5.01■離陸時にフルスロットルにするとセスナが右に曲がってしまいます。
5.02■着陸許可を依頼すると、滑走路に飛行機がいても許可がでるのは何故?
5.03■FS98では以前のバージョンのアドベンチャーは使えますか?
5.04■旅客機で大きな針路変更を行う場合、バンクはどの程度にとれば良いですか。
5.05■高度を低下させようとしても、上昇し続けるのはどうして。
5.06■オートパイロットで着陸したら機体が大きくバウンドし飛び上がってしまいます。
5.07■ヘリを飛ばすにはどうすれば良いですか。
5.08■尾輪式の機体を地上でうまく操作できません。
5.01■離陸時にフルスロットルにするとセスナが右に曲がってしまいます。 おそらく、ジョイスティックの調整が不十分であるか、調整が狂ってきた ことによるものです。 ジョイスティックの再調整を行って下さい。 ジョイスティックを調整するには、コントロールパネルから行うことも できますし、FS98のCustum Controlから行うこともできます。
5.02■着陸許可を依頼すると、滑走路に飛行機がいても許可がでるのは何故? FS98のデフォルトでは、着陸許可を依頼すると、どんな時でも許可がでます。(^^) これはFS5以前からずっと同じで、バージョンアップにも拘わらず、FSの管制 機能は最低限度のものになっています。 InernetサイトやNiftyのFFSには各種のアドベンチャーがアップされいて、これ らは、よりリアルにできています。お試しになれば如何でしょうか。
5.03■FS98では以前のバージョンのアドベンチャーは使えますか? FS98コンバーターを導入しFS98用に変換すれば、基本的には使用可能である といえます。このFS98コンバーターはMicrosoftのFSのHPやInternetサイト、Nifty のFFSライブラリーから入手できます。 但し、FS98ではそれ以前のバージョンで使えていた変数が使えなくなりました。 この為、この変数を使用しているアドベンチャーではエラーが発生する可能性 があります。
5.04■旅客機で大きな針路変更を行う場合、バンクはどの程度にとれば良いですか。 スピードや高度にもよりますが、30度を超えるバンクを行わない様にすべき でしょう。実際のエアラインでは緊急時を除き20度以上のバンクを行うこと はないようです。 大きな針路変更を行う時は十分なリードを取って、少なくとも2段階の針路 変更を行うと良いでしょう。 例えば0度から270度への針路変更を行う場合は、VORの2〜2.5NM前で旋回を はじめ一度310度程度に変更し、その上で270度の針路に定針すれば、大きな 針路変更ではあっても30度以上のバンクを取る必要はない筈です。
5.05■高度を低下させようとしても、上昇し続けるのはどうして。 まず、Autopilot/Altitude Hold ボタンがOFFになっているか確認しましょう。 また、Autopilotで高度の変更を行っていた場合、クライムレートが+にな っていると下降する替わりに上昇してしまいます。
5.06■オートパイロットで着陸したら機体が大きくバウンドし飛び上がってしまいます。 着陸する時には、オートパイロットはOFFにしましょう。FS用のアドオン にはオートパイロットで着陸ができるようにしたものがありますが、デ フォルトのFS98では、完全な自動着陸はできません。 現実の世界でも、カテゴリー3の着陸用設備を持った空港しか完全自動着 陸はできません。(これを備えた空港それほど多くはありません。) ILSは滑走路に誘導する設備であり、自動着陸装置ではありません。 着陸は手動操作で行います。それで大きくバウンドするようでしたら 着陸速度が早すぎると思われますので、スピードを落とすようにして下さ い。また着陸後は"shift +/"でグランドスポイラーを立て、スロットルを リバースにすれば、スピードはかなり早く落とすことができます。
5.07■ヘリを飛ばすにはどうすれば良いですか。 FS98デフォルトのBell 206B JetRenger IIIは難しい(特に画面の書き換えが 遅いPCだと余計に難しい)ですね。 詳しい操作方法はヘルプファイルにもありますが、最初にスティックを 垂直上昇より心持ち前進するように操作して下さい。スロットルは70〜 80%位にしましょう。それで、徐々に加速をつけ安定して前進するように なってから100%に推力をあげます。これで、離陸は可能になります。 着陸ですが、まずスティックを使う様にして下さい。着陸時にはホバーリ ングといって空中に停止して徐々にエンジンをアイドルにして着陸するの ですが、このホバリングを行っている時には機体が非常に不安定です。 ですから、わずかな傾きでもキチンと修正できるよう、ステックが必要に なる訳です。 風を10ノット程度吹かせると着陸はやりやすくなります。 また、着陸時には30%〜40%の推力を1-2秒維持しそれからアイドルにする と着陸時のバウンドを押さえられるようです。 操作しやすい機体を使う方法もあります。flightsim.comに登録されている Walt Gholson氏作の「Bell Jet Ranger Chopper4」がそれです。 Walt Gholson氏はこれ以外にもアップされていますのでお試し下さい。 ヘリ用のパネルですが、外が良く見えるパネルが良いですね。 極端にいえば、メインのパネルは消してしまって、ミニコントロールのみ を使うのが一番ですが、高度や姿勢指示器を見る必要もありますから、パ ネルを速度計、高度計、HSIが見えるように左下の方へ移動し、HSIの横に ミニコントロールを置くと外がかなり良く見えるようになります。
5.08■尾輪式の機体を地上でうまく操作できません。 尾輪式の機体のコントロールはラダーペダルがないと地上でのハンドリング は難しいようです。 F11キー(左ブレーキ)やF12キー(右ブレーキ)を使うと多少操作する事ができる ようです。 また、ラダーを使う場合でも通常の機体より、スロットルを多めにしないと 充分機能しません。
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