搭乗記 Vol.4    JAL891便 大阪(関西)→那覇

今回は、2003年12月12日〜14日にかけて、僕の通っている中学校の小学校に行って来ました。その往路便のルポを書きます。最後までお付き合い下さい。

=今回の一言=

今回、次回と、2ログを修学旅行でのフライトとします。今回は、関西から沖縄へ行く往路でのフライトルポを紹介します。12月12日 かなり前から、楽しみにしていた修学旅行の日だ。もちろん、全ての日程が楽しみなのですが、一番の楽しみは飛行機です。(笑)当日、AM5:30に学校に到着。AM6:00に、まだ日が昇っていない薄暗い中、運動場へ集合する。そこで、出発式が開かれました。非常に長々とした校長のスピーチを終え、AM6:30 いよいよ出発。徳島市営バスのチャーター機(爆)に、乗り込み、出発。が、出発早々、さっそくハプニングが・・・なにやら、担任がキレている・・・。僕の班じゃないのだが、他の班の班長が、全員揃っているかを確かめる、点号を忘れていたらしい・・・。なんとか、全員揃っていたので、戻りはしなかった。その後、バスの中ではハプニングは起こらず、カラオケやゲーム大会が始まる。(僕は何もしなかった)しばらくして、 淡路SAにAM8:00頃到着。トイレを済まし、またすぐバスの中へ。AM8:40分頃、バスは、淡路SAを後にする。さらにさらにバスは、神戸を通過し、大阪へ。AM9:20分頃(だったかな?)に、ついに関西国際空港の連絡橋が見えて来る。連絡橋を渡っている時、ジャンボがRW24から、離陸。(航空会社は不明)今日は、RW24で運用しているらしい。バスは、関空のターミナルへ近づく。とそこへ!飛行機ファン(おそらく、このバスの中では僕だけ。)には、嬉しいプレゼントが。ちょうど、RW24のエンドでバスが前の車がモタモタしているとかで止まった。次の瞬間、その真上を、KLMオランダ航空の、B747−400がランディング。メチャクチャ迫力ありましたよ。(写真は撮れませんでした。)KLMの後ろからは、すぐにJALWAYSのDC−10が迫っている。しかし、このアプローチはバスが動き出した為に、見れずじまい。バスは、AM9:30に、国内線フロア入り口前へ到着、各自、荷物を取り出し、国内線フロアに進む。関空では、JAノLカウンターは少ない(?)らしい。旧JALカウンターが並んでいる。一番端の、「修学旅行専用カウンター」で、2列に並んで、座る。いよいよ航空券の配布が始まる。あらかじめ、先生に冗談で窓側にして欲しい。と頼んでいたのだが、航空券が配られ、座席確認すると、見事!窓側の22AをGET!(笑)先生、ありがとー。(爆)で、一番前の人から、順に赤外線手荷物検査機に入れてから、JALカウンターへ行く。僕は、後ろの方だったので、待ってました。しかし、みんな飛行機は初めてのようで、手荷物預けるのに、手間取っていたようだ。(ここで、また担任がキレた。(爆))待つ事、5分やっと僕の番だ。僕は、何度か飛行機に乗っているので、さっさと済ます。手荷物は、デカイ ボストンバッグだけ預けた。その後、また2列に並び、担任の誘導により、出発口へ。ここで、出発検査が行われる。X線検査に、デジカメや、小物を入れた小さいカバンを通す。異常なし。そのまま、担任の誘導で、70番ゲートへ向かう。この時点で、時間はAM9:55分 70番ゲートへ到着・・・したものの、肝心の搭乗予定機がまだ、到着していないようだ。しかし、ここは徳島空港ではない。関西空港だ。次々に、到着しては、離陸していくトラフィックで、暇を感じなかった。(・・・のは僕だけ?)。AM10:05分、僕らの乗るJAL891便に使用されるB767−300が、到着。こちらへ向かってくる。既にマーシャラーが誘導台に乗って、スタンバイしている。(誘導台に乗っているのを見たのは初めてです。)マーシャラーの誘導で、停止線上でピタッと停止。マーシャラーを改めて尊敬しなおしました。で、この機のレジは、JA8235。日本航空が導入したB763の2機目にあたるレジです。急ピッチで、折り返しJAL891便としての出発準備が行われる。パイロットは交代のようだ。ボーディングブリッジの階段から降りて、下で待っているパイロットと交代して、去っていった。AM10:35分頃、アナウンスが流れ、搭乗が開始される。今回は、僕らが先に搭乗するらしい。前から順番に改札口に航空券を通し、ブリッジを渡って行く。ブリッジの窓から、コックピットが丸見えだったので、使い捨てカメラでパシャッ!と撮影してから、機内へ。機内は、かなり暖房が効いていて、少し暑い。22Aに座ると、翼が真横に見える。隣のスポットには、トルコ航空のA340が止まっていて、その奥のJAL DC−10がプッシュバックを始めていた。AM10:50分 定刻にドアクローズ。ブリッジが離れる様子も見えた。すぐにプッシュバック。が、グランドのミス(?)で、トーイングカーが一旦止まる。この時、機体が揺れた。が、問題は無く、そのままRW24方向にターンして、停止。プッシュバックが完了し、トーイングカーが離れる。
今回使われた車両は、トーバーが付いていない、トーバーレスタイプのものでした。しばらくして、機体が少しずつ動き出すと、グランドさんが、こちらに手を振ってくれてるので、振り返しました。タキシング経路は覚えていませんが、ゆっくりしたスピードでタキシングしているのは覚えています。ここで、CAアナウンスで、「皆様、ただいま関西空港では、離着陸機ラッシュにより、大変混雑しています。機長からの連絡によりますと、当機の離陸は、4番目の予定です。あと5分ほど、お待ち下さい。」と説明された。しばらく、動いては止まり、動いては、また止まる状態が続いていた。すると、隣を、ノースウェストのB747−400が、トーイングされていった、スポット移動だろう。しかし、飛行機に乗っていると、ますますジャンボって大きく感じる。そして、この便の前に居た、JALのDC−10が離陸した後、
再びアナウンスが聞こえ、「皆様、大変お待たせしました。当機は、間もなく離陸いたします。お手元のシートベルトをもう一度お確かめ下さい。」と案内され、ゆっくりとRW24へ進入。ローリングテイクオフのようだ。滑走路に正対し、エンジン音が高まる。そして、全開。他のクラスメイトは、「きゃ〜〜〜〜」やら「うわ〜〜〜〜〜〜〜」とかばかり言っていました。滑走時間は、だいたい15〜30秒ぐらいだと思う。そして、機首が上がり、ふわりっ・・・と浮き上がる。離陸後すぐには曲がらず、真っ直ぐ進むようだ。離陸から、10分ほどで、シートベルトサインが消えた。下に、室戸岬が見え出した頃、お待ちかね、機長のアナウンスだ。と思ったら、「皆様、本日もJAL日本航空をご利用下さいまして、誠にありがとうございます。ただいま、機長は操縦で手が離せませんので、代わりに副操縦士から、皆様にご挨拶をさせていただきます。えー、現在、高度30000フィート メートルに直しまして、18000mのところを時速850Kmで、順調に飛行を続けております。(中略)それでは、快適な空の旅をお楽しみ下さい。また、徳島市立川内中学校の皆様、修学旅行でのご搭乗ありがとうございます。皆様の旅が、思い出深いものとなるよう乗務員一同、心からお祈りいたします。どうぞ、楽しんできて下さい。それでは、失礼致します。」というアナウンスでした。今日は、副操縦士からの挨拶でした。そして、機内サービスが始まったので、CAさんに、こっそり持ってきていたエアラインのフライトログブックの記入を頼み、アップルジュースをもらって、過ごす。飛行する事、1時間半ぐらい経った頃、CAさんが、フライトログブックと、ポストカード(JAL B762(新塗装)とJAL B744コックピット)を持ってきてくれた。CAさんにお礼を言って、フライトログブックとポストカードを小物バックにしまった。さらに20分ほど、経って、時刻はCAさんによると、PM12:50分らしい。そして、CAアナウンスが流れ、
皆様、当機は、あと15分ほどで、最終の着陸態勢に入ります。機内サービスを終了し、客室乗務員も着席します。お手元のシートベルトをお締め下さい。」と案内されると、同時に、シートベルトサインが点灯し、着陸の為の、降下が始まる。巡航中は、それほど感じなかった耳も痛みも降下が始まると、再び発生した。PM13:05 高度がおそらく6000フィートぐらいまで下がっている。フラップも2〜5度ほど、下がっている。さらに、降下を始め、フラップも10度ほど、下げる。下には、青と水色が混じった沖縄独特の海が広がっている。ここで、少し揺れるも、不快と思うほどではない。PM13:20 高度は、既に着陸に備え、2000フィートほど。すぐ近くに海が見える。とここで、大きく旋回。今日のRWは、今のところよく分からない。ここで、前方のスクリーンに、外の様子が映し出される。そして、ギアダウン。フラップは、25〜30度ぐらい下りている。バランスを保ちながら、順調に降下していく。滑走路は、もう目前。滑走路と見事に正対(アライン)PM13:25 那覇空港RW36にランディング。スラストリバーサーを全開にして、スポイラーも立ち上がり、減速を始める。それほどキツイGは、掛からない。誘導路名は分からないが、中央より少し行き過ぎたあたりの誘導路から離脱。フラップもだんだんと元に戻っていく。ここで、CAさんからの到着を告げるアナウンスが流れる。「皆様、当機はただいま、10分遅れで、那覇空港に到着いたしました。飛行機はさらに搭乗口へ移動します。危険ですので、お席を立たないようお願い致します。また、徳島市立川内中学校の皆様、長い間のご搭乗お疲れ様でした。どうぞ、お気をつけていってらっしゃいませ。本日のご搭乗ありがとうございました。」というアナウンスでした。そして、PM13:30分 那覇空港スポット23番へスポットイン。エンジンがカットされ、ボーディングブリッジが装着される。今度は、先に一般の乗客から降機。僕らは最後に降りた。その後、廊下を案内板を見ながら、ず〜っと進み、手荷物引取り場へ着き、各自自分の荷物を引き取って、到着客出口から、外に出た。これから、2泊3日の沖縄の旅行を楽しんだ後、再び、ANA106便にて、大阪へ帰ります。次回のフライトルポは、ANA106便を書きます。どうぞお楽しみに。


長い間、お付き合い下さいまして、ありがとうございました。






                      

搭乗記は、文字のサイズを最小にしてご覧になる事を強くお勧めします。

航空会社 JAL(日本航空)
利用便 JAL891便
機材 B767−300(JA8235)
座席 22A
搭乗マイル数 団体割引の為、貯められず
出発ゲート 70
到着ゲート 23

青い文字・・・機長挨拶
赤い文字・・・CAアナウンス

同型機のJAL B767−300