VODを使った楽しい(?)オブジェクトの制作

このコーナーではASD及びVODを使用したFS2Kのシーナリーの作成方法などを、あくまで私風に解説していきたいと思います。
その前に、VODの基本的なセットアップや使い方について習熟しておく必要があるかも知れません。FS関係のリンクには、数々の先輩方が作られた大変優れたチュートリアルが存在しますので、そちらの方を参考にされるとよいでしょう。


空港ターミナルビルを作ってみましょう。

まずは、作りたいと思う建物の外観などを、大ざっぱでいいですからイメージしておきましょう。
この作業に慣れないうちは、設計図などを描いてみるのもいいかも知れません。設計図と言っても、ムズカシく考える必要はありませんよ。
単なるラフスケッチのつもりでお気軽に。何も描かれていない白紙の上にペンを走らせるのは楽しいことですよ♪
これから作り出す作品のことに想いをやると、夢と希望がいっぱいですね。

建物の形状の把握は、とても大切なのです。デジカメなどを片手に散策してみるのもいいかも知れませんね。
私なんかは最初のころ、デジカメを持っていなかったので、北海道の寒空の下で空港をスケッチしていたこともありました(笑)。



でわでわ・・・ 上の図のように、大ざっぱにイメージを浮かべてみました。
幅120メートル、奥行き50メートル、高さ20メートルのビルを作ることとします。





VODを起動して、「FILE」メニューの「NEW MSO」というところをクリックします。
新しいマクロ(建物)を作り始めるときは、つねにこの「NEW MSO」を使うということを覚えておきましょう。





この建物を作るには、「キューブ2」という立体が便利かなと思いますので・・・ それをクリックしたところです。





では早速、先ほど考えておいた、建物の大きさを打ち込んでみます。
え〜と・・・ 幅120メートル、奥行き50メートル、高さ20メートルですね。いたって簡単ですね♪





さ〜て、今作ったマクロに名前を付けて、保存しておきましょう。
上の図のメニュー、上から5番目の、「Save file」というところで保存します。
ここでは、「TEST.SCM」と言う名前で保存しました。
また、青線のところ、「Save file ASD format」のところでも同名で保存しておいて下さいね。





次に、ASD内にある「macro.txt」に、このマクロのことを記述しておきます。
「macro.txt」は、「ASD」フォルダの中の「ASDesign」フォルダの中にあると思います。
それを「開き」、図のように記述して「保存」しておきます。

TEST.scm 0100 L Lo %Rotation=0 scale=1 MINVAL=2 V1=10000 RNG(km)=15 ELV(METL)=5.7

さあ、これでASDでこのマクロが使えるようになりました!




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