1999年10月24日
ダラス - デンバー
ダラスに駐在しておられる野村さんのお宅でゆっくりとさせていただき旅の疲れを癒させていただいたかずちゃんは、いよいよ日本に向けて旅の最終章を目指すことになりました。西海岸に向けてダラスからはダイレクトではギリギリなので、無理せず一旦コロラド州のデンバーで給油していくことにしました。デンバーも何年か前友人が留学していましたが、私自身は訪れたことはありません。
デンバーにはChristpher Gilbert氏の作られたDenver Intl. Airport (diafs98.zip)を使わせていただきました。この作品もGilbert氏らしい極めて精細な作りに感動させられますが、何分広々とした空港ですので、機体がないとちょっと寂しい感じは否めません。そこで久しぶりにダイナを配置させていただくことにしました。使いましたのはKlaus
Hinkel氏の作られたDenver Dynamic Scenery (dendynkh.zip)です。久しぶりに動く機体とともに飛ぶ楽しさを思い出させてくれました。
思い出のダラスを後に
翌朝、野村さんの車で再びラブフィールドまで送っていただきました。現地時間の朝8時ちょうど、お世話になった野村さんに心から感謝して、手を振りながら愛機のエンジンに火を入れました。ダラスは朝ぼらけですが、お天気はまずまずです。本当に楽しかった思い出を胸に31Rから離陸しました。
オクラホマからコロラドへ
ダラスからデンバーまでは564.6マイルです。巡航高度のFL180まで到達すると、方位314度で一路デンバーを目指します。下界にはぱらぱらと雲がかかっている程度ですが、大平原がずうっと広がっているだけで、ちょっと風景には面白みに欠けるところは否めません。でも逆に言えば飛んでも飛んでも大平原が続いているわけで、アメリカという国の広大さを改めて知ることができました。
単調なフライトを続けること1時間半ほどでデンバー国際空港のVOR 117.90MHzとATIS
125.60MHzを受信しました。風は189度から14ノット、視程は良好です。RWY26への着陸を指示されました。
デンバーへのファイナルアプローチ
左からのやや強めの横風を受けながらのアプローチです。でもマイアミで充分学習したかずちゃんは余裕で機体を降下させていきます。
RWY26へのランディング
大きくぶれることもなくピタリとセンターラインに着陸を決めることができました。横風の着陸テクニック、この旅最大の収穫かも♪
詳細に作られたハンガー
デンバーの空港はやたら広々作ってあって、RWY26からは延々とターミナルまでタキシングしていかなければなりません。途中にいくつも建っているハンガーなどはじつに精細に作られており、本当に感動してしまいます。
デンバー空港にスポットイン
現地時間の0909、デルタ航空のB757の隣にスポットインしました。飛行時間は2時間9分、使用燃料は448ガロンでした。