● 追加する計器パネルは大きく分けると二つの種類があります。
1: CFSデフォルトの計器(***.gauファイル)を使用するもの
2: 作者オリジナルの計器を使用するもの
ここでの計器とは、計器パネル(計器盤)ではなく、高度計や速度計といった個別の計器を指します。
計器パネルの構成は、
■ 計器盤 (BMP形式の画像) → 機体データフォルダ内の「Panel」フォルダ
■ 各種計器類 → CFS格納フォルダ直下の「Gauges」フォルダ
■ 「Panel.cfg」 ファイル → 機体データフォルダ内の「Panel」フォルダ
からなっています。 「Panel.cfg」 ファイルは、計器板画像の上にどのように各種計器を配置させるかを指定するものです。
つまり、計器盤と各種計器類は別々のファイルとして保存されています。
● 計器パネルの追加
計器パネルについては以上のような構成になっているため、先ほどの1と2では、インストールの方法が若干異なります。CFSデフォルトの計器を使用するパネルであれば、既に計器類は保存されていることになるので、パネル部分のみをコピーしてやれば使用できます。
1: CFSデフォルトの計器を使用するもの
「Panel」フォルダを上書きしてやることで使用できます。
例えば、デフォルトのP-51Dパネルを追加した機体で使用したい場合には、使用したい機体の「Panel」フォルダをP-51Dの「Panel」フォルダで上書きしてしまえばOKです。
(アドオンパネルでも、CFSの計器を使用するものは同様)
2: 作者オリジナルの計器を使用するもの
この場合は、「Panel」フォルダを上書きすると同時に、各計器類もコピーしてやる必要があります。
計器類(○○○.GAUファイル)は、通常は「Panel」フォルダではなく、CFS格納フォルダ直下の「Gauges」(ゲージ)フォルダに保存します。 解凍して現れたGAUファイルをこの「Gauges」フォルダへコピーします。
MSFS用パネルの使用
CFSやCFS2にFS用のパネルを入れると、視点切り替え時に引っかかりが生じたり、視界が狭くなったりします。
これを解消するには、Panel.cfgをメモ帳などで開き、次の一文を追加してやります。ちなみに、これをやるとデフォルトの計器以外は操作ができなくなりますので、シナリを追加して航法計器などを使う場合には向いていません。
サンプル>
[Window00]
file=sample.bmp
size_mm=800
window_size_ratio=1.00
position=4
visible=1
ident=0
window_size= 0.000, 1.000
window_pos= 0.000, 0.000
render_3d_window=1
[Window00]にrender_3d_window=1を追加します。
FS2000などでも有効かもしれませんが、計器操作ができないのでCFS向けかもしれませんね。
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