TACMEET2009
***5月28日 前日、事前訓練***



一昨年の前回戦競に続いて今回も展開を見物出来ることになりました(^O^)/
今回は前日入りして先に6空団の戦競塗装を事前にばっちり押さえようという贅沢なプラン。
(この段階で競技本番を見に来る予定はなかった。)

('◇'*)エェッ!?
早朝に小松に到着して1stフライトを待ち構えているといきなりこんなモノが上がってきてビックリ!
303SQに貸し出し中とは聞いていて、撮れたらいいなとは思っていましたが初っ端から出てきました。
どうやら戦競事前訓練の対抗機側1番機のようです。
306SQはフェイカーを使っていましたが、これならフェイカーいらず!

最近の戦競にはJ型は展開してこないのでこの#912は見るのも初めてです。嬉しい!




続いて戦競機編隊の離陸。幸先良く3機ともGET!
雲が厚いのが残念ですが、逆に陰影の差が少なくて影の部分もつぶれてしまわないのでこの機体の撮影には適しているかも。
フレアディスペンサーに赤いブツが入っていますね。




順調に降りもGET。
1stフライトから左右両面撮影完了です(* ̄∇ ̄*)
キャノピー先端部のドラゴンヘッドにはパイロットネームが記入されるのでしょうか?
まだ空白のように見えます。




続いて306SQの上がり
久しぶりの派手な色使いです。気合を感じます。やはり戦競はこうであってほしい!
#961は若い番号の機体ですが前回のIRANがタッチアップのみだったのか、塗装はあまり綺麗ではない。
この写真を見て初めて気が付いたのですが、J/APQ後方警戒装置(一番シッポの部分のアンテナ)装着機は後部の編隊灯が3分割なんですね。
近代化改修U型登場の雑誌記事で「3分割になりました」という記事が出ていたのでそれが初めてなのかと思っていました。




306SQも初回から左右両面コンプリート!
リペイント資料として申し分ありません。
全部塗ってやる!(つもり)




こんどはカッコいい写真を狙うポイントへ。
曇り空がバックでわかりにくいですがヴェイパーを曳きながら力強く上昇していく#934。
リペしたことのある機体が戦競機に選ばれるとなんだか嬉しい。
しかし、この機体は捻ると肝心のタンクが見えにくくなりますね。




降りは06エンドで至近距離から超望遠を装着して資料収集に徹します。もったいないオバケが出そうです。
自分的にもちゃんとした写真を撮りたい欲求がありますのでストレスが掛かりますし、何より難しい!
しかし、甲斐あってご覧のような良質な資料の収集に成功しました。




さて、お昼を挟んで306SQの上がりを待っていたらランウェイチェンジ!
慌てて24の上がりを撮るポイントへ移動。
さあ、こんどは306の背中ばっくりを・・と、思ったらなんとハイレートクライム。
目次ページのタイトル写真がそれです。
戦競機のハイレートなんて本番では絶対に見られないのでまあ、これもいいかと思ったのですが、問題はこの写真の機体。
#953は実はフェイカーで背中に大きく緑の識別塗装が施されているのです。
この子まで一緒にハイレートで上がって行ってしまいました。
結局フェイカーの背中はこの後も一回も撮れず、残念。

で、その次。
実は303SQの2回目の上がりは306の1回目の降りを追った為にAGR#912の上がりを逃がしており、3回目の上がりは戦競機よりもむしろ#912を狙う・・
つもりで待ち構えていたらなんと305SQのコールサインがレシーバーから聞こえてきました。
迷いました。すごく迷いました。
車を飛ばして降りのポイントへ移動するべきか、このまま#912を狙うべきか・・
戦競機の展開は明日のはずです。305SQだからと言って戦競機とは限りません。
#912を捨てて移動して戦競機ではなかったら・・との思いがよぎり、結局#912優先を決断。
303SQの上がりが始まるとほぼ同時に305SQが頭上をクロスオーバー。3機です。嫌なヨカンがします。




それはともかく、#912は無事GET。
#303SQとのフォーメーションテイクオフなんてそうそう撮れる写真ではないので、これは非常に嬉しい。




戦競機も元気にテイクオフ。
これで左右両面の捻りもGET。
303SQにしては今年はやや地味な塗装ですね。




さっきの3機編隊は何だったのか?
デッキへ上がって確認せずにはいられません。
結果は・・ご覧の通り戦競機でした (;△;)
その手前を303SQがタッチダウン。始まってもいないのに戦競機揃い踏み。
翌日の関東地方の天気予報が悪かったからでしょうかねえ・・




本当に戦競前とは思えない光景が続きます。
「三菱スペシャル」風塗装の様子が解る写真。
スピードブレーキはグリッドロック構造の新型に交換されており、外側もまだ通常塗装のグレーでした。




冷静に考えれば躍り上がって喜ぶべき戦果を上げているのですが、
「305を逃がした」との思いでブルーになってしまいます。
このせいで(お陰で)、「本番も見に来よう!」と決断するに至ります。
結果的には良かったんですけどね。




ノミ・・ じゃなくてペガサスのマーク初GET。203SQがパンダではないのと同じで決してノミなどではない!




続いて306SQも上がってタキシーバックで3機揃い踏み。
こうやって見比べると通常塗装の犬鷲と戦競機の犬鷲は色が微妙に違いますね。
リペイントする時には気を付けねば。

本日のフライトはこれにて終了。



その1、「6空団事前訓練」おわり。

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