はVORからの相対的な
位置を示します。数値の範囲は -1 から 1 で -1 と +1 は両側へ針が振り切れていることを
示します。正の値は左側に離れていることを、負の値は右側に離れていることを示していま
す。CDIの針はこの値を表示しています。NAV1が無線局にあっていない場合は0を返します。
サイン付き小数点で表されます。読み出しのみ。

使用例

IF VOR_1_COURSE_DEVIATION < 0.95

	PRINT "The localizer needle is moving, start the turn to the inbound course."
ENDIF



5.5.124■ VOR_1_DME 変数

NAV1に設定された無線局に対する距離を表します。NAV1が無線局にあっていない場合
またはDMEが使えない場合は0を返します。単位は海里で示されます。読み出しのみ。

使用例

IF VOR_1_DME > 5.0 THEN

	PRINT "You have passed the intersection."
ENDIF



5.5.125■ VOR_1_DME_Avail 変数

NAV1に設定された無線局でDMEが使用できる場合は真(True)を返します。ブール値。
読み出しのみ。

使用例

IF VOR_1_DME_AVAIL = FALSE THEN

	PRINT "There is no DME on this station."
ENDIF



5.5.126■ VOR_1_Glideslope 変数

グライドパスと地面の間の角度を示します。グライドスロープが使用できない場合は0を
返します。

使用例

DECLARE GS_ANGLE

GS_ANGLE = VOR_1_GLIDESLOPE



5.5.127■ VOR_1_GS_Avail 変数

NAV1に設定された無線局でグライドスロープが使用できる場合は真(True)を返します。
ブール値。読み出しのみ。

使用例

IF VOR_1_GS_AVAIL = TRUE THEN

	PRINT "Looks like the glideslope is working today."

ENDIF



5.5.128■ VOR_1_GS_Deviation 変数

グライドスロープとの相対的な位置を示します。数値の範囲は -1 から 1 で -1 と +1 は
両側へ針が振り切れていることを示します。正の値は高すぎることを、負の値は低すぎる
ことを示しています。グライドスロープが有効でない場合は0を返します。
サイン付き小数点で表されます。読み出しのみ。

使用例

IF VOR_1_GS_DEVIATION < -0.1 THEN

	PRINT "You are getting low on the glideslope."
ENDIF



5.5.129■ VOR_1_Localizer_Avail 変数

NAV1に設定された無線局がILS局の場合は真(True)を返します。ブール値。読み出しのみ。

使用例

IF VOR_1_LOCALIZER_AVAIL = FALSE THEN

	PRINT "This is a VOR station not an ILS."
ENDIF



5.5.130■ VOR_1_Lat 変数

NAV1に設定された無線局の緯度を示します。NAV1が無線局にあっていない場合は0を
返します。-90度から+90度の角度で表されます。South_Latitudeコマンドが実行
されていない時は正の値は北緯になります。読み出しのみ。

使用例

NORTH_LATITUDE

IF PLANE_LAT > VOR_1_LAT

	PRINT "You are north of the VOR."
ENDIF



5.5.131■ VOR_1_Localizer 変数

VOR1に設定されたローカライザーへのコースを示します。ローカライザーが有効でない
場合は 0 を返します。磁気方位の角度で示されます。読み出しのみ。

使用例

IF VOR_1_LOCALIZER = 64.0 THEN

	PRINT "Check the localizer."

ENDIF



5.5.132■ VOR_1_Lon 変数

NAV1に設定された無線局の経度を示します。NAV1が無線局にあっていない場合は0を
返します。-180度から+180度の角度で表されます。East_Longitudeコマンドが実行
れていない時は正の値は西経になります。読み出しのみ。

使用例

WEST_LONGITUDE

IF PLANE_LON < VOR_1_LON THEN

	PRINT "You are east of the VOR."
ENDIF



5.5.133■ VOR_1_Obs 変数

VOR1に設定されたオムニベアリングセレクター(OBS)の値を示します。磁気方位の角度で
示されます。読み書き可能。

使用例

'Set VOR 1 OBS to the inbound course.

VOR_1_OBS = 130



5.5.134■ VOR_1_Radial 変数

NAV1に設定された無線局からのラディアルを示します。NAV1が無線局にあっていない
場合は0を返します。磁気方位の角度で示されます。読み出しのみ。

使用例

IF VOR_1_RADIAL > 095 THEN

GOSUB subNxtLeg
ENDIF



5.5.135■ VOR_1_To_From 変数

VOR1がオフの時は 0、VORがTOコースを示している時は 1、FROMコースを示している時は
2になります。読み出しのみ。

使用例

DECLARE cVOR_Off, cVOR_To, cVOR_From

cVOR_Off = 0

cVOR_To = 1

cVOR_From = 2

'Set outbound radial after passing station.

IF INRANGE(VOR_1_DME, 0.1, 1.0) AND VOR_1_TO_FROM = cVOR_From THEN

'Passed station, set outbound radial.

	VOR_1_OBS = 135

ENDIF



5.5.136■ VOR_2_Active 変数

NAV2で設定したVOR局から信号を受信している時に真(True)となります。ブール値。
読み出しのみ。

使用例

IF VOR_2_ACTIVE = TRUE THEN

	PRINT "You are in range of the VOR station."

ENDIF



5.5.137■ VOR_2_Alt 変数

NAV2に設定した無線局の高度を示します。NAV2が無線局にあっていない場合は0を返し
ます。高度(MSL)はフィート単位で示されます。読み出しのみ。

使用例

'When the aircraft is directly over the VOR...

DECLARE ACTUAL_ALT

ACTUAL_ALT = VOR_2_ALT + VOR_2_DME



5.5.138■ VOR_2_Course_Deviation 変数

ローカライザーが有効な時はローカライザーに対する、そうでない時はVORからの相対的な
位置を示します。数値の範囲は -1 から 1 で -1 と +1 は両側へ針が振り切れていることを
示します。正の値は左側に離れていることを、負の値は右側に離れていることを示していま
す。CDIの針はこの値を表示しています。NAV2が無線局にあっていない場合は0を返します。
サイン付き小数点で表されます。読み出しのみ。

使用例

IF VOR_2_COURSE_DEVIATION < 0.95

	PRINT "The localizer needle is moving, start the turn to the inbound course."
ENDIF



5.5.139■ VOR_2_DME 変数

NAV2に設定された無線局に対する距離を表します。NAV2が無線局にあっていない場合
またはDMEが使えない場合は0を返します。単位は海里で示されます。読み出しのみ。

使用例

WHILE VOR_2_DME > 30

	WAIT 1
ENDWHILE
PRINT "Contact approach control on 125.35"



5.5.140■ Vor_2_DME_Avail 変数

NAV2に設定された無線局でDMEが使用できる場合は真(True)を返します。ブール値。
読み出しのみ。

使用例

IF VOR_2_DME_AVAIL = FALSE THEN
	PRINT "There is no DME on this station."
ENDIF



5.5.141■ VOR_2_Lat 変数

NAV2に設定された無線局の緯度を示します。NAV2が無線局にあっていない場合は0を
返します。-90度から+90度の角度で表されます。South_Latitudeコマンドが実行されて
いない時は正の値は北緯になります。読み出しのみ。

使用例

IF PLANE_LAT < VOR_2_LAT THEN

	PRINT "You have passed the VOR station."
ENDIF



5.5.142■ VOR_2_Lon 変数

NAV2に設定された無線局の経度を示します。NAV2が無線局にあっていない場合は0を返し
ます。-180度から+180度の角度で表されます。East_Longitudeコマンドが実行されて
いない時は正の値は西経になります。読み出しのみ。

使用例

IF PLANE_LON > VOR_2_LON THEN

	PRINT "You have passed the VOR station."
ENDIF



5.5.143■ VOR_2_OBS 変数

VOR2に設定されたオムニベアリングセレクター(OBS)の値を示します。磁気方位の角度で
示されます。読み書き可能。

使用例

'Set VOR 2 OBS to the 165 radial.

VOR_2_OBS = 165.0



5.5.144■ VOR_2_Radial 変数

NAV2に設定された無線局からのラディアルを示します。NAV2が無線局にあっていない
場合は0を返します。磁気方位の角度で示されます。読み出しのみ。
み出しのみ。

使用例

IF VOR_2_RADIAL < 090 THEN

PRINT "Turn left heading 330 to intercept."
ENDIF



5.5.145■ VOR_2_To_From 変数

VOR2がオフの時は 0、VOR2がTOコースを示している時は 1、FROMコースを示している時は
2になります。読み出しのみ。

使用例

DECLARE cVOR_Off, cVOR_To, cVOR_From

cVOR_Off = 0

cVOR_To = 1

cVOR_From = 2

'Set outbound radial after passing station.

IF INRANGE(VOR_2_DME, 0.1, 1.0) AND VOR_2_TO_FROM = cVOR_From THEN

'Passed station, set outbound radial.

	VOR_2_OBS = 135

ENDIF



5.5.146■ Wind_Low_Base 変数

低層の風の底の部分の高度(MSL)を示します。フィート単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_LB

WIND_LB = WIND_LOW_BASE



5.5.147■ Wind_Low_Dir 変数

低層の風の方位を真方位の角度で示します。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_LD

WIND_LD = WIND_LOW_DIR



5.5.148■ Wind_Low_Top 変数

低層の風の頂上の部分の高度(MSL)を示します。フィート単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_LT

WIND_LT = WIND_LOW_TOP



5.5.149■ Wind_Low_Turb 変数

低層の風の乱気流の度合いを示します。 0(乱気流なし) 〜 255 (最も乱気流が発生しやすい
状態)。単位は整数値です。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_LTU

WIND_LTU = WIND_LOW_TURB



5.5.150■ Wind_Low_Type 変数

低層の風の頂き部分での風のタイプを示します。0が一定。1が突風。整数値で示されます。
読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_LTY

WIND_LTY = WIND_LOW_TYPE



5.5.151■ Wind_Low_Vel 変数

低層の風の強さを示します。単位はノットで示されます。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_LV

WIND_LV = WIND_LOW_VEL



5.5.152■ Wind_Mid_Base 変数

中層の風の底の部分の高度(MSL)をフィート単位で示します。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_MB

WIND_MB = WIND_MID_BASE



5.5.153■ Wind_Mid_Dir 変数

中層の風の方位を真方位の角度で示します。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_MD

WIND_MD = WIND_MID_DIR



5.5.154■ Wind_Mid_Top 変数

中層の風の頂きの部分の高度(MSL)をフィート単位で示します。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_MT

WIND_MT = WIND_MID_TOP



5.5.155■ Wind_Mid_Turb 変数

中層の風の乱気流の度合いを示します。 0(乱気流なし) 〜 255 (最も乱気流が発生しやすい
状態)。単位は整数値です。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_MTU

WIND_MTU = WIND_MID_TURB



5.5.156■ Wind_Mid_Type 変数

中層の風の頂き部分での風のタイプを示します。0が一定。1が突風。整数値で示されます。
読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_MTY

WIND_MTY = WIND_MID_TYPE



5.5.157■ Wind_Mid_Vel 変数

中層の風の強さを示します。単位はノットで示されます。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_MV

WIND_MV = WIND_MID_VEL



5.5.158■ Wind_Surf_Depth 変数

表層の風の頂き部分の高度を示します。フィート単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_SDE

WIND_SDE = WIND_SURF_DEPTH



5.5.159■ Wind_Surf_Dir 変数

表層の風の方位を示します。磁気方位の角度で示されます。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_SD

WIND_SD = WIND_SURF_DIR



5.5.160■ Wind_Surf_Turb 変数

表層の風の乱気流の度合いを示します。 0(乱気流なし) 〜 255 (最も乱気流が発生しやすい
状態)。単位は整数値です。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_STU

WIND_STU = WIND_SURF_TURB



5.5.161■ Wind_Surf_Type 変数

表層の風の頂き部分での風のタイプを示します。0が一定。1が突風。整数値で示されます。
読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_STY

WIND_STY = WIND_SURF_TYPE



5.5.162■ Wind_Surf_Vel 変数

表層の風の強さを示します。単位はノットで示されます。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_SV

WIND_SV = WIND_SURF_VEL



5.5.163■ Wind_Up_Base 変数

高層の風の底の部分の高度(MSL)を示します。フィート単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_UB

WIND_UB = WIND_UP_BASE



5.5.164■ Wind_Up_Dir 変数

高層の風の方位を示します。真方位の角度で示されます。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_UD

WIND_UD = WIND_UP_DIR



5.5.165■ Wind_Up_Top 変数

高層の風の頂き部分の高度を示します。フィート単位。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_UT

WIND_UT = WIND_UP_TOP



5.5.166■ Wind_Up_Turb 変数

高層の風の乱気流の度合いを示します。 0(乱気流なし) 〜 255 (最も乱気流が発生しやすい
状態)。単位は整数値です。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_UTU

WIND_UTU = WIND_UP_TURB



5.5.167■ Wind_Up_Type 変数

高層の風の頂き部分での風のタイプを示します。0が一定。1が突風。整数値で示されます。
読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_UTY

WIND_UTY = WIND_UP_TYPE



5.5.168■ Wind_Up_Vel 変数

高層の風の強さを示します。単位はノットで示されます。読み出しのみ。

Note: 天候に関する変数は全て飛行機の現在位置に関する天候を示します。この天候情報は
飛行機がWeather及びWeather_Charコマンドにより定義された地域にいる場合は天候に
関するコマンドにより定義された天候のみを反映します。

使用例

DECLARE WIND_UV

WIND_UV = WIND_UP_VEL



5.5.169■ Yoke_X_Position 変数

ヨークの X 座標の位置を示します。-1.0 がフルレフトを 1.0 がフルライトです。
サイン付き小数点で表されます。読み出しのみ。

使用例

IF YOKE_X_POSITION > 0 THEN

	PRINT "You should be holding left stick not right."
ENDIF



5.5.170■ Yoke_Y_Position 変数

ヨークの Y 座標の位置を示します。-1.0 がフルアップ(機首上げ)を 1.0 がフルダウン
(機首下げ)です。サイン付き小数点で表されます。読み出しのみ。

使用例

IF YOKE_Y_POSITION < 0 THEN

	PRINT "Push the yoke forward to descend."
ENDIF





Last Update 1999/1/12