SCASM でシーナリを作るときは、まずソースファイルをエディタで書き、それを SCASM で コンパイルします。すると BGL ファイルができるので、それを MSFS の SCENERY ディレクトリに放り込んでやればシーナリが表示されるようになります。
一つの BGLファイルは、内部的には15個の「セクション」というものから成り立っています。大まかには以下の3つに大別されます。
もっとも、1つのシーナリにこの3つを全部作り込む必要はありません。 1つだけでも OK です。
なお、SCASM では上記3つをすべて作ることが可能ですが、 Synthetic シーナリやダイナミックシーナリを SCASM だけで作ろうとは 思わないほうがよいと思います。なぜなら、これらは GUI のツールで作った ほうが遥かに簡単だからです。SCASM を素で使ってもあまりいいことはありません。
そのため、ここではおもに Visual シーナリの作りかたに ついて述べます。