1999年9月12日
シャーロットタウン - ニューヨーク
さまざまな難関を何とか乗り越え、北米大陸に到着した世界一周の旅、次の目的地はニューヨークとしました。ここから先はあちらこちらの土地を実際に訪れたことがありますので、FSではどんな作りになっているかをゆっくり楽しみながらの旅にしたいと思います。
ニューヨークにはご存知のようにいくつも大きな空港がありますが、今回は私がナイアガラに行くとき(バッファロー空港)に利用したLa
Guardia空港に降りてみたいと思います。La Guardiaはマンハッタンからほど近いイーストリバーに面した国内線用の空港です。ここではShehryar
Ansari氏の作られたLa Guardia Airport Scenery (lga-98.zip)を使わせていただきました。このシナリーはこれまで見てきたアドオンの中でも群を抜いて詳細に作られています。ターミナルビルなどはまさにスゴイ!の一言です。但し詳細な分、メモリーを食っているため、スタティックなどを入れると簡単に周囲のシナリー(マンハッタンのビルや橋など)が飛びます。^^;)
ゲートも別シナリーになっていて、これを入れるとすでにメモリーがあふれますので、マンハッタン上空などはゲートを外し、タキシングからシナリーをオンとしました。
シャーロットタウンの今日の天気は相変わらずどんよりとした曇り空です。ニューヨークまでは571.2マイルと短いのですが、この前のこともあるので、念のため燃料は満タンにし、現地時間の1400、エンジンをスタートさせました。風はないようなので、RWY01からの離陸とします。今日も愛機のDASH
8は軽やかなエンジン音とともに離陸しました。
厚い雲に覆われたシャーロットタウンを後に
高度3000ほどですぐ雲海に入ります。雲を抜けるとそこは一面に青空が広がっています。これがあるからFSは止められません。(笑)GPSをKLGAにセットし、FL210まで上昇します。多少揺れがありますが、大したことはないので、このままの高度で巡航します。1時間ほどフライトすると下界の雲が切れて来ました。正面に見えてきた町並みはボストンのようです。
遠く右前方に見えるボストンの町並み
ボストンからはニューヘブンを越え、左手にハドソン湾とロングアイランドを眺めながらニューヨークへ向かいます。今日は下もよく見えるし、FS98のマニュアルにも詳細なマップとNAVAIDが出ていますから、本当に楽しい飛行です。
ハドソン湾上空を飛ぶ
上のスナップで右下に見えているのはSikorski Memorial Airportのようです。まもなくLa
GuardiaのATIS 127.05MHzを受信しました。風は全くありません。RWY 04からの着陸の指示です。LGAのVOR
113.10MHzを通過しての左旋回のbase turnでアプローチすることにします。残り60マイルを切ったところで降下を開始しました。
KLGAの上空、マンハッタン島を眺める
徐々に高度を下げながらマンハッタン島を右手に240度に向けて飛行を続けます。
ロワーマンハッタンのビル群とリバティ島
イーストリバーを下る形で高度を下げていきます。右手には貿易センタービルのあるロワーマンハッタンが見えます。右手にあるリバティ島にはあの自由の女神があるはずです。VORから10マイルを過ぎた地点で左旋回からファイナルアプローチに入ります。
La Guardiaへのファイナルアプローチ
詳細に作られたハンガーが並ぶ
ILSを参考に、ビジュアルでRWY 04へアプローチをかけます。風もなくゆったりと愛機はニューヨークの地を踏み締めました。
ユナイテッドのゲートを借りて、翼を休めることにしました。現地時間の1529到着、飛行時間は2時間29分、使用燃料は484ガロンでした。今日はニューヨークで一泊します。ブロードウェイにミュージカルでも見に行こうかな。