搭乗記 Vol.1   JAS238便 徳島→羽田

生まれて初めて、一人で飛行機に乗ったのが、この238便でした。この搭乗記を書きます。

=今回の一言=

この便に乗る、数日前、うちに東京から友達が遊びに来ました。(以下、Sさんと呼びます。)Sさんが、帰った後、自分も東京に無性に行きたくなり、両親に相談したところ、初めてのチャレンジという事で
許可してくれました。今回は、ぶっつけ本番の、スカイメイト利用で行く事にしました。当日、空港には午後4時に到着。一番に同便の航空券をGET。航空券さえ手に入れれば、こっちのもの。ボストンバッグをカウンターに預け、しばらくターミナル内で時間を潰す。(徳島は大きな空港と違い、離発着数が極端に少ないため、この時間は全く飛来しないのだった・・)しばらくして、到着案内ボードを見ると、福岡からのJAC193便が、そろそろ到着するらしい。母に金をもらって、展望デッキへ行く。展望デッキに着いてすぐ、山側からYS−11のランディングライトが光っているのが見えた。JAC193便は、無事着陸して、スポット4へ駐機。この便は、今日はもうフライトの予定が無い為、ナイトスティとなる。
続いて、ANA535便 A321−100も到着。スポット6へ止まった。折り返し、東京行きANA536便としての出発準備が急ピッチで進められていく。午後18:00 ANA536便がプッシュバックを開始した頃、周りがだんだん薄暗くなってきたので、ターミナルへ戻り、到着案内板を確認。僕の乗る予定のJAS238便の前の便 JAS237便の到着が5分程度遅れているらしい。荷物も預けて、搭乗手続きも済ませておいたので、2Fにある、出発ロビーでうろうろする。まだ、A300は到着しない。と、ここで使い捨てカメラと友達へのみやげを買うのを思い出し、売店で使い捨てカメラとまんじゅう(?)を購入。午後18:30分 ようやく JAS237便が到着。今回のシップは、JA8377(現・松井ジェット2号)のようだ。しばらくして、アナウンスが流れ、出発口へお客さんが入っていく。僕も最後尾で出発口へ入る。手荷物検査時に、リュックの中身まで念入りに調べられたが、もちろん異常なし。次の搭乗開始のアナウンスが出る前に、トイレを済ませ、目の前に駐機しているJA8377を使い捨てカメラで撮影。午後18:50分 搭乗が始まる。しかし、最初は前方部の客&子連れ客の優先搭乗だったので、座席番号27Aの僕は、もうしばらく待つ。次の後方座席の客への搭乗アナウンスが流れる。
ようやく搭乗開始だ。一人で通るブリッジはまた格別だ。(笑)ふと見ると、機長がこちらにピースをしてくれた。(この後、クソ真面目な副操縦士に睨まれていた機長でした。)座席27Aを探していると、CAさんに「お席はお分かりですか?」と聞かれたので、チケットを見せると、わざわざ案内してくれた。やはりJASはサービスがいい!(笑)27Aは、ちょうど主翼の真横に位置する。デッキから見ると、小さいウイングチップもドデかく感じる。その向こうには、爆睡(?)中のYS−11が見える。ここで驚く事が・・・。NALも到着しているはずなのに、この遅くに山側からアプローチ機が見える。何かと見ていると、何と!YS−11ではないか。実は、このYS−11は、先に到着したYS機に異常が見つかり、代用機として、鹿児島からフェリーしてきたものらしい。(帰って来てから、新聞で確認)実に珍しいものを見てしまった。午後19:05分 ほぼ定刻どおりにプッシュバックを開始し、第2エンジンからスタートする。機内まで聞こえるエンジン音が、飛行機ファンにはたまらない。(爆)いつもより奥の方までプッシュバックすると、YS−11(代用機)が横切っていく。そして、タキシング開始。天井に設置されているモニターで、非常用設備の案内放送が映る。今日は、タキシング経路の短い、RW11からの離陸のようだ。機体は、すぐに右折し、20秒程停止。そのまま推力を上げ、滑走路に正対。一気に加速を始める。滑走から10〜15秒ぐらいでエアボーン。グングン上昇しながら、右旋回を開始。(エアバンドで言えば、関西ディパーチャーに移管した頃だと思う。)離陸から、15分程で、巡航高度に達し、ベルトサインが消灯。夜なので、どこがどこだか分からないが、おそらく明石海峡大橋の辺りで、機長アナウンスが入る。「え〜、皆様、本日は、日本エアシステムをご利用下さいまして、ありがとうございます・・・・・以下略(笑)」一旦、巡航に入ると、暇・・・・・・・・・。窓の外を見ようにも真っ暗。仕方ないので音楽を聴く事に。ここから先は、変わった出来事がないので、中略します。




【上の続き】

時間的に離陸から、40分は経ったと思われる頃、シートベルトサインが点灯。降下が始まったらしい。僕は、機体降下時のなんとも言えない感覚が好きです。(笑)雲を抜けると、下はもう大都会。高度3000フィートぐらいで、一旦、降下を止め、再び、2000フィートぐらいまで下げる。とここで、左に羽田空港が見えてきた。・・・と思った瞬間、機体が大きく左へ曲がる。どうやら、Sさんが言ってた、RW16Lへのファイナルターンのようだ。あれはおもしろいと聞いていたが、確かにスリル満点で面白い。
機体はゆっくり降下していく。揺れも少ない。機長(牛丸)さん、かなりのベテランらしい。すごく着陸がスムーズに進んでいく。RW16Lの進入灯が見えた時、フレアを開始。これまた上手だ。機体は、ガタガタッ・・・と少し揺れ、リバースを掛ける。リバースを掛けて、10秒ぐらいで誘導路に離脱。誘導路を走行中、「皆様、当機はただいま、東京国際空港 羽田に着陸しました。航空機はさらに駐機場へと移動します。飛行機が完全に停止するまで、お席をお立ちにならないようお願い致します。」とアナウンスが流れた。そして、機体は、スポット1番へ駐機した。隣には、レインボーセブンとA300が、スティしてました。ボーディングブリッジを渡り、羽田の事は一切分からないので、前の乗客について行く。
案内板もあったのだが、前の乗客について行くのに精一杯で気が付かなかった・・・・・・・・・。そして、手荷物引き取り場へ出た。到着案内ボードに、『JAS 238 徳島 20:19 ただいま到着」という文字が出ていた。自分の手荷物を引き取り、出口に出ると、Sさんが迎えに来てくれていたので、そのままSさんの家へモノレールで行きました。




               




                      

搭乗記は、文字のサイズを最小にしてご覧になる事を強くお勧めします。

航空会社 JAS(日本エアシステム)
利用便 JAS238便
機材 Airbus A300−600R(JA8377)
座席 27A
搭乗マイル数 280マイル
出発ゲート
到着ゲート

同型機のA300−600R(レジは違います。)